Microsoftの新しい第11世代Surface Pro、15インチM3 MacBook Airに匹敵する性能
Qualcommのチップ技術がAppleシリコンに追いつきつつある
MicrosoftがCopilot+ PCとして発表した新型Surface Pro(第11世代)は、M3チップを搭載した15インチMacBook Airより高速に動作するという。Copilot+ PCを発表したプレスリリースの中には、マルチスレッドパフォーマンスを58%上回っており、電池持ちはウェブブラウジングで15時間、ビデオ再生で22時間も持つと記載されている。
15インチMacBook Airは「最大15時間のワイヤレスインターネット」を謳っておりSurface Proと同等だが、ビデオ再生は「最大18時間のApple TVアプリのムービー再生」としておりSurface Proが20%上回っている。
They outperform Apple’s MacBook Air 15” by up to 58% in sustained multithreaded performance, all while delivering all-day battery life. With incredible efficiency, Copilot+ PCs can deliver up to 22 hours of local video playback or 15 hours of web browsing on a single charge. That is up to 20% more battery in local video playback than the MacBook Air 15”.
The Vergeによると、実際の検証でも性能が上回っていたという。ウェブブラウジングを再現した電池持ちの検証では16時間56分持ち、MacBook Airより1時間半も長かった。動画再生の検証でも20時間を上回っており、MacBook Airは17時間45分で電池を使い切った。
実世界のパフォーマンスは使ってみなければ分からないが、少なくともQualcommのチップ技術がAppleシリコンに追いつきつつあると捉えて間違いないだろう。
Surface Proは一部のAppleユーザーが熱望する「タブレットとしても使えるパソコン」だ。Snapdragon Xシリーズチップを搭載し、13インチの有機ELディスプレイが選択可能になった。重さはわずか895gとなっており、13インチMacBook Airと比べても345g軽い。NanoSIMを挿すことができ、有機ELモデルは295,680円から購入できる。
MicrosoftがSurface ProをMacBook Airと比べた点は興味深い。同時にCopilot+ PCシリーズとして、13.8インチと15インチの新型Surface Laptopも発表している。
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