レア (Rare Limited.) とは、イギリスのコンピューターゲームメーカーである。日本においては「レア」では伝わり辛いためか「レア社」と呼ばれることが多い。
海外ゲームメーカーとしては珍しく、写実的な描写よりもSF・ファンタジー色を得意とするメーカーである。ドンキーコングシリーズにおいて人工物のステージが多数あるのはそのためである。
1982年にUltimate Play The Gameの社名で設立。『Jetpac』・『伝説の騎士エルロンド』・『バトルトード』シリーズを開発。
1994年、高い3D技術を買われ任天堂にセカンドパーティとして参入。第1弾『スーパードンキーコング』は国内のみで300万本、海外800万本販売という記録的な結果を残した。以降もミリオンソフトを連発し、スーパーファミコン中期からニンテンドウ64期の任天堂を支えた立役者である。
2002年、Xbox部門強化のためマイクロソフトに3億7500万ドルで買収される。『あつまれ! ピニャータ』や『パーフェクトダーク ゼロ』が海外150万本を記録。後から搭載されたXbox360のアバター機能はレア開発のものである。
近年では『ディディーコングレーシングDS』を開発、更にはTHQ販売のもと『バンジョーとカズーイの大冒険』・『あつまれ! ピニャータ」』リメイクをニンテンドーDSで発表しており、任天堂との関係が完全に切れたわけではない。
なお、レアが開発したゲームやキャラクターの版権は任天堂とレアとで分割管理されており、ディディーコング系は基本的に任天堂側に残ったor任天堂が買い取ったが、『ディディーコングレーシング』に一緒に出演したコンカーや、『バンジョーとカズーイ』、『パーフェクトダーク』等はレア側に版権がある。
ちなみに、下品さに定評がある。ゲップの効果音だけで数種類あったり、トイレの中に入っていくシーンがあったりするなど。
下記のConker'sBad Fur Dayの日本版が未発売なのはあまりのR-18Gっぷりだったといわれている。そんなコンカーは12年ぶりにXboxOne「プロジェクトスパーク」に登場する。トレーラーでは「12年間新しいゲームが出なくてがまんできなかった」と言いながら新作ゲームのロゴを真っ二つにした。
2015年8月4日にはレア社30周年を記念して「バトルトード」「バンジョーとカズーイの大冒険」「パーフェクトダーク」など2DゲームからXbox 360タイトルまで幅広く歴代の名作ゲーム30作品を収録した「レア リプレイ」がXboxOneが発売予定。価格は驚きの3000円!「パーフェクトダークゼロ」を含むため、CEROはZ指定。
また発売日は未定だがレア社のXboxOne独占新規IPとしてアクションアドベンチャーゲーム「Sea of Thieves」が発表されている。
レア社を退社した元「バンジョーとカズーイ」の開発スタッフがPlaytonic Studiosという会社を立ち上げ、「バンジョーとカズーイ」の精神的続編「Yooka-Laylee」をキックスターターを通じて開発中。PC、Mac、Linux、PS4、Xbox One、Wii U向けに2016年10月に海外で発売予定だったが、発売予定日を大幅にずれて2018年6月14日よりNintendo Switch版のダウンロードでのみ販売が開始された。
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最終更新:2025/03/02(日) 08:00
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