基本データ | |
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正式名称 | グレートブリテン及び 北アイルランド連合王国 United Kingdom of Great Britain and Northern Ireland |
国旗 | 通称:ユニオン・ジャック |
国歌 | God Save the King (神よ国王陛下を守り給え / 国王陛下万歳) |
公用語 | 英語(事実上) |
首都 | ロンドン(London) |
面積 | 244,820km²(世界第76位) |
人口 | 約6,604万人(世界第22位) |
通貨 | 英ポンド(GBP, £) |
グレートブリテン及び北アイルランド連合王国(英:United Kingdom of Great Britain and Northern Ireland, the United Kingdom, the UK)とは、西ヨーロッパに位置する国である。
※一部フィクションが含まれている為、真面目に調べたい方はWikipedia等を参照して下さい。
ヨーロッパ北西部に浮かぶ島国。面積は本州と四国をあわせたのと同じくらい、人口は日本の約半分。
かつては一大海洋国家として世界中に進出して「太陽の沈まない国」と呼ばれるほどの繁栄を誇ったが、第二次世界大戦以降はその植民地のほとんどを失った。現在は国連安全保障理事会の常任理事国の一ヶ国として影響力を発揮している。
イングランド、スコットランド、ウェールズ、北アイルランドからなる連合国家。それぞれの地域で個別のアイデンティティを持ち、特にイングランド以外の地域では「British(イギリス人)」とひとまとめにされることを嫌う人もいる。勿論、イングランド以外に住む人に「English」などというのは論外。
貴族とメイドが純愛したり、銀河宇宙帝国を作ったり、キャンディ・キャンディがいじめに遭っていたり、バネ足怪人がいたり、波紋を使う青年がいたりと、日本に負けず劣らず奇抜な国のようだ。
騎士階級が存在する国でありながらも刀好きが多く、また妖精や幽霊、魔法使いなどのファンタジーな話にも事欠かず、こういった話を信じている人も多い。湖には怪獣がいるし、機関車すら喋る。
未来のパロディアニメではブリタニア帝国となっており、日本を領土にする。
火星人に最初に目を付けられて攻められたこともある。他にも多数の宇宙人からの侵略に遭いかけている危険な国であるが、いずれも青いポリスボックスに乗った謎の男によって未然に防がれているため国の壊滅をギリギリで逃れている。
女王はパンクス達にとっても重要であり、声高らかに「女王は死んだ(『The Queen is Dead』)」と言ってみたり、目隠しされた女王の風刺画を背に国歌(『God Save The Queen』)の替え歌を歌ってみたりして、独特の愛国心を表現している。ノーフューチャー!
また国旗にはルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエールを採用するなど、お茶目な面も見られるようだ。
宗教には主にカトリック(旧教)とプロテスタント(新教)があり、よく領土争いでアッパーシフトな真っ赤な吸血鬼の旦那とハイブロォーなコスモ銃剣を扱う神父様の間で戦争が起こるけど、午後の紅茶の時間をミルクで楽しむブリティッシュは気にしない気にしない。
近年ジャパニーズソード(俗に言う日本刀)による犯罪が増加しており、日本刀によるイギリス国内での犯罪を減らす為、急遽イギリス政府はジャパニーズソードの製造・輸入・売買を禁止することにしたらしい(イギリス人は母国のサーベルが嫌い)。
お国自慢として中世での騎士の自慢話が大好きだが、何故か彼らは母国のサーベルより日本のジャパニーズソードが大好きらしく、愛好家・マニアや多くの熱狂的ファンによって犯罪に使われることが頻発している。
その使い手は幅広く、ギャングからチンピラに14歳の少年からおっさんまで幅広く愛されている。
ちなみに、彼らはただ熱狂的に日本刀が好きなだけで剣道や居合道、その他武士の礼儀作法を知らないので扱い方は非常に雑。
国民性としてジョークや皮肉の類が大好きであり、どんなときでも欠かさない。最後に大体自虐ネタが入ってくるのもお約束。
黒猫に対するジンクスや偏見が残る国の一つであり、ハロウィンが近付くと「不吉」とされる黒猫を虐待する事件が多くなるという(参照)。
緯度的にはドイツ~北欧の南くらいに位置し、かなりの北国。
近くを流れるメキシコ湾流のおかげで比較的温暖だが、それでも日本の基準からすると寒い。夏でも三十度を超えることはまれで、二十度を下回ることも多い。夏の一時期を除いて曇りや雨の日が多く、降雨量はヨーロッパの中でも多いほう。それもザーザーではなくしとしとじめじめ降るのが英国流。特に西部は気候が安定せず、一日のうちに雨が降ったり晴れたりまた雨が降ったりまた晴れたりまた雨が降ったり、というような日も稀によくある。
とにかくガチで料理が不味いことで世界的に有名。あまりの不味さにしょっちゅうネタにされるほど。
これは元々「食材に恵まれない土地柄」であったことと、「食材本来の味を留めないほどに茹でたり揚げたりした挙句、あまり味付けをしない」というイギリス独自の調理法が、あまり他国の人間に好まれないことが理由と考えられる。
中世、イタリアの美食文化がフランス王室に持ち込まれ、それまで低レベルだったフランス郷土料理が豪華なフランス料理へと生まれ変わったというように、王族や貴族たちによってヨーロッパの食文化は各国に花開いていった。勿論イギリス王室もフランス王室との婚姻があったため同じようになっていてもおかしくはないのだが、前述の通り食材に恵まれない国だったためフランスのように郷土料理に手を加えることができず、結局昔からの食文化がそのまま現代まで残ってしまったのである。
詳しくはイギリス料理の項目へどうぞ。
2008年、イギリスのスーパーマーケットがイギリスの成人1500人を対象にして行ったアンケートでは、
実に8割が「ゆで卵(boiled egg)」の作り方を知らないという結果が出た(boiled、つまり「茹で」と名前に入っているにもかかわらず、である)。
その2年前の2006年には、強力なハロゲンライト4個を使ってゆで卵をつくる「パーフェクトゆで卵作成装置」を23歳の男性が開発している。開発した理由は「従来の方法だとどうしてもうまく作れないから」とある。
ちなみにサンドイッチ発祥の国なのにサンドイッチが作れない人も少なからずいる。……すごい国だ。
ただしスコーンやカスタード・プディング、アフタヌーン・ティーといったお茶菓子や紅茶文化は名高い。
食事は不味いが、お菓子は美味い。それがイギリスです。
また朝食に関してもそれなりに食べられる味らしく、イギリスで著名な作家サマセット・モームによると「イギリス(イングランド)でおいしい料理を食べたいなら、朝食を三回食え」だそう。さすがイギリスクオリティ。
最近はジェイミー・オリバーやゴードン・ラムゼイなどの世界的料理人も出てきているので、本当に全くどうでもいいわけではなさそうである。
古くはスコットランドのバグパイプやマザーグースなど、独自の音楽文化を持っていたことで知られる。
クラシック音楽もあることにはあるが、オーストリアやドイツの音楽家に比べて日本で紹介される機会は少ないのが現状である。「音楽の母」と言われるヘンデルもドイツ生まれであったがイギリスに帰化した。トマス・タリス、「ブリタニア音楽の父」として敬愛されるウィリアム・バード、ヘンリー・パーセル、チャールズ・ヴィリアーズ・スタンフォード、そしてなによりも「威風堂々」で知られるエドワード・エルガーが著名。英国国教会は伝統的に聖歌隊を大切にしており、聖歌隊のために書かれた曲が多い。現代でもジョン・ラターなどといったような作曲家がクラシック音楽を書いている。
現代音楽は「UKロック」と称されるロックやパンク・ロックを中心に、世界中で親しまれ、多大な影響を与えた。
1960年代ではアイドルかつ不良であった「ビートルズ」や今でも現役の「ローリング・ストーンズ」がおり、1970年代だと未だに根強い人気の「QUEEN」や「レッド・ツェッペリン」「ディープ・パープル」「ザ・フー」、パンクを全世界に輸出した「セックス・ピストルズ」、プログレッシブ・ロックを確立した「ピンク・フロイド」「キング・クリムゾン」「イエス」「エマーソン・レイク&パーマー」「ジェネシス」、ヘヴィメタルの雄「アイアン・メイデン」「ジューダス・プリースト」、1980年代だとポップアイコンの「デュラン・デュラン」「カルチャー・クラブ」「ワム!」やジャズをロックに取り入れた「ポリス」、ロックとダンスミュージックを融合させ、マンチェスターを音楽の中心地にした「ニュー・オーダー」、HR/HMだと「デフ・レパード」や「Whitesnake」、1990年代だとブリットポップムーブメントの中心となった「Oasis」や「ブラー」、ヨーロッパ1の人気を誇るアイドルグループ「Take That」、2000年代だと内省的ロックの「コールドプレイ」や私生活がグチャグチャもいいところな「エイミー・ワインハウス」などが有名。エイミー、R.I.P。
とにかく現在の音楽を語るには欠かせない地域である。
また「アンダーワールド」などに代表される、テクノミュージックの一ジャンルであるエレクトロニカは、イギリスが生んだものである。現在ではUK Hardcoreのようなハードコアテクノも流行しており、Scott Brownなど、日本国内でも有名なDJも多い。
ほかにも「オペラ座の怪人」「キャッツ」「ジーザス・クライスト・スーパースター」で著名なミュージカル作曲家、アンドリュー・ロイド・ウェバーも排出している。
余談ながら、UKロックがここまで発達したのは、英国病とも言われる経済不況で若者の働き口が全然なかったのと、働かなくてもどうにか食っていけるくらい福祉が充実していたから、というまことしやかな説があるが、真偽は不明である。
アイルランド音楽とも呼ばれ、アイルランド地方で古くから演奏され、親しまれている音楽。
ケルト音楽と似ているが、ケルト音楽とはまったくの別物であるので注意が必要である。
日本でもBS1などでBBCのニュースを観ることが出来る。また同じ公共放送繋がりだからか、NHKでBBC制作のドキュメンタリーやドラマを放送することも多い。
だが「これ、本当に公共放送なのか?」と言いたくなるような番組も多いのが特徴。詳しくはBBCを参照。
白黒の時代からコメディが好まれ、モンティ・パイソンやMr.ビーンなどが人気。コメディアンは高学歴なことが多い。
お笑いはブラック・ユーモアが好まれる傾向がある。また笑いのためならどんなタブーすらも厭わない気質がある。
ファンタジーなお国柄か、昔からSFドラマが多い。現在も続く世界最長SFドラマドクター・フー、特撮人形劇のサンダーバード、コメディ色の強い宇宙船レッド・ドワーフ号、タイムスリップもののライフ・オン・マーズなど。アメリカと違いテレビドラマの予算は格段に少ないためCGのクオリティは低く、どことなくチープだがそこにハマると抜け出せなくなってしまうのが英国ドラマの魅力。
ニコニコ動画においては、国民的人気を誇るやりたい放題な自動車番組・TopGearや、同じくやりたい放題な科学番組・Brainiacが有名(詳細は各記事)。
具体的に言えば、気に入らなければ破壊し、金庫は戦車砲で開けるのが英国流、ということだ。どういうことだ。
さまざまなスポーツの発祥地として知られる。サッカー、ラグビー、ゴルフ、クリケット、競馬、ポロ、野球、卓球、カーリング、水球、クレー射撃、ボクシングといった競技はいずれもイギリスが発祥の地であるとされる。
イギリスにおいて特に盛んなスポーツはサッカーである。サッカーイングランド代表は強豪であり、プレミアリーグは世界有数のレベルである。
競馬も盛んで、週末は競馬場が貴族の社交場となる。エリザベス女王も競走馬を所有しており、たまに競馬場へやってくる。かつての大英帝国は植民地を作ると必ず現地に競馬場を作っていた。
モータースポーツへの情熱も並みではなく、ブルックランズサーキットという世界最古のサーキットを作ったことから「イギリスはモータースポーツ発祥の地」とされる。また、毎年7月にはリッチモンド公爵というモータースポーツ大好き貴族がグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードという祭典を自分の屋敷の前で開催する。また、数多くのF1チームがイギリスに本拠地を置いている。
休日には外で体を動かしてスポーツに励む人の姿が多い。
なぜスポーツが盛んかというと、イギリスが冷涼だからである。イギリスはどの都市も気候が似通っていて、北アイルランドのベルファスト、北部のエディンバラ、中部のマンチェスター、南部のサウサンプトン、これらの都市の気温データを見比べてみると、どれも「一番暑いときの平均最高気温が20度(日本の東京の4~5月並み)、一番寒いときの平均最高気温が6~8度(日本の東京の1月並み)」となっている。
一番暑いときでも平均最高気温が20度で非常に涼しく、「暑くてバテて走れない」ということにはならない。また、一番寒いときの平均最高気温が8度で、シベリア並みの凍てつく寒さと言うほどではなく、「じっとしていると寒いのでスポーツしたい、スポーツができないほどの凍てつく寒さではない」という感じの絶妙な寒さとなっており、スポーツするにはぴったりとなっている。「ちょっと走り回って体を温めよう」という気風がイギリス全土で定着している。
余談ながらこのイギリスの冷涼な気候がイギリスのサッカースタイルを生んでいる。イギリスのサッカーというと守備ラインからロングボールを放り込んで走り込む、いわゆるキックアンドラッシュという戦術で縦に速いのが特徴だが、気候が冷涼で全力で走らないと寒くてしょうがないからである。
ハリポタで有名なオックスフォードは、イングランド東部にある大学都市である。
厳密に言うと、北アイルランドは現在正式な旗を持っていない。上図の北アイルランド旗は「アルスター・バナー」と呼ばれ、1953年から1972年まで北アイルランド政府を表す公式な旗であると同時に北アイルランドの事実上の旗であったが、その後いろいろあって公的な地位を失った。しかし現在でも、スポーツの大会などでは北アイルランドを表すために使わることがある。
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最終更新:2025/01/04(土) 10:00
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