論理の問題では、与えられた命題の“対偶”も考えてみてください。与えられた命題が“真(正しく成り立つ)”のとき、その命題の対偶も“真”となります。 例えば、命題「Ａならば、Ｂである」が真であるとき、 その対偶は、「Ｂでないならば、Ａでない」となります。 このように、“ならば”の前後を逆にして、肯定を否定に、否定を肯定にすることで対偶の命題をつくることができます。 この問題では、①「AならばBである」と②「AでなければCでない」の２つに分けて考えると、それぞれの対偶は次のようになります。 ①の対偶：「ＢでなければＡでない」 ②の対偶：「ＣならばＡである」 これらを合わせると、選択肢４の「BでなければAでない、 CならばAである」ができるので、選択肢４が正解となります。