銀河系とは、太陽系を含む銀河である。またの名を天の川銀河。当然ながらわれわれ人類は銀河系の中にいることになる。
概要
約2000億個の恒星を含む。質量は6000億~3兆太陽質量だと推測される。数値にばらつきがあるのは質量という物理量が直接観測では求められない数値のため科学者が適当に「まあ、こんなもんだろ」となんとなく決めたからである。
ちなみに中心部分には420万太陽質量もある巨大ブラックホールがあると専らの噂だが、恒星が2000億個あって銀河系の質量が太陽の6000億~3兆倍なのにそのブラックホールだけで420万も使って大丈夫なの!?と言いたくなる。その辺はほとんどの恒星は太陽より質量が小さいということで解決できるのでご安心ください。というか銀河系の恒星部分の質量は全体の10分の1程度しかないらすぃ。
銀河系の形
直径10万光年、厚さが中心部で1万光年の円盤状である。中心部以外のディスク部分は1000光年くらいの厚さしかないので円盤というよりは甘食を上下に並べた感じじゃないかと思う。
天の川
地球からは銀河系は天の川として観測できる。英語では「Milky way」という名前である。この名前の由来は女神ヘラの母乳が流れ出たという微グロな設定からきている。てかどんだけ乳の量が多いんだよと。
天の川を見ていると明るいところに対して暗い部分があるが、そこは星がないのではなく星間物質が星の光を遮っているからである。高精度画像で天の川を見ると、黒い雲で天の川が包まれている感じがよくわかる。
天の川といえば夏だが、冬でも天の川は観測できる。ただし、夏見えるのが恒星の密度が濃くて明るい中心部分なのに対し、冬の天の川は外側なので恒星の数が少なく暗い。また、冬にも天の川を観測できるのが、太陽系が銀河系の外ではなくあくまで中にあるというよい証拠である。
天の川を観測したい人へ
現在の日本では光害のせいで天の川を観測できる場所はかなり少なくなってしまった。そもそも天の川が暗いためである。少なくとも4等星の星が見えるところに行かなければ見ることはできないと思っていいだろう。
観測にうってつけの場所としては都会から離れた盆地、山の高いところ、半島の先のほうなどがオススメとのこと(人から聞いた話)。結構遠くの町の光でも影響が大なので注意。また、以上の条件を満たす場所でも近くに民家や自販機などの明かりがあると見えにくくなるのでこれもまた注意。
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関連項目
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