2025年01月04日 20時00分レビュー

楽な姿勢でマウスを握れる＆ベアリング搭載でスムーズにボールが転がるエレコムのトラックボールマウス「M-IT11DRBK」を使ってみた

エレコムが2024年3月からワイヤレストラックボールマウスの「M-IT11DRBK」を販売しています。エルゴノミクスデザインを採用することで楽な姿勢で操作できるほか、ボールをベアリングで支持することでまるで空中に浮いているような操作感が味わえるとのこと。そんなM-IT11DRBKを触る機会を得たので、実際に外観や使用感をチェックしてみました。

2.4GHz無線トラックボール "IST"5ボタンベアリングモデル - M-IT11DRBK
https://www.elecom.co.jp/products/M-IT11DRBK.html

M-IT11DRBKの外箱はこんな感じ。本体カラーには「ブラック」「ホワイト」の2種類があり、今回レビューするのはブラックです。

箱の中には、M-IT11DRBK本体と取外しツールが入っていました。

エレコムのトラックボールマウス・M-IT11DRBKの付属品はM-IT11DRBKと取外しツール

M-IT11DRBKを上から見るとこんな感じ。サイズは幅96mm×奥行き126mm×高さ52mmです。

中央にはマウスホイールや左右のクリック、電源スイッチ、「進む」ボタン、「戻る」ボタンがあります。なお、電源スイッチを除く各ボタンは専用ソフトウェア「エレコムマウスアシスタント」を用いることで別の機能を割り振ることが可能です。

左側面にはトラックボールが搭載されています。

底面には電池用のフタとトラックボール取り外し用の穴。PCとの接続に用いるUSBレシーバーも収納されています。

エレコムのトラックボールマウス・M-IT11DRBKの裏面にはUSBレシーバーなどが収納されている

電池用のフタを開けるとこんな感じ。M-IT11DRBKは単三電池1本で駆動しますが、最初から電池が入っているため別途購入の必要はありません。

底面の穴からペンなどでトラックボールを押すと、ボールを取り外すことが可能。

エレコムのトラックボールマウス・M-IT11DRBKのトラックボールをペンで押し出して取り外す

トラックボールを取り外すと、搭載されたセンサーやベアリングなどを確認できます。

トラックボールを取り外したエレコムのトラックボールマウス・M-IT11DRBKの内部

また、付属の取外しツールを用いることでベアリングを取り外すことが可能。別売りの人工ルビーユニットに交換することもできます。

電池とUSBレシーバーを含んだ状態での重量は実測141g。

M-IT11DRBKをPCに接続するには、付属のUSBレシーバーをPCのUSBポートに挿入します。

天面の電源スイッチをオンに切り替えて接続は完了です。

M-IT11DRBKを持ってみるとこんな感じ。トラックボールマウスであるM-IT11DRBKは、一般的なマウスと異なりボールを動かしてカーソル操作を行います。そのため、自然と親指がボールに触れることになります。

以下はM-IT11DRBKのクリック音やボールを転がす音を確かめてみた動画です。クリックのたびに「カチカチ」という比較的大きな音が響くため、カフェや図書館など静かさが求められる場所では注意が必要。それでも一般的なマウスと異なりカーソル操作のためにマウス自体を動かす必要がないため、動かしたマウスが机に当たる音は発生しないことが特徴です。

エレコムのトラックボールマウス「M-IT11DRBK」のクリック音やトラックボールを転がす音はこんな感じ - YouTube