もう1週間ほど経ってるんですが、Android-x86 8.1のstable版がアップされていたので、久しぶりにVirtualBox環境に入れて試してみようと思います。
公式からISOを入手
最初に公式からISOを貰ってきます。
Release Android-x86 Release 8.1 - Android-x86 - OSDN
環境に合わせてどれか1つDLします。
64bit環境なら一番下、32bit環境なら上から2番目…rpmベースのLinuxなら普通のパッケージ感覚でインストール出来るらしいですが、今回は触れません。
VirtualBoxのインストール
Oracle VM VirtualBox - Downloads | Oracle Technology Network | Oracle
VirtualBoxがインストールされていない場合は、↑リンクから入手してください。
VirtualBoxの設定
Android-x86用の設定をします。
VirtualBoxマネージャーのメニューから「新規」を選択します。
「仮想マシンの作成」ダイアログが表示されたら、「Name」「Machine Folder」「タイプ」「バージョン」を指定します。
Nameは任意の名前です。Machine Folderは仮想環境のHDDの場所となりますので、容量に余裕にあるディスク上に作成してください。
その他の設定はメモリだけ2GBに増やして、他は全てデフォルト値でいきます。
次に、作成されたAndroid-x86環境を選択した状態で「設定」メニューを開きます。
「ディスプレイ」項目の「Graphics Controller」を「VBoxVGA」に、「3Dアクセラレーションを有効化」にチェックを付けて「OK」をクリックします。
※この設定をしないと、正常に起動できずプロンプトにx86_64:/ #
が表示されて止まります。解像度の問題らしいですが…詳細は不明。取り敢えず、うちの環境ではこの設定で正常起動しました。
Android-x86 8.1のインストール
起動ディスクの選択が促されたら、DLしたISOを指定します。
メニューから「起動」を選択します。
しばらく待つとインストールディスクが読み込まれます。
上から3つ目「Installation - Install Android-x86 to harddisk」を選択します。
しばらく待つとインストーラが立ち上がるので「Create/Modify partitions」を選択して「OK」でEnterキーを押します。
GPTの使用するか聞かれますが「No」で。これを「Yes」にすると、後に行うGRUBのインストールが失敗します。
パーティション作成画面が出たら、「New」->「Primary」を選択してEnterキー。パーティションサイズ指定では、デフォルト数値のままEnterキーで進みます。
次に「Bootable」->「Write」->キーボードで「yes」と入力します。
作成したパーティションにインストールします。パーティションが選択されている状態で「OK」でEnterキーを押します。
ext4でフォーマットします。
データが全部消えるよ警告には「Yes」。
GRUBのインストールは「Yes」。その後の、システム領域の読み書き権限はどっちでもいいです。
これでファイルコピーされます。あとは待つだけ。
ファイルコピーが終わったら、右下のディスクマークを右クリックして、インストールディスクを強制マウント解除してから「Run Android-x86」で「OK」Enter。
無事起動しました。
あとは初期設定を済ませれば使えます。
で、使ってみた結果、やっぱりモッサリします。普段よく使うアプリもほとんど動かなかったり。
そういや、昔バージョン4辺りを入れたときも、結局それで実用的じゃないなと思って止めたんだっけ...。