トレゴンウェルズナチュラルバルブメア(Tregonwell's Natural Barb Mare)とは、1657以前生まれ?のサラブレッドの基礎繁殖牝馬の一頭であり、現在最大勢力である牝系の1号族の始祖である。よって便宜上1号族についてもこの記事で解説する。
概要
1657年にオリバー・クロムウェル氏が優秀な繁殖牝馬を探すために北アフリカに派遣したチャールズ・ロングランドによってイギリスに輸入された芦毛のバルブ馬の牝馬である。ジェネラルスタッドブックの初期は1号族の基礎繁殖牝馬は匿名のナチュラルバルブメアとしていたが、当時の文献や資料から整合性を取って、1891年の版からこのナチュラルバルブメアがこの頃の当時の王室御用達の牧場主のトレゴンウェル氏所有のスノーティングベースと同一馬とし、トレゴンウェルズナチュラルバルブメアに表記が改められた。
牝系が広まるのは1750年代くらいからとなるが、プルネラという1788年生まれの繁殖牝馬の活躍で一気に広まった。プルネラを通さない牝系子孫も現在全サラブレッドの10%ほど存在するが。
1895年にはブルース・ロウ氏によって発表された「フィギュアシステムによる競走馬の生産」でオークス・ダービー・セントレジャーにおいて最も多くの勝ち馬を輩出している牝系「1号族」に位置付けられた。
ファミリーナンバーについての解説で多くの文献・サイトでは今では1号族だから優れているとはされないと結論付けているが[1]、ファミリーナンバーが提唱された1895年には1号族は約8%の勢力だったのに対して、現在では約20%の勢力にまで拡大している。
やはり1号族にはなにかあるかもしれない。
血統表
(始祖なので)ないです。
関連動画
17:12あたりから
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関連項目
脚注
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