濃厚な肉の味で心が満たされていく「味噌仕立て肩ロース煮豚」試食レビュー

スーパーなどで煮豚を買おうとすると、通常は切り分けられ小さなパッケージで売られていますが、大きな肉の塊のまま販売されていて好きなサイズに切って楽しめるのが米久の「味噌仕立て肩ロース煮豚」(税込1458円)。その名の通り味噌で味付けされており「味噌カツの味に近いのだろうか」と気になったので、実際に食べてみることにしました。
外観はこんな感じ。

内容量は700グラムで、大きな肉の塊です。

タレにつけ込んだ煮豚がパッケージには入っているのですが、そのタレには煮豚の脂が溶け出している模様。

原材料です。使用されているのは豚肩ロース肉で、味付けには味噌以外にはねりごま、テンメンジャン、おろしにんにくなどが使用されています。

ちゃんと食べ方も記載されており、1センチくらいの大きさに切り分けて、これ1本の半分の量につきレンジで3分30秒加熱するだけと、手軽に作ることができます。

早速開封です。味噌の匂いがするかと思っていたのですがそんなことは無く、缶詰の肉の濃い匂い。

袋から出してみました。大きさや色からしてまるで木のような感じ。

タレは粘度が高く肉にベッタリと絡んでいます。

ラードのような油脂もちらほら。

厚みもしっかりとあり、iPhoneと同じくらいです。

1本の半分を約1センチくらいの厚みに切り分けていきます。

肉の中には脂も見え、誘惑に駆られ加熱する前に食べてしまいそう。

皮に近い部分に脂が多い赤身肉。我慢しきれず少し食べてしまいましたが、脂肪の部分が固まってローソクのようになっているので、これは加熱した方が良さそうです。

ということで、ラップをして電子レンジで3分30秒加熱します。焼いたりする必要がなく、レンジでチンするだけなのでお手軽です。

こちらはパッケージに残されたタレ。

味は焼肉のタレをマイルドにした感じで、スパイスなどの刺激も感じることが無く、クセの無い甘辛い味がストレートに伝わってきます。ただ、味噌仕立てという割にはあまり味噌の味は感じられず。味噌カツのようにガッツリとした味噌味では無いです。

加熱が完了しました。開けた瞬間、ジュワーッという脂の弾ける音が聞こえます。また、温めている最中に肉が「ポンッ」と弾け肉片が飛ぶことがあるので、しっかりラップしましょう。

先ほど肉の間に見えていた脂も熱で溶け、肉全体がテッカテカになっています。

肉に染みこんだダシの香りと肉の風味がドンドン食欲を刺激。

まずは、先ほどのタレをかけていきます。まるでステーキソースをかけているような感じ。

肉の真ん中までしっかりタレの味が染みこんでいますが、調味料の味しかしなかったり、やたらと甘ったるいということはなく、脂の乗った肉の濃厚な味が楽しめます。甘ったるい砂糖のノッペリとした味はしないので、「肉は塩味であっさり食べるのが好き」という人にもオススメ。

しっかりと煮込まれていて肉は全体的に柔らかなのですが、特に皮に近い部分は角煮のようにトロトロになっている部分があり、これがまたウマウマ。脂が多いにも関わらず口溶けはあっさりとしていてベッタリした感じがしないのもグッド。ご飯が無くても肉だけで楽しめます。

肉自体の味が濃厚でかつタレもしっかり染みこんでいるので、「むしろタレはかけなくてもいいのでは?」という意見もありました。

編集部内で食べたところ、あっさりと第一陣が無くなり、第二陣を作っても速攻で無くなってしまうほどに人気だったので、大勢で食べる場合は譲り合いの精神で、奪い合いにならないよう注意したいところです。

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in 試食, Posted by darkhorse_log
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