【出雲風土記】古事記・日本書紀と同じく天皇に命じられて編纂されたのが「出雲風土記」などの風土記である。同じ時代に編纂されて同じ内容かと思いきや違うと言います。

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補足

出雲風土記には出雲の国の成り立ちや神話も集めています。しかしながら、古事記・日本書紀の内容に異議をとなえるような内容が書かれています。 古事記の中に出てくる神話の半分が出雲で起きたとされる出来事です。それなのに、出雲風土記にはアマテラスや、オオクニヌシが出てこないのです。それどころか、同じ時代の同じ土地で起きたとされることとは、まったく違うストーリーが書かれている始末です。

日本史 | 宗教290閲覧

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ご回答ありがとうございました。(^_-)-☆ 知恵袋の一利用者です。設問を上げていますが知識を得るためです。 >>>「風土記には、不都合な事柄だ沢山記述されています!」 →そうらしいのですよ。そこまでは私も言えるのです。書かれている分野が違うのは目的が異なるからで理解できます。ところが同じ神様の出自や言動がことなるのは納得できないのです。具体的にご存知の相違点がありましたら過剰書きで教えてください。違うと言うところまでしか知らないのです。

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その他の回答(2件)

>同じ時代に編纂されて同じ内容かと思いきや違うと言います。 同じようなケースとして、キリスト教の新約聖書の福音書があります。 4つの福音書が新約聖書にありますが、イエスの生涯を記した文書ですが、著者が違って、相違点がたくさんあります。古事記と日本書紀のようなものです。 4つの福音書が、互いに異議を唱えているわけではなくて、著者の視点が違うわけで、それは古事記と日本書紀にも言えます。 そして出雲風土記は、他の回答者が既に書いているように、そもそも史書ではなくて、歴史を記述しているわけではないです。歴史的な正確さを天皇(朝廷)が風土記に求めているわけではなくて、あくまでも地方の伝承であり、特産物や地名、土地の状況とともに「地方の情報」となるのが風土記です。 ですので互いに異議を唱えているわけではないです。 ・政府の中央の役人が編纂した史書が2つの視点(日本書紀と古事記) ・地方の役人が、その土地に関する情報を中央に提供する視点 この違いが、相違点となっているわけです。

ご回答ありがとうございました。 古事記と日本書紀の相違点は質問していません。質問は出雲風土記との相違点です。前期の2書と異なり大きく異なる内容の相違点をご認識されていれば教えてください。

古事記は、どちらかと言えば出雲神話を重視する傾向があり、日本書紀は大和朝廷の正統化を重視する傾向がありますね。 そして風土記は史書という位置づけではなくて、その土地の奇譚のようなエピソードや伝聞が収録されており、そもそも歴史書ではないです。 異議をとなえるわけではなくて、民間伝承と公的な歴史との違いということです。