高知県民が好む『そこらへんの草』の正体 投稿に「知らなかった!」「他県民は食べないの!?」
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約5000本の『花桃』が咲き誇り… 絶景に「現世とは思えない」2025年4月1日、フォトグラファーのAyuMi(@a_yumi0425)さんは、Xに『花桃』の絶景を収めた写真を投稿しました。「長野県には桃源郷があります」というコメントとともに、公開された1枚がこちらです。

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- 出典
- @tada2547
「こっちは高知県民が大好きな、そこらへんの草!」
全国の人に向けて、高知県民にまつわる紹介を行ったのは、高知県高岡郡にある、有限会社多田水産のTwitterアカウント(@tada2547)。
同アカウントによると、多くの高知県民が『そこらへんに生えている草』を好んでいるのだとか。人によっては、その言葉の響きにギョッとしてしまうでしょう。
しかし、同アカウントは何もウソをついていません。なぜならば、本当に高知県民は『そこらへんの草』を食しているのですから…!
『そこらへんの草』の正体は、全国各地の山間に生えている、多年生草本のイタドリ!
高知県では代表的な山菜として知られており、イタドリを使った料理は県民の間で『ソウルフード』や『郷土料理』として、長年親しまれています。
同アカウントによると、しっかりと下処理をした上で塩を付けたり、『イタドリご飯』にしたりといった調理方法がオススメとのこと。
『そこらへんの草』だったとは思えないほどの、シャキシャキとした歯ごたえや味わいが楽しめるようです!
高知県ではなじみの料理である一方で、他県ではあまり口にすることのない、『そこらへんの草』ことイタドリ。
投稿を見た高知県民以外の人からは「食べられるだなんて知らなかった!」「『スカンポ』だ!懐かしい!」といった驚く声が寄せられました。
また、そういった反応を目にした高知県民からは「ウソでしょ、他県民は食べないの!?」という声も。
高知市や農林水産省のウェブサイトでは、イタドリを使った煮物や油いためのレシピを紹介しています。気になった人は、『高知県の味』を楽しんでみてはいかがでしょうか!
[文・構成/grape編集部]