８兆円もの税収減になるのに、多くは高額所得者がその恩恵を受けて、低所得者層の恩恵はほんのわずかです。 例えば低所得者層の手取り増は年８万円くらいです。 ところが高額所得者１０００万以上の年収の人は、３倍近い２２万円増です。 よく引かれてる金額を考えれば、低所得の方がお得という人がいますが、もともと高所得者の所得税率は70％→37％→45％と恩恵を受けてきた人たちです。 例えば8兆円を使うならなら、全国民に一人7万円づつ配れます。 低所得の人でも一家4人なら28万円もらえます。 また8兆円も減税してもその経済効果はほとんどありません。 特に高所得者層に厚く減税してもほとんど使わず貯金に回るとデータに出ており、効果はありません。 また4000万人いると言われる年金受給者にほとんど恩恵はありません。 年金受給者の多くは200万以下の人だからです。 結局この制度改革は、高額所得者だけが喜ぶ改革で、財源も結局国債になるのは間違えなく赤字を増やすだけになるでしょう。