どうもエイトシーです。
さああああああて、ネタバレありで本作について語るぞぉおお!!!!
まだ観てないそこのあなた!!!頼むからこの記事を見んでくれ!!!!けえってくれ!!!!!こんな記事クリックするのにネタバレ無しで本作を見ない選択肢をとるのは人生の損失ですッ!!!!!!!!頼む!!!!!!!!!!!!!!!!劇場に行ってくれぇ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!今ならまだ間に合うからぁあぁあああああ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
ちなみに、ネタバレなし版は第一章になるので、映画見た人も一旦そっちから見てください。
・あらすじ
人類が増えすぎた人口を宇宙に移民させるようになってすでに半世紀が過ぎていた。
地球のまわりの巨大な人口都市は人類の第二の故郷となり,人々はそこで子を産み,育て,そして死んでいった。
宇宙世紀0079。
地球に最も遠い宇宙都市サイド3は,ジオン公国を名乗り地球連邦政府に独立戦争に挑んできた。
この1ヶ月余りの戦いでジオン公国と連邦軍は,総人口の半数を死に至らしめた。
人々は,自らの行為に恐怖した。
戦争は膠着状態に入り,8ヶ月余りが過ぎた。
サイド7に侵入したジオン公国の少佐、シャア・アズナブルは、連邦軍のV作戦の要、試作型モビルスーツ、RX-78「ガンダム」と、その運用艦である「ペガサス」の鹵獲に成功。以降、シャアはこのガンダムを乗機として一年戦争に身を投じていく。戦いの中ニュータイプ能力に覚醒したシャアは、サイコミュ兵装を追加した「赤いガンダム」に乗り込み、同じくニュータイプの「シャリア・ブル」と共に、一年戦争の最終決戦に挑む。その最中、赤いガンダムのサイコミュが暴走を起こし、「ゼクノバ」と呼ばれる爆発を起こし、シャアは消息を絶ってしまう……
宇宙世紀0085、シャアの消失から5年後、ジオン公国の中佐になったシャリア・ブルは、コロニー「サイド6」に訪れた。そこに、五年前に消息を絶った「赤いガンダム」が再び現れる……
……今書きながら「やっぱあれ夢だったんじゃね?」とか自分でも半信半疑ですが、世間の反応を見るにどうやら夢では無さそうです……
……すみません、もう一回新鮮に驚く時間をください……
はぁああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!?!?!?!?!?!??!!??!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!?!!?
・「アナザー宇宙世紀」
……落ち着きました……お話にもどりましょう……
さて、実は事前の情報漏洩から、ジークアクスが「ファーストガンダムでジオンが勝った世界線になる」「ガンダムを赤く塗ってシャアが乗る」、つまりサンダーボルト的な「アナザー宇宙世紀」の物語になるくらいのことはすでに想定されていました。なんなら、そのあとPVからごろごろ証拠が見つかり、ペガサス(ホワイトベース)の接収やシャリア・ブルの登場すらもすでに発掘されつくしたネタではありました。
とぉころがどっこい、すもうはどすこい、こんだけネタが上がっていてなお衝撃があったのは、この映画前半のAパートがあったからこそでしょう。
・Aパートについて
突然話は変わりますが、我々ガノタは初心者にガンダムを勧める際、「ファーストを勧めるべきか否か?」が大変問題になります。私は「一旦”ガンダム”という作品そのものに慣れ親しんでもらってから、好きになったらファーストをみてもらう」くらいのスタンスですが、中には「いいやッ!何はともあれファーストから見るべきだッ!!!」という強火の方もいらっしゃいます。
……そんな強火ムーブを公式がらみで映画までつかってやりおった男がいました………庵野監督です。
突然流れ出すお馴染みすぎるナレーション、コロニーに潜入し地面を滑り降りる二機のザク、見知った仮面をかぶったシャア、台座から上体を起こし胸ダクトから排気を出すガンダム……その構図、状況、タイミング、BGMに至るまで、それは完璧に、完全に、あまりにも見知った「ガンダム大地に立つ!!」そのものでした。
……しかし、滑り降りるザクのうち一機は赤いザクだし、見知った大佐は聞き馴染みのない声してるし、大地に立つガンダムは妙にデティールの細かい、知らないガンダムだし……最新の作画でくっきり、はっきりファーストガンダムの完全再現をしているゆえに、違う部分があまりにも違いすぎて脳がバグり散らかしました。シャアがガンダムに乗って宇宙に出てからも、見慣れないガンダム乗った見慣れたシャアが、聞きなれない声で「見せてもらおうか、連邦のモビルスーツの性能とやらを……」という人によっては親の声より聴いたセリフをなんと”ガンダムに乗りながら”発し、おまけに相手は外伝で語られたガンダム一号機……だけど見た目が違いすぎる……
既視感と違和感の高速交互浴によって我々ガノタの自律神経はそれはそれはめっちゃくちゃのくちゃになってしまいました。もはや私は笑うしかありませんでした。
……これが一回限りのお祭り映画ではなく、2025年最新テレビシリーズガンダムとしてお出しされているんだからとんにかく恐ろしい……初めての人だって見るんだぞ!なんて説明すればいいんだ……
この凶行はおそらく庵野監督によるものでしょう……事前に「今回は別にそんなにかかわらない」と聞いちゃあいました。確かに「映画版のAパートのみ」というのはジークアクス全体から見れば「そんなにかかわってない」に含まれるかもしれません……じゃねぇわ!!映画全体で半分やろがいッ!!加減せいやッ!!
・紛れ込んだ独自設定
さてさて、そんなこんなで強火ファン独自if展開ガンダムが続き、ぴんぴんしてるザビ家一行や、現代解釈でちょっと見た目が若くなったシャリア・ブル、ソロモンの月面落下作戦などなど順調に話は進むわけですが、なんとここでガンダムに搭載されたサイコミュが暴走を起こし、「ゼクノバ」と呼ばれる謎の発光現象を起こし大爆発、ソロモンは落下阻止、シャアは赤いガンダムと共に消息不明になってしまいます…
さて、長年ガノタをやっておるおじさま方の聞き馴染みない単語がやっと出てきました…が、”サイコミュの暴走”、”隕石落下阻止”、”謎の発光現象”と、それぞれで言えばかなり逆シャア感やユニコーン感が滲み出ていますね。今後の物語では、この「ゼクノバ」というのが重要なキーワードになるみたいですね。どうも見た感じ「複数の意識の集合の結果起きる奇跡」とされた今までのサイコミュ、サイコフレーム由来の現象とは違い、「個人のニュータイプ一人とサイコミュがあれば全然起こりうる大爆発」みたいな印象なので、今後どんな種明かしがあるのかはかなり注目するところです。
あと、ガンダムクアックスもといジークアクスに搭載された「オメガサイコミュ」というのはめちゃめちゃいい設定だなと感じてます。なんというか、ここで安易に「サイコフレーム」みたいな聞き馴染んだ単語じゃなくて、あくまでもあの頃の技術「サイコミュ」の発展版として設定されてるのがかなり興味深いですね。庵野監督、もとい、カラースタッフは多分全員逆シャア見てるはずなので、あえてこの名前にしてるんだとしたら、一体「サイコフレーム」やら「バイオセンサー」やらとどう差があるのかが注目ですね……ていうかこの辺区別めっちゃむずいよね……
・逆に出てない方々
あとあと、「キャラクター」!!
前回Bパート主要キャラの話はしましたので、今回Aパートキャラの話を……といっても、ファーストのメンバーしかいませんね……
ただ、これだけファーストガンダムが勢揃いで出ていると、逆に”誰が出ていなかったか”が今後の物語の伏線になるのではないかと私は踏んでいます。
まず、アムロ筆頭のガンダムチームの皆さん(セイラさん除く)…とはいえ、今回は「シャアがアムロと出会わなかった世界線」であることを考えると、ガンダムチームの方々については一歳出番なし…みたいなこともあり得るかもしれませんね。ただ、どこかのコロニーに不時着したジークアクスか赤ガンダムに、マグネットコーティングとかを施してくれる現地の天パの整備士のおじさんが出てきてくれても嬉しいなぁ…なんて………あと、妙に強者の雰囲気出しながら出てきたセイラさんの今後……よりは、これまでの方が気になりますね…まぁ、きっとシャアの消息とセットで何かしらネタばらしがあるでしょう。
それより明らかに不自然に名前が出ない方がおります、ズバリ「ララァ・スン」です。
こんだけサイコミュやニュータイプの物語やってて影も形もない、それだけでは飽き足らず同じニュータイプとして登場していたシャリア・ブルがほぼメインキャラ級の扱い。単にAパートを単純に進めたいだけで出さないにしては不自然すぎます………個人的な考えでは出自がはっきりしない寄りなニャアンやシュウジの秘密に関わる人物になったりとか考えてるけど……あれ、そういえばニャアンはちょっと肌浅黒だったような……もしかして!?ニャアン・スン!?!?…いやでも、ニャアン鈍臭いからニュータイプではなさそうだし……
・Bパートについて
さて、ここまで完全にAパートについてのお話でしたな…
じゃあこのガンダムは単にファーストガンダムファンに向けたコンテンツなのか?
いいえッッッッとんでもございませんッッッッッ!!!!
いやむしろ、今回この強烈なifファーストに一歳食われない、なんならおまけにできる程度には、三人組がストーリーに絡むBパート以降は、今後公開されるテレビアニメ「機動戦士ガンダムGQuuuuuuX」の今後がとても楽しみになるような、そんな素晴らしい作品でした。
前回も言いましたが、カラーらしい全力稼働なロボット戦闘や、現代日本に近い世界観、おしゃれなBGMにアンダーグラウンドな雰囲気…完全に一本の完成されたアニメとして、それこそあのリメイクパート無しだって十分に最高のロボットアニメになる、そう予感させるに十分なBパートでした。もうすでにあの三人組+シャリア・ブルのファンアートがTwitterに山ほど流れているのを見るに、おそらくみんな同じ気持ちでしょう……大童先生の書くマチュが見たいなぁ…
今後に期待してテレビシリーズを待ちたいと思います。
・不安
さぁて、私ここで一つ、今後について不安があります。
バンダイくん……まさかとは思うけどさ……
……「白いガンダム」……一般販売するよね?……
ねぇ!?するよね!?……まさか「赤ガンダム」だけ一般販売して、パーツほぼおんなじだからって「白ガンダム」だけプレバン送りとかしないよね!?!?!?!!?!?
まあああああじで頼むぜッッ!!!バンダイくん!!!!!勘弁してくれよ!!!!「お願いだから白のRX-78一般販売してくれ」なんてお願い前代未聞だぜ!?!?なんで「赤いRX-78」しか出ない可能性あるんだよ!?!?!?普通逆だろ!?!?連邦の白い悪魔が聞いて呆れるぜ!?!?!?!?いや今回そう呼ばれてないかもだけどさぁ!!!!!テレビシリーズの方では白では活躍しないかもだけどさああああ!!!!!!!頼むよぉお!!!!後生だからさぁあ!!!!!!!!!
ふぅ…
そんなわけで今回は、「機動戦士ガンダムGQuuuuuuX(ジークアクス)-Beginning-」を見てきた話、ネタバレありでごちゃりと語ってみました。
……テレビシリーズを早くください!!!!
いや本当、とにかく最高のガンダムが始まったという興奮がまだ冷めやっていません。本当今後生きる楽しみが一個増えたような、そんなワクワクを久々に味わっています。アニメもガンプラも楽しみだ……今後アニメシリーズが始まってもちょくちょくブログで書いていこうと思います。
さて、これで私エイトシーのジークアクス語りは一旦完結
……と思っていたのかぁ!?!?!?!?
…はい、実はもう一つブログを書くことが決定しております。もうすでにこの記事のみで5000字近く書いてますが、もう少し番外編的に語りたいことがあるんです、しょうがないね…
もうちょっとだけ続くんじゃ〜〜