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マクロ経済学で言う「投資」とは、実体のある工場設備や施設を建設・設置することで、産業や クニ全体の生産高を増やし 生産性を向上させることです。 民間企業がおこなえば「民間設備投資」、即自的に営利を求めない筈の「政府が行えば公共投資」です。 公共事業というのは、正確な表現ではありません、公共投資だけでなく、政府が行う「活動のすべて」を言うので、募金活動、五輪などスポーツ大会、音楽会活動もふくまれます。勿論、募金やスポーツ活動がすぐに、雇用を拡大させるわけではありません。 ---------------------- で、本題ですが >公共投資を行うことで雇用が拡大し・・・ その前提として、不完全雇用状態である、つまり失業者がいるとき、という経済状態が存在しています その理由は、二つあります 1. 投資を実行することで失業者が減少して雇用が増える→ 需要効果 (民間企業は 不景気で、設備投資を行わないので 代わりに政府がする) 2. 公共投資を行うことで、道路や鉄道など政府所管の公共財が更新され、経済全体の生産性が向上する、つまり、旧式の道路では3時間かかっていたのが高速道路で1時間で行けるようになって 国民経済上のメリットが生じる。 これは需要増加にとどまらない 「所得(増加)効果」といいます。 国民の所得がふえれば、消費も増えて、新たな財やサービスへの要求がうまれ、ひいては雇用の増加につながります。
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知恵袋ユーザーさん
質問者2016/12/19 0:41