火星で1人ぼっちになった宇宙飛行士の生死をかけたサバイバルを描く映画「The Martian」予告編
映画「グラディエーター」でアカデミー賞作品賞を受賞したリドリー・スコット監督が、アメリカでベストセラーになったSF小説「The Martian(邦題:火星の人)」を映画化したのが「The Martian」です。マット・デイモンが演じる主人公の植物学者が火星で1人ぼっちになってしまい、地球からの救出が来るまで何とか生き延びようとするサバイバル姿を描いた予告編が公開されました。
The Martian | Official Trailer [HD] | 20th Century FOX - YouTube
「全ての人間は『助け合う』という本能を持ち合わせています」
「私が山で遭難したら、人は協力しあって捜索してくれます」
「もし地震が大都会を襲ったら、世界中の人が救援物資を届けてくれる」
「『助け合い』は、全ての文化に例外なく存在します」
そんな助け合いの精神は地球外にも届くのでしょうか?
有人火星探査で火星を調査中のチームに襲いかかったのは巨大な大嵐。
土やホコリが舞い、前もほとんど見えない状況のクルーたち。
しかしながら、探査を中止する選択はナシ。
マット・デイモンが演じる主人公の植物学者マーク・ワトニーは大嵐の火星を探査中。
そこへ嵐で飛ばされた宇宙船のアンテナのようなものが……
直撃。
捜査の末にワトニーを発見できなかった作戦本部は「ワトニーが死んだ」と発表します。
しかしながら……
ワトニーは吹っ飛ばされながらもかろうじて生きていました。
宇宙船になんとか戻ったワトニー。
しかしクルーはすでに帰還した後。たった1人火星に取り残されたというわけです。
NASAと連絡を取りあう方法はありません。
クルーたちでさえもワトニーは死亡したと思っています。
地球から火星までレスキューが来るとしても、最短で4年かかります。
ワトニーが避難している宇宙船には1カ月半生き残れるくらいの食糧や水しかありません。
絶望的な状況の中、ワトニーは自らの知識を生かして生き残ると決意。
火星で植物を育てることは不可能。
そこでワトニーは宇宙船の中に土を敷き詰め植物を育てることにします。
残った食糧を利用して……
植物を栽培。
助けを求めるためにNASAと連絡をとるべく機材を修理。
機材を火星に設置し、何とかNASAに生きていることを伝えようとします。
そして奇跡が起こります。
「新しいメッセージを受信」
「受信しているか?」
ワトニーからのメッセージに歓喜。
「信じられない」という表情を見せる職員も。
ついにNASAと連絡を取ることに成功。
「ワトニー、我々はあなたを助けに行きます」
NASAから助けが来ることになり、ワトニーは喜びを爆発させます。
ただし、地球から火星まで助けが来るのは最短でも4年……。
しかも火星に向かうクルーにも危険は待ち受けています。
家族の再会を願うワトニー。
生還を望む人々。
必至に生きようとするワトニー。
体力にも精神にも大きな負担がかかります。
ワトニーを救うべく立ち上がったクルー。
ワトニーは立ちふさがるさまざまな困難を乗り越えて、救助隊が来るまで生き残ることができるのでしょうか?
クルーは無事にワトニーを救出し地球に戻れるのでしょうか?
「The Martian」は2015年11月25日にアメリカで公開予定で、日本での公開は未定です。
・つづき
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