BS-NHKとBS松竹東急でオンエアされた映画を録画して
ポツポツ視聴しているのですが、一つ一つレビューを書かんでもいいかな、
ということでザックリと第九回。
ゴーン・ガール【吹き替え版】
五回目の結婚記念日、妻が姿を消した――。
夫ニックは警察に通報し、
妻の両親と共に、捜査への協力を呼びかける活動を開始したのだが……。
さすがフィンチャー監督、
映像はスタイリッシュでカッコイイし見応えのある作品なのだけど……
長ぇなぁ(笑)。
理想の相手に巡り合えたと信じて結婚した夫婦が、
時間の経過と共に互いの本性を察し、いわゆる倦怠期に。
経済的な問題や身内の事情もあって
生活の拠点・様式がガラッと変わってしまったことで
フラストレーションを募らせた妻が、
夫の不倫を知って彼を罠に嵌める作戦を立てた――という話なんですけれども、
確かに夫はクズ野郎だが妻のサイコっぷりが凶悪で、むしろ笑えてくる。
鑑賞前、一番「?」だったのは三十代後半の妻がガールと称されている点ですが、
すぐに理解できました。
妻エイミーの母は著名な児童文学作家で、
自作のヒロインをアメイジング・エイミーと名付けてシリーズ化したため、
現実のエイミーは
分身であるフィクションの中のアメイジング・エイミーのモデルとなったり、
逆にアメイジング・エイミーの活躍に鼓舞されて華麗な経歴を歩んできたり
していたのでした。
エイミーはパーソナリティ障害っぽいんだけど(毒)母のせいだよね、多分。
結婚して子供を儲(←あ、こっちの字で合ってますよ)けようかと
考える年頃になっても、まだ母の支配下から抜け出せていないというか、
アメイジング・エイミーなる着ぐるみに包み込まれたままなのでしょう。
束の間の自由を手に入れて自堕落になって飽食からのブクブク🐽……の流れが
一番面白かった(また痩せて元に戻ったけど)。
それにしても無理やりニックと2ショット写真を撮るインスタグラマー(?)
あの女が一番ムカついたわ💢
マイノリティ・リポート
殺人事前予知システムが運用される2054年のアメリカ、ワシントンD.C.。
犯罪予防局の刑事ジョン・アンダートンは
自身が殺人犯になってしまう予知映像を見て驚愕。
被害者に心当たりはなく、
当然動機も持たない彼は逃亡し、真相を究明しようとする――。
前半はテンポよくカッコイイ近未来映像がサスペンスフルに展開していくのだが、
真犯人が判明してからが長い……💧
ともかくも、治安維持のためとはいえ、
市民が――虹彩のチェックでもって――ガッチガチに監視されていることに
ゲンナリ。
嫌ですわぁ。
ところで、予知者(プレコグ)アガタが
ジョン&ララ夫妻の子供について語るシーンで、
行方不明の息子が無事に帰ってくるのか?――と思ったら、違いましたね。
復縁した夫妻が新しい命を授かり、その子が……ということだったのねん。
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