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「Windows 11 バージョン 22H2」で導入されたばかりの「Suggested Actions」(推奨されるアクション)が非推奨に

日本ユーザーへの影響はほぼなし

「Suggested Actions」(推奨されるアクション)

 「Windows 11 2022 Update」(バージョン 22H2)で導入されたばかりの「Suggested Actions」が、非推奨リストに加えられた。米Microsoftが12月12日(現地時間)、自社のサポートサイトで明らかにしている。

 「Suggested Actions」(推奨されるアクション)は、選択されたテキストに応じてさまざまなコマンドをポップアップで提案する機能。たとえばテキストが電話番号であればメッセンジャーアプリでコールする、未来の日付けであればカレンダーアプリにその日のイベントを登録するといったコマンドが提案される。

 ただし、提供が明言されているのは米国、カナダ、メキシコのみ。日本では利用できなかった。非推奨化されたとはいえ、日本ユーザーへの影響はほぼないだろう。

 この機能は将来バージョンのWindows 11から削除される。代替ソリューションは示されていないが、「Copilot+ PC」でテスト中の「Click to Do」などに期待したい。「Click to Do」であれば、画像に埋め込まれたテキストなどに対しても機能する。