[この記事は Kobi Glick、Google Play チームによる Android Developers Blog の記事 "New features for reviews and experiments in Google Play Developer Console app" を元に翻訳・加筆したものです。詳しくは元記事をご覧ください。]

100 万本以上のアプリが Google Play Developer Console を通じて公開されている現在、アプリの公開を確信を持って行い、ユーザーを獲得し、ユーザーについて理解を深めながらビジネスを運営していくことが いかに重要なことであるか Google は深く理解しています。深刻なパフォーマンス問題に対応するにせよ、否定的なレビュー投稿に回答するにせよ、いつでもどこでもアプリの状況を確認できることは計り知れないほど大切です ...
[この記事は Kobi Glick、Google Play チームによる Android Developers Blog の記事 "New features for reviews and experiments in Google Play Developer Console app" を元に翻訳・加筆したものです。詳しくは元記事をご覧ください。]

100 万本以上のアプリが Google Play Developer Console を通じて公開されている現在、アプリの公開を確信を持って行い、ユーザーを獲得し、ユーザーについて理解を深めながらビジネスを運営していくことが いかに重要なことであるか Google は深く理解しています。深刻なパフォーマンス問題に対応するにせよ、否定的なレビュー投稿に回答するにせよ、いつでもどこでもアプリの状況を確認できることは計り知れないほど大切です。

Google が 5 月に公開した Google Play Developer Console アプリを使い、既に数千人のアプリ提供者の人々が外出先でアプリの状況を確認しています。

本日(*原文公開当時)、このアプリで次の機能が新たに利用できるようになりましたことをお知らせします。

新しいレビューについての通知を受け取る


レビューを検索するためにフィルタを使う


ストア掲載情報の A/B テスト結果を確認し、適用する


段階的公開の割合を上げる、不適切な段階的公開を中止する


Google Play で Developer Console アプリをダウンロードし、提供中のアプリやゲームの状況を どこにいる時にも把握しましょう。また、Playbook for Developers アプリをダウンロードしておくと、Google Play でのビジネスの成功を支援する最新の機能やベストプラクティスについての情報をいつでもご参照いただけます。ぜひご活用ください。


Posted by Ryosuke Matsuuchi - Developer Relations Team

[この記事は Israel Shalom、プロダクト マネージャーによる Google Developers Blog の記事 " Introducing the Google API Console" を元に翻訳・加筆したものです。詳しくは元記事をご覧ください。]

毎日、何十万人ものデベロッパーが、 Google マップから YouTube に至るまでのさまざまな Google API に、何百万件ものリクエストを送信しています。認証情報、リクエスト上限数の割り当てなどを参照するために コンソールにアクセスしている何千人ものデベロッパーの皆さんの、コンソール操作の効率をより高めることを目指し、私たちは改良を継続しています。

3 月 24 日より、全面的な Google API エクスペリエンスの向上を目的として ...
[この記事は Israel Shalom、プロダクト マネージャーによる Google Developers Blog の記事 "Introducing the Google API Console" を元に翻訳・加筆したものです。詳しくは元記事をご覧ください。]

毎日、何十万人ものデベロッパーが、Google マップから YouTube に至るまでのさまざまな Google API に、何百万件ものリクエストを送信しています。認証情報、リクエスト上限数の割り当てなどを参照するためにコンソールにアクセスしている何千人ものデベロッパーの皆さんの、コンソール操作の効率をより高めることを目指し、私たちは改良を継続しています。

3 月 24 日より、全面的な Google API エクスペリエンスの向上を目的として、console.developers.google.com で API コンソールの展開を順次進めています。ナビゲーション バーに 20 以上のセクションが配置されていた従来のものより、かなりすっきりとしてシンプルなインターフェースになり、[API Manager]、[Billing]、[Permissions] のみが表示されます。

図 1: API コンソールのホームページ

図 2: API コンソールのナビゲーション セクション


console.cloud.google.com の変更はなく、従来どおり、Google Cloud Platform サービス スイート全体にアクセスできる Cloud Console を参照します。これらの 2 つのコンソールは別のものを参照しますが、根底にあるリソースは同じです。つまり、Cloud Console で作成したプロジェクトには API コンソールからもアクセスでき、その逆も可能です。

新しい API コンソールの狙いは、共通の API 関連タスクをより速く完了させることです。たとえば、新規プロジェクトでまず API を有効化したら、次のステップは通常、認証情報の作成です。そこで私たちは、認証情報の作成手順を用意しました。このツールは、デベロッパーの皆さんが必要な認証情報を素早く見つけるために役立ちます。API を有効化した後、速やかに認証情報を追加できます。


図 3: API を有効化すると、[Credentials] セクションへのアクセスを促される


図 4: 資格情報ウィザード


Google の各種 API を利用している多くのデベロッパーの皆さんのために、私たちは、今後も継続して API コンソールの操作改良に取り組む予定です。もし皆さんがこれらのコンソールのユーザーであれば、API コンソールを試し、フィードバックを送信するボタンから感想をお寄せください。


Posted by Khanh LeViet - Developer Relations Team

[この記事は Damien Mabin、デベロッパーアドボケートによる Android Developers Blog の記事 "Virtual currency: Sources and Sinks" を元に翻訳・加筆したものです。詳しくは元記事をご覧ください。]

仮想通貨を提供し、無料提供をうたったモバイル ゲームが近年増えていますが、ゲーム開発時に陥りがちな危険が多数あることも認識しておかなくてはなりません。1 つめの危険は経済バランスが狂うことです。 Play Games Services のツールに含まれる Sources and Sinks は、ゲームの仮想経済バランスを測る便利な機能です。

ゲーム経済における現在の状況を、簡単な図式を使って視覚化できます。下の図 1 では、x 軸 (時間) と y 軸 (仮想通貨の量) 上に、2 つの曲線があります ...
[この記事は Damien Mabin、デベロッパーアドボケートによる Android Developers Blog の記事 "Virtual currency: Sources and Sinks" を元に翻訳・加筆したものです。詳しくは元記事をご覧ください。]

仮想通貨を提供し、無料提供をうたったモバイル ゲームが近年増えていますが、ゲーム開発時に陥りがちな危険が多数あることも認識しておかなくてはなりません。1 つめの危険は経済バランスが狂うことです。Play Games Services のツールに含まれる Sources and Sinks は、ゲームの仮想経済バランスを測る便利な機能です。

ゲーム経済における現在の状況を、簡単な図式を使って視覚化できます。下の図 1 では、x 軸 (時間) と y 軸 (仮想通貨の量) 上に、2 つの曲線があります。
  • 1 つはプレイヤーが稼いだ仮想通貨の量 (オレンジ色の線)です
  • もう 1 つはプレイヤーが使った仮想通貨の量です (緑色の線)

図 1: 収益性の低い経済状態 図 1: 収益性の低い経済状態
図のこれらの曲線は何を意味しているのでしょうか?この場合、ゲームの収益化が期待できないことを示しています。稼いだ通貨量より使った通貨量が少なければ、ユーザーは黒字になります。ユーザーはお金が足りないと感じていません。これはプレイヤーが通貨の使い方または通貨を使うことの価値を理解していないということです。仮想通貨を利用可能なコンテンツがどのくらいあるか、またそのようなコンテンツをすぐに見つけやすくなっているかを再検証する必要があります。またインフレは好ましくないため、ゲームで稼ぐことができる通貨の量を減らすことを検討しても良いでしょう。最終的に、図 2 のような曲線を描くことが望ましいといえます。
図 2 バランスのとれた経済 図 2 バランスのとれた経済
図 1 よりかなり改善されました。ユーザーは、稼ぐ量よりも多くの通貨を使っています。でも少し待ってください。なぜこのようになったのでしょうか?これには 2 つの理由があります。1 つめは、プレイヤーが変更の前に貯めていた通貨のストックを使っているからです。そして 2 つ目は、ユーザーがアプリで購入した通貨は、上の図に含めるべきではないということです。これは覚えておくべき重要なポイントです。もう数日待てば、2 つの曲線が少し近づくでしょう。その差分が、ユーザーが IAP を通じて購入した仮想通貨ということになります。

図 3 安定した経済 図 3 安定した経済
Play Games Services では、コード 2 行でこのように経済を視覚化できます。iOS や Android でも利用でき、ユーザーがサインインする必要もありません。Android や iOS のアプリでは以下のようになります。
実装方法についての詳細はこちらをご覧ください。

実装が完了すれば、Play Store デベロッパー コンソール にてグラフを表示することができます。[Game Service] セクションで、[Player analytics] から [overview] をクリックしてください。


Posted by Eiji Kitamura - Developer Relations Team

[この記事は Frederic Mayot、Google Play チームによる Android Developers Blog の記事 "Integrate Play data into your workflow with data exports" を元に、荒木が翻訳・加筆したものです。詳しくは元記事をご覧ください。]

Google Play デベロッパー コンソールでは、アプリやゲームを公開して、ビジネスを育て、収益化するために必要なノウハウを身に着けられるよう、豊富なデータを用意しています。現在デベロッパー コンソールに用意されている表示機能だけでなく、さまざまな形でデータを取得して分析したいという開発者のニーズにお応えして、財務情報、クラッシュデータ、ユーザー レビューなどがエクスポートできるようになりました。また、アプリやゲームに関するさまざまな統計情報 (インストール数、評価、Google クラウド メッセージング (GCM) の登録数など) に Google Cloud Storage からアクセスできるようになります ...
[この記事は Frederic Mayot、Google Play チームによる Android Developers Blog の記事 "Integrate Play data into your workflow with data exports" を元に、荒木が翻訳・加筆したものです。詳しくは元記事をご覧ください。]

Google Play デベロッパー コンソールでは、アプリやゲームを公開して、ビジネスを育て、収益化するために必要なノウハウを身に着けられるよう、豊富なデータを用意しています。現在デベロッパー コンソールに用意されている表示機能だけでなく、さまざまな形でデータを取得して分析したいという開発者のニーズにお応えして、財務情報、クラッシュデータ、ユーザー レビューなどがエクスポートできるようになりました。また、アプリやゲームに関するさまざまな統計情報 (インストール数、評価、Google クラウド メッセージング (GCM) の登録数など) に Google Cloud Storage からアクセスできるようになります。

Google Play デベロッパー コンソールの新しいレポート セクション

デベロッパー コンソールに [レポート] タブが加わり、エクスポートできるすべてのデータを 1 か所で確認できるようになっています。

Google Play データにアクセスする確実な方法

Google Play デベロッパー コンソールの統計情報をダウンロードする、最も簡単で確実な方法です。インストールに関する統計情報、レビュー、クラッシュ情報、収益情報などのすべてのレポートにアクセスできます。

プログラムから Google Play データを利用

Google Cloud Storage を利用する新しいアクセス方法を使うことで、さまざまな可能性が広がります。たとえば次のようなことをプログラムで実行できるようになります。
  • インストール数や収益のデータを社内のダッシュボードにインポートする
  • カスタマイズした分析を実行する
  • クラッシュと ANR のデータを任意のバグ管理システムにインポートする
  • 任意の CRM システムにレビューをインポートして、フィードバックをチェックしたりユーザーに返信したりする
データには Google Cloud Storage のバケットからアクセスできます。一番簡単なのは、gsutil を使う方法です。まずはじめに、次の 3 つのステップにしたがってレポートにアクセスします。
  1. gsutil ツールをインストールします。
    • Google Play デベロッパー コンソールのログイン情報を入力してアカウントの認証を行います。
  2. 新しい [レポート] セクションでレポートのバケット ID を確認します。
    • バケット ID は pubsite_prod_rev で始まります (例: pubsite_prod_rev_1234567890)。
  3. gsutil ls コマンドを使用すると、ディレクトリとレポートの一覧が表示されます。gsutil cp コマンドでレポートをコピーできます。レポートは、パッケージ名と作成日 (年月) ごとにディレクトリに分類されています。
レポート データのエクスポートについて詳しくは、Google Play デベロッパー ヘルプセンターを参照してください。

Google Play と Cloud Platform のデータ アクセスについて: Google Play デベロッパー アカウントがアクセスするのは、Google Play がオーナーになっている、レポート専用で、読み取り専用の Google Cloud Storage バケットです。Google Cloud Storage を既に使用していても、ほかのデータには影響はなく、Google Play デベロッパー アカウントと接続されることはありません。Google Cloud Storage を使用している場合、データの保存については利用規約をご覧ください。

Posted By Yuichi Araki - Developer Relations Team