冷蔵庫内が空っぽならメモする手間も省けるよ。さしすせそとかは「全部ある」って覚えておくし。

買い物に行くときに何をメモっているだろうか。お腹が空いてない状態で、冷蔵庫等を覗いてメモをして行くのは、無駄遣いを省ける常識かもしれない。今日は買い物に行こう。今朝は昨日買い物をサボったせいで、冷蔵庫や食品を入れてある引き出しにタンパク源になりそうなものが1つもなかった。ひとまず朝ご飯に小さなお握りと野菜のスープが残っていたので食べた。お茶に辛うじて残っていた豆乳を入れて飲む。ぐずぐずしていると買い物に行かないで非常食に手をつけそうなので、着替えて早速出た。早く動かないと腹を空かせて出かけてしまって、面倒臭くなり、近くのカフェでがっついてしまう。アブナイアブナイ。

話は冒頭のメモに戻る。冷蔵庫を空にする人は本当に少ないのだろう。おそらく多くの人は中を眺めて、少しの食材が残っているのを確認まではして、これから食べたい、もしくは必要だと思う物をメモするのだろうと思う。自分は結構そうだった。今は冷蔵庫に「ある物」をメモする。残っている物を確認するのだ。調理のときに必要なさしすせそがあることを確認する。みそや酒、醤油など。ある。小麦粉や片栗粉、米、パスタや蕎麦の残りの分量、油も見る。一応調理が出来る程度の調味料がちゃんとあることは大事である。店に行ったときにたまたま安売りされているからと言って、家に残っているのにもかかわらず買ってしまうことも防げるのだ。

そして、野菜などの残りがどの位あるのかを確認する。切れ端程度だが、残っている物から使いたいので、残っている物に何かこれから足して買うことで作れる物を考えたい。ちゃんと確認してみたら実はもう1、2食おかずが作れることに気が付くこともあるのだ。「なんだ、ある。」と買い物を先延ばし出来るし、もしくはそれを食べてから出ることも出来る。もう少し家でゴロゴロ出来て、しかも満腹で買い物に出られるから無駄遣いを防げるのだ。

そんな全部なんてメモ出来ないよ、と言う人がいそうだ。最近の大きな冷蔵庫にたくさん食材が残っていたとしたら、メモするのが大変そうである。だが、現状としてはメモが大変=残っている食材は使い切れていないことを示す。そもそも今すぐ買い物に行く必要はないことを知るのではないだろうか。残っている食材を確認してメモするのは客観的に目に見えていいと思う。その後の食事プランも考えやすい。

残っている食材メモは買い物をするときにとても役立つ。とは言っても自分の冷蔵庫には、ほぼ食材が残らない。数点、メモして覚えてしまう程度である。それでも記憶が明確になるのでとてもいい。そうやって買い物に行き、そのときの気分で食べたい物や安売りしている物をメモの食材とを合わせた料理を頭に浮かべながら選べる。

今更だが、家にいるときに考えていた料理より、店で目の前にある食材の方が魅力的だ。だから美味しそうな誘惑に負けて、結構自分は失敗もしている。ほんの数分前の過去に考えた自分のプランよりも、今の気分が大事で優先してしまうからだ。それでも理想のプラン通りに・・・と思う自分がいて、目の前の美味しそうな物を食べないなんて今を生きている意味ないじゃないかと思う自分もいて、葛藤してしまうので面倒くさい。店に出ている美味しそうな食材を見ながらメモを見て検討し、料理をその場で考えてプランを立てた方が良いことにやっと気が付いたのだ。馬鹿っぽいよなぁ。

とは言っても、店で考えたプランはそれほど浮かばないから、結局定番の魚を買い、他にすぐ食べるための美味しそうな食材を2、3食分位だけ料理をイメージして考えて買って来る程度である。どちらかと言うと、同じものを食べるのが多いかもしれない。定番を半分、気分で楽しみに料理するもの半分。そんな感じだ。

とりあえず買い物は出来た。また暫く家にもこもれる程度はある。書いている途中に合唱の友人からメールが入った。「やっとケーキ屋に行けた!」とのこと。ケーキの感想は後日。店主が対応していなかったようで、おまけがもらえなかったようだ。残念。今度、焼き菓子を持って行くかな。食べてもらいたいお菓子がたくさんある。

では今日はこのへんで。