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本格的な経済の好循環に向け、以前より物価上昇のペースが鈍化し実質賃金のマイナスも改善するなど一定の前進は見えるが、万全とは言い切れない。
本格的な経済の好循環に向け、以前より物価上昇のペースが鈍化し実質賃金のマイナスも改善するなど一定の前進は見えるが、万全とは言い切れない。 脱年功序列や若手登用の潮流の下、賃上げが若手や中堅に偏っており、中高年に恩恵が十分に行き渡っていない。シニアを積極活用し、彼らの賃金を下げない取り組みも必要だ。 一方、日本は食料やエネルギーを輸入に頼っており、円安の下では多くの富が海外に逃げる。輸出産業は中国など安価な製品を作る新興国と競合している分野が多く、良いモノを作っても高く売れない。エネルギーも原子力発電や再生可能エネルギーへの転換など脱炭素化が遅れ、化石燃料を輸入している。 産業やエネルギーの構造転換ができていない中、民間が賃上げや生産性向上を進めても、穴の開いたバケツに水を入れるようなものだ。国が政策で構造を変えなければ、好循環にはつながりにくいと言うニュースがありますが皆さんはどう思われますか?