AIの学習では一般的に512pixel四方以上の画像がベースとなっているため、その半分256pixel以下のサイズにしておけば多くの場合プログラムによる自動収集は行われません。
最近では1024pixelが主流となってきているので、なおさら小さい画像は使われる可能性は低いです。
また、人の手で学習素材を選定するような場合でも、低画質である小さいものをあえて選ぶケースはほぼありません。
解像度が低いというとドット絵が思い浮かびますが、高解像度のものを縮小した画像とドット絵とでは作りが異なりますので、縮小画像がドット絵の素材として選ばれる可能性も低いでしょう。
逆に、縮小ではなくはじめから「ドット絵」として描画されたものは、そういうものを学習させたい層に需要があります。学習される機会は減ると思われますが、防止対策としては不適切です。
シルエット画像が学習されるケースは少ないと思います。ただ、やはりどこかにその需要はあるでしょうね。
どのような方法をとっても学習される可能性をゼロにはできませんが、1000リットルのお茶に塩1粒溶かしたとして、それがわかる人はいないでしょう。
数億枚の画像のうちの一枚にそのアイコン画像が含まれたとしても、学習による実質的な被害を受けることはないと言えます。あなたがそこまで深刻に気にする必要はないでしょう。
なお、昨今流行りだしているウォーターマークやサイン等は、同一のウォーターマーク等が入った複数の画像を集中学習させた場合に、若干の学習阻害効果が見られる場合もある…レベルで、見た目が悪くなるわりにたいして効果はありません。閲覧者に向けた学習拒否の意思表示的な役割の方が大きいです。アカウントの顔であるアイコンにいれるのはおすすめしません。
ウォーターマークはやろうと思えば除去も可能ですが、集中学習をする意欲を削ぐことにはなると思います。ただ、今回は画像1つについての話のため該当しないでしょう。
ノイズも、検証サイトの結果を見る限り万能とはいえません。
最初に記載した、サイズを小さいものにすることが、最適解だと思います。