CPUは2GHz、最新技術の粋を集めた超ハイスペックなAndroidスマートフォンが登場へ
国内でソニー・エリクソンの「Xperia」が好調な売れ行きを記録しているほか、初めてアメリカでシェアがiPhoneを上回るなど、存在感を増しつつあるAndroidスマートフォンですが、最新技術の粋を集めた超ハイスペックなAndroidスマートフォンが登場することが明らかになりました。
現行のハイエンドスマートフォンで採用されている1GHzのプロセッサを搭載したクアルコムのSnapdragonプラットフォームを圧倒する2GHzのCPUが搭載されるだけでなく、最新技術の粋を集めたモデルとなるそうです。
なお、上記画像はモトローラが2009年11月に世界初の「Android 2.0」採用モデルとして発売した、「iPhoneキラー」と名高いスマートフォン「Droid」です。
詳細は以下から。
Motorola to launch 2GHz Android phone in 2010 - Know Your Cell
Motorola Responds To The iPhone 4: A 2 GHz Android Phone | ConceivablyTech
これらの記事によると、クアルコム出身で現在モトローラの共同経営責任者のSanjay Jha氏が、自身が持つモバイル機器産業のビジョンについてのトークをアメリカのシカゴで行ったそうです。
Jha氏はスマートフォンのハードウェアスペックの向上およびアプリケーションの充実などによって、多くの企業が従業員に業務用としてノートパソコンではなく、スマートフォンを貸与する時代が2年以内に訪れ、モバイルパソコンは数年以内に死滅すると述べたとのこと。
また、Jha氏はモトローラが新たなハイエンドスマートフォンを年内に発売する計画であることを明かしており、プロセッサには従来モデルを圧倒する2GHzのものが搭載されるとしています。
ちなみに気になる詳細なスペックですが、匿名を条件にインタビューに応じたモトローラの幹部によると、iPhone 4のようなジャイロスコープや、Flashコンテンツを快適に表示するためにNVIDIAのTegraベースのグラフィックスプロセッサを搭載するなどした、最新技術の粋を集めたAndroidスマートフォンになるそうです。
なお、新型スマートフォンが採用する2GHzのプロセッサについては、現在クアルコムが提供している1GHzのSnapdragonプラットフォームを発展させたものになるのではないかとみられています。
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