フィラデルフィア・フィリーズ(PHI)とは、ナショナルリーグ東地区に所属しているMLBのプロ野球チームである。
ナショナルリーグ 東地区 | |
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フィラデルフィア・フィリーズ Philadelphia Phillies |
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基本情報 | |
創設 | 1883年 |
本拠地 | シチズンズ・バンク・パーク |
略号 | PHI |
優勝回数 | |
ワールドシリーズ | 2回 |
リーグ優勝 | 8回 |
地区優勝 | 12回 |
ワイルドカード | 2回 |
永久欠番 | |
経歴 | |
プロ野球球団テンプレート |
1883年から存在している古株球団だが、リーグ優勝は1915年、ワールドシリーズ制覇は1980年が初めてである。1915年、1950年以外の低迷期が多い球団であり、2007年にはMLB史上初の1万敗に到達した。
球団名の由来は、フィラデルフィアの都市名、またフィラデルフィア市民が「フィリー」と呼ばれていて、プロスポーツ史上最も長く続いている名前である。
日本人では井口資仁、田口壮が所属していた。2018年からの2シーズンは、かつて読売ジャイアンツに所属していたゲーブ・キャプラーが監督を務めた。
マスコットはMLBの球団マスコットの中でも屈指の人気を持つ緑色の毛むくじゃらの生物「フィリー・ファナティック」。
NPBの広島東洋カープのマスコット・スラィリーの親戚という設定であり、2人ともセサミストリートのキャラクターデザインを手がけたハリソン・エリクソン社という共通項を持つ。2018年に来日した際には、つば九郎に誘われて夜の六本木を楽しんだとかしてないとか…。
1970年代後半に黄金期を迎え、1976年から8年で6度プレーオフに出場し、1980年にワールドシリーズでカンザスシティ・ロイヤルズを4勝2敗で下してワールドシリーズを制覇した。
その後再び低迷期が続くも、2000年代に入って再び勢力を取り戻す。2007年には7度目の地区優勝。ロリンズ、アトリー、ハワードら生え抜き選手の活躍は、フィリーズの2000年代後半の黄金期の原動力となった。
2008年に岩村明憲ら擁するタンパベイ・レイズを下し、2回目のワールドシリーズ制覇。
2009年には9,000勝を達成し、2年連続でワールドシリーズに出場したが、松井秀喜ら擁するニューヨーク・ヤンキースに4勝2敗で敗れた。
2011年にはクリフ・リーやロイ・ハラデイ、コール・ハメルズらを擁するMLB屈指の投手陣の活躍もあり地区5連覇を果たす。
2012年以降は、長年チームを支え続けた主力選手の衰えもあり成績は下降。2014年、2015年、2017年は地区最下位だった。しかし選手の台頭で徐々に立て直し、2021年には地区2位に入った。
2022年は87勝75敗で地区3位だったが、ワイルドカード争いで4位に入ったためポストシーズンに進出。ワイルドカードシリーズでセントルイス・カージナルス、ディビジョンシリーズでアトランタ・ブレーブス、リーグチャンピオンシップシリーズでサンディエゴ・パドレスを下し、2009年以来13年ぶりのリーグ優勝を達成。ワールドシリーズではヒューストン・アストロズと対戦したが、2勝4敗で敗退した。
2023年は90勝72敗で地区2位。2年連続でディビジョンシリーズでアトランタ・ブレーブスを下したが、リーグチャンピオンシップシリーズではアリゾナ・ダイヤモンドバックスに3勝4敗で敗れた。
2024年は大型投資が実を結び95勝67敗で13年振りの地区優勝を果たしたが、ディビジョンシリーズではニューヨーク・メッツ相手に1勝しかできず敗退した。
投手 | 捕手 |
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内野手 | 外野手 |
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ア行 | カ行 |
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サ行 | タ行 |
ナ行 | ハ行 |
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マ行 | ヤ行 |
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ラ行 | ワ行 |
掲示板
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最終更新:2025/01/07(火) 07:00
最終更新:2025/01/07(火) 06:00
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