「助けてくれてありがとう」 長い間、鎖に繋がれていた牛が解放され…
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約5000本の『花桃』が咲き誇り… 絶景に「現世とは思えない」2025年4月1日、フォトグラファーのAyuMi(@a_yumi0425)さんは、Xに『花桃』の絶景を収めた写真を投稿しました。「長野県には桃源郷があります」というコメントとともに、公開された1枚がこちらです。

『被害者のような顔』をする柴犬 理由に「そりゃ睨まれるわ」「笑った」こちらを『チラ見』する柴犬の、おもちくん。体には、飼い主さんがなで回したであろう手形がくっきりと付いていました。
柵と柵のわずかな隙間から顔を出す何匹もの牛たち。鎖で繋がれ、身動きのできない狭い小屋に閉じ込められていました。
どのような対応を受けていたのかは定かではありませんが、伸びきった皮膚と汚れた体が劣悪な環境を物語っています。
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このひどい状況を発見したのがクリスチャンさん。特に彼の心から離れなかったのは、後にバンディットと名付けられる雄牛でした。
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クリスチャンさんはSNSを通じて、Gut Aiberbichlという動物保護団体に助けを求めました。Gut Aiberbichlは、馬や牛、豚や山羊などの大型動物の保護に力を入れており、オーストリアとドイツに広大な保護地区を持っています。
そして、Gut Aiberbichlをはじめ世界中からサポートを受けたクリスチャンさん。
ようやくバンディットが鎖から解放される日。バンディットが自由になった瞬間の姿は、多くの人々の心を打ちました。
解放された瞬間、まるでダンスをしているかのように飛び回るバンディット。干草に頭を突っ込み、一歩ずつ確かめるように走り回ります。
そして、鎖から解放してくれたクリスチャンさんに何度も駆け寄り、体をすり寄せます。まるで「ありがとう」と言っているかのような瞳です。
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この後、バンディット以外の牛たちも無事に保護され、現在はGut Aiberbichlの保護地区で元気に走り回っているとのこと。
Gut Aiberbichlのメンバーたちは、「最期を迎えるその時まで、しっかりと面倒を見る」と約束してくれたそうです。
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