com_get_active_object
すでに実行中の COM オブジェクトのインスタンスへのハンドルを返す
&reftitle.description;
variantcom_get_active_object
stringprog_id
intnullcodepage&null;
com_get_active_object は、新しい
オブジェクトのインスタンスを作成することに
似ています。しかし、オブジェクトがすでに実行中の場合には
そのオブジェクトが返されるという点が違います。
OLE アプリケーションは、既知のアプリケーションを一度だけ起動させる
ことを許可するために、"Running Object Table" というものを使用します。
この関数は、実行中のインスタンスのハンドルを取得するために
COM ライブラリ関数 GetActiveObject() を公開します。
&reftitle.parameters;
prog_id
prog_id は、アクセスしたいオブジェクトの
ProgID あるいは CLSID (たとえば Word.Application)
である必要があります。
codepage
クラスの場合と同様の働きをします。
&reftitle.returnvalues;
要求されたオブジェクトが実行中の場合は、他の COM オブジェクトと
同様にスクリプトへ返されます。
&reftitle.errors;
この関数が失敗する
理由はさまざまなものが考えられますが、最も一般的なのは
オブジェクトがまだ起動していないことです。そのような場合、
例外のエラーコードは MK_E_UNAVAILABLE
となります。例外オブジェクトの getCode
メソッドを使用することで、例外コードの内容を調べることが可能です。
&reftitle.changelog;
&Version;
&Description;
8.0.0
codepage は、nullable になりました。
&reftitle.notes;
Web 環境で com_get_active_object を使用する
ことは、あまり良い考えではありません。ほとんどの COM/OLE
アプリケーションは複数のクライアントから同時に利用されることを
考慮していないのです。(あの) Microsoft Office でさえもです!
この件に関する一般的な問題についての詳細な情報は、Considerations for Server-Side
Automation of Office を参照ください。