要約すればただ1行 「生涯一人のパートナーを守る」これがキリスト教の根幹です。 この意味においてキリスト教でセックスを「快楽として楽しむ」という考えが成立する可能性はパートナーの間だけです。日本の法律による入籍とパートナーになった瞬間はずれることはあり得ます（というか、通常ずれています）。 また生涯一人のパートナーだからこそ、原則離婚はダメなのです。 質問者さんと彼がこれからの生涯お互い一人であるなら、それでキリスト教的に何ら問題はありません。 ========== プロテスタントでは信者本人と神との関係が一番重視されます。つまり信者一人一人が聖書をよく読み、神に祈って生活をします。 もちろん圧倒的な指針は聖書であり、聖書では婚前交渉は出来ないとあります。 しかしここからが信者によって違うのですが、聖書に書いてある「字面」をそのまま厳格に（2000年経った日本で）適用する事に積極的にこだわる人がいる一方、聖書の精神、愛する人と生涯一つになって暮らす事への約束（＝セックスを始める事）と結婚の手続き日程を同一視しない人もいるのです。 キリスト教徒には本当にいろいろな人がいて、一つの考えで全員を括って縛る事は出来ません。 私見ですが、大事なのは彼とあなたがどう考えるかです。結婚は夫と妻の契約です。これはどの教派でも同じです。 質問者さん自身はキリスト教徒ではないようなので、なぜ彼の信仰のありかたがあなたには好ましくないのかも考えてみるといいでしょうね。同じ考えを共有できないと結婚生活は長続きしませんから。