カメラや高解像度液晶を備えた第4世代「iPod touch」を分解した写真が公開、iPhone 4との比較も

日本時間の9月2日にiPhone 4と同じ解像度のディスプレイや前面および背面カメラなどを搭載し、無線LANを利用したテレビ電話「FaceTime」にも対応するなど、高い性能を実現した第4世代「iPod touch」をAppleが発表しましたが、さっそく手に入れて分解した写真が公開されました。
まだApple公式ページで注文しても発送に2~3週間を要するとされる新型iPod touchですが、中は一体どうなっているのでしょうか。iPhone 4との比較なども掲載されています。
詳細は以下から。
iPod Touch 4th Generation Teardown - iFixit
従来モデルのiPod touch(左)と新型iPod touch(右)を並べたところ。

新たにカメラが搭載されたところが大きな特徴です。

テレビ電話用にマイクも搭載。iPhone 4のマイクに採用されているノイズキャンセリング機能は搭載されていません。

分解のために、熱で接着剤を溶かしています。

開くとこんな感じ。

液晶ユニット。サイズは3.5インチ、解像度は960×640です。

続いてドライバーでネジを外します。

ネジを外すと基板などが見えました。

中央にはバッテリー。リチウムポリマー充電池を採用しており、仕様は3.7V、3.44Whrです。

底部のネジを外します。

これがイヤホンジャック。Appleから製造を受託しているFoxconnのロゴが入っています。

今度は基板を取り外します。

底面にもネジがあるので注意。

ディスプレイユニット。

iPhone 4(上)と新型iPod touch(下)のディスプレイを同じものを表示させて比較したところ。iPhone 4は視野角の広いIPS液晶を採用していますが、新型iPod touchの液晶は視野角があまり広くありません。

これが前面カメラ。サイズは4.9mm四方で、厚さは2.5mmしかありません。

背面カメラ。前面のものと同じく、iPhone 4のものよりも低い解像度となっており、オートフォーカスもありません。

各パーツを並べるとこうなります。

iPhone 4に近いスペックであるかと思いきや、ところどころでグレードダウンしたパーツが用いられているようですが、あくまで音楽プレーヤーとして考えた場合、新型iPod touchのポテンシャルは非常に高いと言えるのではないでしょうか。
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