「入会金や教材費で出費がかさむから、楽器代はできるだけ安く押さえたい」
「初心者のうちは安い楽器で様子をみたい」
ピアノレッスンを始めるとき、そう考える方は多いのではないでしょうか?
とはいえ、あまりに安すぎる楽器を購入すると、壊れやすかったり使いづらかったりして、後悔することにもなりかねません。
そこでこの記事では、信頼のおける日本メーカーの電子ピアノから、お手頃価格で購入できるモデルを10機種紹介します。3万円~10万円程度で買える、初心者向けの電子ピアノを厳選してピックアップしました。
さらに、品質のよい電子ピアノを安く手に入れる方法もあわせて紹介しています。レッスン開始時の初期費用を押さえたい方は、ぜひ読んでみてくださいね!

目次
安い電子ピアノでも大丈夫?高い電子ピアノとの違いとは

結論からお話しすると、これからピアノを始める方は、安い電子ピアノでも十分練習ができます。
始めたばかりの頃はいきなり複数の曲を弾けるようになるのは難しく、簡単な曲を練習しながらピアノに慣れることからスタートします。つまり最初は、両手で弾けるだけの鍵盤の数があり、正しい音程の音が出れば問題ないのです。
安い電子ピアノと高い電子ピアノの違いは、ズバリ「表現力」!
半年程ピアノを続けていると、曲を通して弾けるようになってきて、曲に強弱をつけたり音色の表現にこだわりたくなってくるものです。そこで初めて「安いピアノでは物足りない」と感じる人が多いでしょう。
安い電子ピアノだと自分の思うような音の変化がつけられないだけでなく、スピーカーの性能が低いために音も違って聞こえます。
さらに耐久年数にも差があり、10万円以上の電子ピアノは10年以上使い続けられますが、3万円以下のピアノは長くても5年程度で使えなくなってしまうことが多いのです。
1万円以下は買ってはいけない?電子ピアノ選びのポイント3つ
あまりにも安い電子ピアノは、弾き方によって音が出なかったり壊れやすかったりすることも……。目的にもよりますが、半年〜1年くらいで買い換えることを前提にするなら、1万円以下の電子ピアノも検討してみていいかもしれません。
また、安い電子ピアノは椅子やスタンドが付いていないことも多いので、買い足すことも考慮しつつ、価格についてはトータルで考えることも大切ですよ。そのほか、電子ピアノ選びには、次のような大切なポイントもあるので参考にしてみてくださいね。
ポイント1. 電子ピアノとキーボードの違いを理解しよう

「電子ピアノ」と検索していると「キーボード」というワードが出てきます。キーボードとは鍵盤楽器の総称。大きなくくりで言えば、電子ピアノもキーボードの一種なんですよ。
ただし、楽器屋さんや楽器メーカーでは次のような意味で「電子ピアノ」と「キーボード」を使い分けていることが多いでしょう。自分の目的にはどちらが向いているか、考えてみてくださいね。
|
電子ピアノ |
キーボード |
特長 |
・鍵盤の数が88鍵 ・鍵盤が重い |
・鍵盤数が32~88鍵 ・鍵盤が軽い |
用途 目的 |
アコースティックピアノの演奏を再現するもの。本格的にピアノを練習したい人向け。 |
鍵盤楽器を誰でも手軽に楽しむためのもの。小さな子どものピアノ練習用や、さまざまな音で楽しみたい人向け。 |
電子ピアノとキーボードの違いについてもっと詳しく知りたい方は、「電子ピアノとキーボードの違いを徹底比較!あなたにぴったりの楽器の選び方を解説」を読んでみてくださいね。
ポイント2. 鍵盤数を確認しよう

上の見出しでも紹介したように、製品によって鍵盤数は異なります。これからピアノをがんばりたいと思っている方には、88鍵盤の電子ピアノがおすすめ!練習が進み、レパートリーが増えるにつれて、88鍵盤では足りない場合が出てくるからです。
「弾きたい曲があるのに、鍵盤数が足りない」そんなことになったら残念ですよね。それを避けるためには、88鍵盤を選んでおくと安心です。
鍵盤数の選び方や鍵盤数による「弾ける曲」「弾けない曲」については、「電子ピアノ・キーボードの鍵盤数は88、76、61どれがいい?選び方とおすすめモデル紹介」で詳しく解説しています。
ポイント3. 鍵盤の重さ・タッチ感は試奏してチェックしよう

一般的な電子ピアノは、アコースティックピアノの弾き心地を再現するためにわざと鍵盤に抵抗感をつけて作られています。実は鍵盤に重みがある方がミスタッチしにくく、強弱や抑揚など表現のコントロールもできるので、本格的に頑張りたい人におすすめなんですよ。
タッチ感や弾き心地は好みが分かれるところなので、気になる人はできればピアノ販売店などで試し弾きをしてみてくださいね。
電子ピアノ購入時の失敗談や買ってはいけない電子ピアノについては、「ピアノの先生が買ってはいけない電子ピアノの特徴と7つのチェックポイントを解説」で詳しく解説しています。
反対に、買ってよかった電子ピアノが知りたい方は「買ってよかったと思える電子ピアノの特徴!後悔しない選び方とおすすめを解説」を読んでみてくださいね。
88鍵盤の安い電子ピアノ:予算1万円~
最近は、Amazonや楽天などのオンラインショップで外国産の安い電子ピアノがたくさん見られるようになりました。これらの電子ピアノは、初心者でも手に取りやすい価格が特徴です。
ただし、オンラインショップ購入すると試し弾きができないので注意が必要です。そのぶん評判やレビューをしっかり確認してくださいね。返品や交換の条件も購入前にチェックしておくと安心ですよ。
Donner(ドナー)、Carina(カリーナ)の電子ピアノ
DonnerやCarinaといったオンライン販売を中心としているメーカーでは、1万円台でも購入できる安い電子ピアノを取り扱っています。
Donnerは、2012年に設立された中国の楽器メーカー。 Amazonなどを通じ、30か国以上でさまざまな楽器を手頃な価格で販売しています。Donnerの製品は30日以内なら返品、返金、交換(無料)でき、1年保証も付いています。詳しい条件については公式サイトで確認してみてくださいね。
CarinaもDonnerと同じく、Amazon内に店舗を持っている楽器メーカーです。安くておしゃれな電子ピアノを扱っているので、1万円台でも買える電子ピアノを探している方はチェックしてみましょう。
88鍵盤の安い電子ピアノ:予算3万円~
予算が3万円以上になると、日本の電子ピアノ5大メーカーの製品を選べます。タッチ感や音色など、何を優先するか考えながら自分好みのものを選んでみてくださいね。
CASIO(カシオ)|CDP-S100
カシオのCDP-S100は、現在販売されているCDP-S110の前モデルとなる卓上電子ピアノです。生産完了品ですが、Amazonなどの大手通販サイトにはまだ出回っているため、運よくめぐり合えば安く購入できますよ。
CDP-S100は最大同時発音数が64で少なめですが、鍵盤にこだわりがあります。グランドピアノのようなアクション機構を小型のボディに搭載しており、しっかりとした弾き心地が楽しめます。
「安い電子ピアノでもタッチ感にはこだわりたい!」という方におすすめ。USBケーブルで楽器本体とパソコン機器等を接続し、MIDIキーボードとして使うこともできます。
音色の特徴 |
グランドピアノをはじめとした高品位な10音色を内蔵 |
鍵盤の特徴 |
88鍵盤 / スケーリングハンマーアクション鍵盤Ⅱ |
サイズ |
1,322 × 232 × 99 mm |
ヘッドホン端子の有無 |
有 |
最大同時発音数 |
64 |
メーカー保証期間 |
1年 |
KORG(コルグ)|Liano L1SP
コルグのLiano L1SPは軽さと薄さが特徴のおしゃれな卓上電子ピアノ。ブラック、メタリック・ブルー、メタリック・グレー、メタリック・レッド、メタリック・シルバー、パール・ホワイトの6色展開で、お部屋の雰囲気に合わせて選べます。
重さはちょうど6kg(電池を使用しない場合)なので、一人でも簡単に持ち運べますよ。
ペダル、譜面立て、専用スタンドがついてくるのもうれしいポイント!届いたらすぐ演奏を始められます。本物のピアノよりもライトな弾き心地なので、重い鍵盤が苦手な方におすすめです。
音色の特徴 |
・ピアノ、エレピ、オルガン、ストリングスを含む8つの音色を内蔵 ・ピアノは近年の世界的なピアノ・コンクールでその美しい音色が高い評価を得ているイタリアン・ピアノの音色を搭載 |
鍵盤の特徴 |
88鍵(A0~C8)LS鍵盤 |
サイズ |
1,282 x 290 x 73 mm 1,282 x 457 x 781 mm(スタンド含む) ※突起物含む、譜面立て含まず |
ヘッドホン端子の有無 |
有 |
最大同時発音数 |
120 ※音色によって異なる |
メーカー保証期間 |
1年 |
KORG(コルグ)|B2N
コルグのB2とB2Nは、よく似たスペックのポータブル電子ピアノ。B2Nなら本格的な音色を、B2よりもリーズナブルな値段で楽しむことができます。
ジャーマン・ピアノ、イタリアン・ピアノ、エレクトリック・ピアノ、オルガンなどを含む12種類の音色を内蔵。クラシックだけでなく、ポップスやジャズなどでも使いたい多彩な音色を堪能できますよ。
B2とB2Nの主な違いは、弾き心地と重量。本物のピアノに近いタッチ感のB2と比較して、B2Nはライトな弾き心地となっています。また、B2より約2kg軽い9.3kgで、持ち運びに便利な専用ソフト・ケースが別売りされています。

必ずしも専用ケースでなくてもいいのですが、専用ケースの方がサイズはぴったりですし、クッション性もあるので安心です!
音色の特徴 |
ステレオPCM音源、12の音色 |
鍵盤の特徴 |
NT(ナチュラル・タッチ)鍵盤:88鍵(A0 ~ C8) |
サイズ |
1,312 x 336 x 117 mm(突起物含む / 譜面立て除く) 1,312 x 336 x 750 mm(別売スタンドSTB1含む。突起物含む / 譜面立て除く) |
ヘッドホン端子の有無 |
有 |
最大同時発音数 |
120 ※音色によって異なる |
メーカー保証期間 |
1年 |
88鍵盤の安い電子ピアノ:予算5万円~
5万円以上になると、卓上タイプだけでなく、据え置きタイプの電子ピアノも見つかります。用途に合わせて選んでくださいね。子供が使う場合は、据え置きタイプのほうが扱いやすいでしょう。
YAMAHA(ヤマハ)|P-225
P-225の特徴は、何といっても音色!ヤマハのフルコンサートグランドピアノ「CFX」の華やかで威厳ある音色を搭載しています。グランドピアノ特有の複雑な共鳴音まで再現しているので、電子ピアノでありながら豊かな響きが楽しめますよ。
また、P-225が搭載している「GHC鍵盤」は、アコースティックピアノのようなしっかりとした弾き心地が特徴。音色・タッチともに本物のピアノに近い演奏感を味わえるので、ピアノ教室でアコースティックピアノを弾いたときにも違和感を感じにくいでしょう。
重さは11.5kg、ブラックとホワイトの2色展開です。

専用スタンドを設置しなくても鍵盤部分のみで利用できるので、デスクやテーブルの上に置いてキーボードの様な感じで使える点も魅力です!
音色の特徴 |
ヤマハフルコンサートグランドピアノ最高峰の「CFX」の響きを再現 |
鍵盤の特徴 |
GHC鍵盤 黒鍵マット仕上げ/88鍵盤 |
サイズ |
1,326×129×272 mm |
ヘッドホン端子の有無 |
有 |
最大同時発音数 |
192 |
メーカー保証期間 |
1年 |
KORG(コルグ)|SP-280
丸みを帯びたモダンなデザインで人気のコルグSP-280。30種類の多彩な音色を内蔵しているため、ジャズやポップスの演奏をしてみたい方にもぴったりの電子ピアノです。
専用スタンドとダンパー・ペダルが付属しているのもうれしいポイント。買い足す費用、手間がかからないのはありがたいですよね。
アコースティック・ピアノのような、低音部では重く高音部では軽くなるタッチを再現しています。ホワイトとブラックの2色展開でしたが、ホワイトの生産・販売はすでに終了しました。
音色の特徴 |
リッチなアコースティク・ピアノ音色を中心に、エレクトリックピアノやオルガンなど、合計30種類の音色を内蔵 |
鍵盤の特徴 |
88鍵(A0~C8)ナチュラル・ウェイテッド・ハンマー・アクション(NH)鍵盤 |
サイズ |
1,361 x 406 x 785 mm |
ヘッドホン端子の有無 |
有 |
最大同時発音数 |
120 |
メーカー保証期間 |
1年 |
CASIO(カシオ)|Privia PX-770
Privia PX-770は、低価格帯では珍しいスタンド、3本ペダル一体型!コスパ最強のおすすめ電子ピアノです。卓上タイプの電子ピアノよりも安定感があるため、子供から大人まで幅広い年齢層の方におすすめですよ。
グランドピアノに迫る自然な弾き心地を再現した3センサースケーリングハンマーアクション鍵盤IIを搭載。白鍵は象牙調、黒鍵は黒檀調で、ピアノらしい上品な風合いが楽しめます。
また、鍵盤だけでなく音色にもこだわりがあり、共鳴音によるグランドピアノならではの「響き」を徹底追求しています。
音色の特徴 |
マルチ・ディメンショナル・モーフィングAiR音源搭載 |
鍵盤の特徴 |
3センサースケーリングハンマーアクション鍵盤Ⅱ(表面仕上げ 白鍵:象牙調、黒鍵:黒檀調) |
サイズ |
1,391×299×798 mm(譜面立て、転倒防止金具等は含まず) |
ヘッドホン端子の有無 |
有 |
最大同時発音数 |
128 |
メーカー保証期間 |
1年 |
CASIO(カシオ)|Privia PX-S1100
カシオのPrivia PX-S1100は、奥行きが232mmしかないのにハンマーアクション付きの鍵盤を搭載しています。「スリムな電子ピアノが欲しいけど鍵盤にはこだわりたい」そんな方には特におすすめですよ!
マルチ・ディメンショナル・モーフィングAiR音源を搭載し、グランドピアノの「響き」を再現することにも力を入れています。さらに、最大同時発音数が192なので豊かな音色が楽しめます。
ブラック、ホワイト、レッドの3色展開なので、インテリアに合わせて選んでみてくださいね。

最大同時発音数が192あれば、一般的なクラッシック曲(「エリーゼのために」や、ショパンのワルツやノクターン等)は問題なく演奏できます。難易度の高いベートーベンのソナタや、ショパンのスケルツォ、バラード等のレベルを演奏する場合は、もう少し多い方が良いでしょう。
音色の特徴 |
マルチ・ディメンショナル・モーフィングAiR音源搭載 |
鍵盤の特徴 |
スマートスケーリングハンマーアクション鍵盤(表面仕上げ 白鍵:象牙調、黒鍵:黒檀調) |
サイズ |
1,322×232×102 mm ※本体のみ 別売スタンド(CS-68P)使用時 1,324×366×740 mm |
ヘッドホン端子の有無 |
有 |
最大同時発音数 |
192 |
メーカー保証期間 |
1年 |
88鍵盤の安い電子ピアノ:予算7万円~
7万円以上になると、タッチ感や音色がより本物のピアノに近づいていきます。また、最大同時発音数も増え、ピアノの音色をより豊かに再現できるようになりますよ。
KAWAI(カワイ)|ES120 Filo
カワイES120 Filoの魅力は、一本のピアノ弦から着想を得たというスタイリッシュでスマートなデザイン。ライトグレー、ホワイト、ブラックの落ち着いた3色から選べます。
こちらの電子ピアノで特に注目してほしいのは、カワイのフルコンサートグランドピアノ「SK-EX」のピアノ音を内蔵しているところです。世界中のピアニストやホール、劇場から高い評価を受けているカワイのグランドピアノの音色を、自宅で気軽に楽しめるのはうれしいですよね。
グランドピアノの鍵盤素材や質量、触り心地、弾き心地などをリアルに再現する、レスポンシブ・ハンマー・アクション・スタンダード鍵盤(RHS鍵盤)を搭載しています。
音色の特徴 |
・HI 88鍵サンプリングピアノ音源 ・フルコンサートピアノ「SK-EX」のピアノ音を採用) |
鍵盤の特徴 |
グランドピアノの弾き応えを再現するレスポンシブ・ハンマー・アクション・スタンダード鍵盤(RHS鍵盤) |
サイズ |
1,305×280×150 mm |
ヘッドホン端子の有無 |
有 |
最大同時発音数 |
192 |
メーカー保証期間 |
1年 |
Roland(ローランド)|FP-30X
FP-30Xは、多彩な楽しみ方ができる卓上電子ピアノです。伝統的なグランドピアノの音色に加えてエレクトリック・ピアノ、ストリングス、オルガン、シンセサイザーなど、56種類の音色を内蔵。Roland Piano Appを使えば、321種類ものさまざまな音色が楽しめますよ。
グランドピアノのタッチを再現する「PHA-4スタンダード鍵盤」は、象牙調で高級感のある見た目と手触りです。ヘッドホン端子が2つあるので、家族や友人などと一緒に練習することもできますよ。
Bluetooth機能に対応しており、USB端子も付いています。ただピアノを弾くだけでなく、音楽制作をやってみたい方にもおすすめです。

象牙長の鍵盤は、指になじみやすく、汗をかいても滑らないメリットがあります。早い曲を弾くのに適しており、高級感のある見た目も魅力的です。
音色の特徴 |
表現力豊かなスーパーナチュラル・ピアノ音源 |
鍵盤の特徴 |
グランドピアノのタッチを再現するPHA-4スタンダード鍵盤 |
サイズ |
1,300 x 284 x 151 mm |
ヘッドホン端子の有無 |
有 |
最大同時発音数 |
256 |
メーカー保証期間 |
1年 |
YAMAHA(ヤマハ)|YDP-S35
ヤマハのYDP-S35は、エントリーシリーズのARIUS(アリウス)の中で1番安くてお手頃価格。子供でも扱いやすい、安定感のある据え置きタイプです。
3本ペダル付きで、ダンパーペダルにはハーフペダル機能もあります。より繊細な表現力を求める中級者以上の方にもおすすめしたい一品。グランドピアノの音とタッチにこだわっているので、ピアノ教室で本物のピアノを弾いたときにも違和感を感じにくいでしょう。
卓上型のヤマハPシリーズと比較すると少し値段が張りますが、その分機能が充実しています。
音色の特徴 |
・ヤマハフルコンサートグランドピアノ最高峰の「CFX」の音色をサンプリング ・楽器全体が振動することで生まれる共鳴音を、バーチャル・レゾナンス・モデリング ライト(VRM Lite)という技術で再現 |
鍵盤の特徴 |
グレードハンマースタンダード(GHS)鍵盤 黒鍵マット仕上げ |
サイズ |
1,353×792(鍵盤蓋オープン時968)×296(鍵盤蓋オープン時309)mm ※転倒防止金具装着時366mm |
ヘッドホン端子の有無 |
有 |
最大同時発音数 |
192 |
メーカー保証期間 |
1年 |
安い電子ピアノも含めて、価格帯やメーカーごとの詳しい特徴を知りたい方は「電子ピアノの価格ごとの違いや特徴を解説!ヤマハ・カワイ等のおすすめも紹介!」を読んでみてくださいね。
一人暮らし、マンション暮らしなどでコンパクトな卓上型電子ピアノを探している方は「おすすめの卓上型電子ピアノ10選!サイズの比較と選び方のコツを紹介」もチェックしてみてください。
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初期費用を抑えたい!電子ピアノを安く手に入れる方法

ここでは、電子ピアノの初期費用を抑える方法を3つ紹介します。これらの方法を活用して、賢くお買い得に電子ピアノを手に入れましょう。
セール・キャンペーンを利用する
電子ピアノをお得に買う方法として、まずチェックしたいのがセールやキャンペーン!実は、ピアノ教室の中には、レッスンに申し込むことでアコースティックピアノや電子ピアノが無料でもらえたり、特別価格で購入できたりするキャンペーンをおこなっているところがあります。
ピアノ教室を選ぶときには、こういったキャンペーンをやっていないか、ぜひ確認してみてくださいね。
また、電子ピアノのセール・キャンペーンは、決算の時期や新生活が始まる頃によくおこなわれます。つまり、相場より安く買いたいなら3月~4月、または9月~10月頃が狙い目!
ほかには、楽天市場のお買い物マラソンや楽天スーパーSALE、Amazonのプライムデーやブラックフライデーなどといった大型セールも、電子ピアノを安く購入するチャンスですよ。

家電ショップでは時々、店頭展示品を安く販売している時があります。店頭品は、長い間電源ONの状態で展示されていたものなので、納品後すぐに壊れてしまい修理が必要になってしまった……というケースも。展示品を購入する場合は展示状況を確認してからお求めくださいね。
中古で購入する
初期費用を抑えたいなら、中古の電子ピアノを選ぶのもひとつの方法です。中古といっても、運が良ければほぼ未使用に近いものや、保証の付いたものに出会えますよ。これなら、品質を確保しながら費用を抑えられるでしょう。
中古品を探すときには、大手通販サイトやリサイクルショップがおすすめ。どこで買うか迷ったら、商品の状態が詳しく説明されているサイトや店舗を選んでくださいね。信頼できるお店や高評価の出品者から購入するのが安心です。
中古なら新品よりも手頃な価格で理想の電子ピアノを見つけられるかも!?ぜひ一度、中古の電子ピアノもチェックしてみてくださいね。
中古の電子ピアノについてはこちらで詳しく解説しています。
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レンタルサービスを利用する
初めのうちは、レンタルサービスを利用してみるのもおすすめです。レンタルなら、月額料金で高品質の電子ピアノを利用できますよ。
レンタルだと本格的にピアノレッスンを始める前に、自宅で試せるのがうれしいですよね。もし気に入らなかった場合でも、レンタルならほかのモデルに変更したり返却したりできます。
また、多くのレンタルサービスでは、気に入ったらそのまま買い取ることもできますよ。
出費を抑えたいなら独学でレッスンを始めてみるのも一つの手

ピアノを習おうとすると、初期費用だけでなくレッスン費用も気になりますよね。継続して支払うものなので、より不安に思う方もいるかもしれません。
そんな場合は、独学でレッスンを始めてみるのも一つの方法。最近では、独学用の教本やピアノ学習アプリが豊富にあるため、一人でピアノを学べる環境が整っています。
これらの教材を活用すれば、自分のペースで費用を抑えながら学べますよ。まずは気軽に始めてみたいという大人の方には、特におすすめです。
ピアノの独学に興味がある方は、まずはこちらをチェックしてみましょう。
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こちらの記事では、ピアノの先生おすすめの無料で試せる練習アプリを紹介しています。
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電子ピアノに関するよくある質問

電子ピアノはヤマハとカワイでどう違う?
楽器メーカーのヤマハとカワイはどちらも電子ピアノを販売していますが、それぞれに特徴があります。
ヤマハの電子ピアノは明るく華やかな音色が特徴で、低価格から高価格まで幅広いモデルが揃っています。一方、カワイは柔らかく温かみのある音色が特徴。中価格帯以上のモデルが中心です。
どちらも素晴らしいメーカーなので、音の好みや予算に合わせて選んでくださいね。
以下の記事では、日本の電子ピアノ5大メーカーについてそれぞれ深掘りしています。
電子ピアノの寿命はどれくらい?
電子ピアノの寿命は、使用頻度や保管環境にもよりますが、一般的に10年程度と言われています。ただし、丁寧に扱えばもっと長く使える場合もありますよ。
メーカーごとの保証期間の長さや、電子ピアノを長持ちさせる方法についてはこちらの記事で詳しく解説しています。
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電子ピアノの欠点は?
電子ピアノには、音量調節ができる、ヘッドホンで練習できるなど多くのメリットがあります。ただし、デメリットもいくつかあるため、購入時にはその点を知ったうえで買うようにしましょう。
例えば、電子ピアノ(特に安いもの)ではアコースティックピアノのような繊細なタッチや音色の表現が難しいことがあります。また、電源やバッテリーがないと使用できないことも、覚えておきたいポイントです。
アコースティックピアノと電子ピアノで迷っている方は、こちらの記事を読んでみてください。電子ピアノと、よくご家庭で使われているアップライトピアノを比較しています。
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まとめ
この記事では、これからピアノレッスンを始める方向けに、電子ピアノの選び方や安く買う方法、おすすめモデルをなどご紹介しました。電子ピアノを購入するときには、価格だけでなく機能や品質、付属品なども考慮して、総合的に判断することが大切ですよ!賢く選んで、楽器の準備を楽しんでくださいね。