2025年03月28日

映画「愛を耕すひと」



静かな抒情詩的な映画かも知れないと思ったのは、ポスターの荒れた大地と、そこにたたずむ3人の姿から勝手にイメージした。

映画は史実を元にしており、普段に知る事もないデンマークの開拓史と貴族や王領地、それを開拓する貧しき軍人を核に、貴族の陰謀や人種差別、親子、男女、貧困、争い、などが絡んで物語はすすみ、見応えあり。

映画を見終わってから、近くのカフェでコーヒーを飲みながら、映画の最初にデンマーク語でタイトルが大きく出てたのを思い出した。

日本語タイトルの「愛を耕すひと」というハートフルなのとは違う印象の映画だったで、原題名が気になった。

スマホに翻訳アプリがあるので調べたら、原題は「ろくでなし」と訳が出た。これは頑固な主人公を意味するのか、あるいは違う意味なのか、色々考えてしまう原題だね。
  


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2025年03月26日

イギリス国旗のヘアーブラシ



知り合いの70過ぎのオッチャンは髪の毛が黒いし、白髪もないから、何か特別なケアをしてると思っていた。

先日、久しぶりに会った時、相変わらず髪の毛が黒いままなので、その理由を尋ねたら、ヘアーブラシを使っているのと、髪を洗うときはシャンプーを使わずに、ボディーソープを使っているらしい。

毎日、朝と夜の2回はヘアーブラシでブラッシングしており、一回につき、100回ぐらい軽くマッサージしてるのと、髪の毛を洗うのはボディーソープで洗い、シャンプーを使っていないと自慢げに言ってた。

パッケージのユニオンジャックの国旗がよく目立つし、このヘアーブラシは英国製で、イギリスとユーロの国際特許を取っていると表記し、開発した人物の顔写真もある。

顔写真といえば農産物の直売所で、このトマトは私が作りました、と生産者の顔写真があるのを見かける。私が責任を持って作りましたのようにアピールしてると、全く知らない生産者なんだけど、何となく信用してしまう。

あまり知られていない商品を消費者へアピールするには、顔写真を載せるのも効果があるかも。  


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2025年03月25日

イカの活き造りを呼子で



福岡唐人町のジェラートカフェを訪問した翌日、久しぶりに会うオッチャンとランチをどうしようかと話し合い、これも久しぶりに呼子のイカを食べに行こうと決まった。

車好きなオッチャンと中高年オヤジ2人でドライブしてると、唐津の海側へ行く道が新しく出来ているし、道路の幅も広くなってた。

呼子のイカの活き造りは名物料理なので、イカの活き造りと書かれた旗が、どこの飲食店の前にも並んでる。

飲食店の名前も「いか道楽」などのように、イカがちゃんとついており、お客にもわかりやすい。

駐車場に停まっているナンバーを見たら、福岡や大阪、久留米など佐賀県外が多かったのは昔と変わらない。

店内の入り口にはタブレットがあり、人数や客席の指定をすると、番号が書かれた紙が出て、しばし待たされた。
地方の飲食店にもデジタル化が普及してるね。
  


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2025年03月24日

伊万里焼とカレー



伊万里に20年以上住んでいた事もあり、伊万里焼や鍋島焼
の窯元さんたちと知り合いができた。

そうなると、だんだん家で使う器のお皿やカップなどに伊
万里焼や鍋島などの焼き物が増えて来た。

伝統的な紋様もあれば、現代の生活に合うような食器な
ど、窯元の後継者もいろいろ試行錯誤し頑張っている。

鍋島の伝統的な色彩や紋様をたくさん用いている器は、使う用途よりも、見せるのを主役にしている。

普段の生活に使う食器の紋様は、料理の邪魔をしない程度に控えめな方がうるさくなくて使いやすい。

それと、食器は手に持つモノだから重量はできるだけ軽くすると、器の中に料理を入れても重さが気にならない。
手に持つモノは「重さ」もデザインの大事な要素です。
  


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2025年03月22日

ジェラートカフェの福岡唐人町へ



だんだんと寒い日から暖かい日が増えて来た。
縮まっている身体を動き出すにも良い季節になり、羽田から飛行機に乗って福岡へ。

福岡の唐人町に知り合いが「ジェラートカフェ」をオープンしたので、立地や空間、メニューがどんな様子なのか気になって、電話で話を聞くよりも、現地へ行くのが一番わかりやすいと現場の店へ行った。

ジェラートとカフェの二刀流。ジェラートに使う素材は九州の果物や野菜などで作る、こだわりジェラート。

そら豆のジェラートを頂いたら、まさにそら豆の風味が口の中に広がり、生まれて初めての味覚体験だった。



通りに面した広めのガラス窓から自然光が優しく入り、店内は明るく心地良い雰囲気になっている。
カフェ・ラテも店主の性格に似て優しい味わいで、繁盛店になる要素がちゃんとそこにあるのを確認した。
  


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2025年03月18日

ナポリのピッツァでランチ



浅草に住んでるテニス仲間の活動エリアは、上野や御徒町、日本橋など東京の東側がメインで、渋谷や恵比寿などの東京の西側エリアをあまり行くことがない、という話から、じゃあ、西側の中目黒でランチしようとなった。

中目黒の観光ガイド役になり、ランチのお店はピッツァを予定した。ナポリピッツァ世界選手権で優勝した人の店が、目黒川沿いに去年の秋に移転して広くなって、正に本場ナポリのピッツァを提供している。

お店の場所が変わっても、インテリアはそのままの雰囲気だし、窓が広く明るいのも変わらない。
テーブルに来たピッツァはお勧めのマルガリータ。

中目黒の観光地にスタバのロースタリーがあり、4階建ての店を見に行くと、入り口は人がいっぱい。
店内は満席で入場整理券を出してるが、待ち時間は45分とスタッフが言ってた。

中目黒駅近くのドーナツ店も行列だったので、テニス仲間は中目黒では行列している人の多さに驚いてたね。
  


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2025年03月17日

無研磨の歯磨き剤



ずいぶん前のデザインで、新しい歯磨きのパッケージを手伝う事があった。築地の中小企業で社員は30人程。

その当時、歯磨きの大企業のパッケージや広告には、息さわやかや、フレッシュさ、ナチュラルといったキーワードが多かったが、その中小企業のコンセプトは美白だった。

美白となれば店頭に並んでる歯磨き剤の中に、まるで化粧品のような高級感があり、差別化と独自性が出る。TV広告やコピーの効果も大きくて予想以上の成果になった。


話題効果もあり、他の化粧品メーカーからOEMの委託があり、歯磨きのパッケージデザインがしばらく続いた。

パッケージをデザインする際に、歯磨き剤の含有物に研磨剤が入っているのを知り、歯ブラシと超微細な研磨剤のおかげで歯の汚れが落ちている、と聞いた事があった。

ドラッグストアで見かけた歯磨き剤には「無研磨」とあるから、一体どんな感じなのか気になり試している。
  


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