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Firefox の勝手なメモリ解放を抑止する [デジタル]

2012/05/07
Firefox の最近のバージョンでの困り事。

別のタブで開いておいたページを あとで見ようとすると何故かページ内の画像が消されていて、いちいち(おそらく)キャッシュから読み直そうとします。
データの小さな普通のページでは何も起きないのですが、大きな写真をいくつものタブで開いて切り替えながらチェックするような作業では画像が消えてしまう。
待たされるのでイライラするし、その瞬間CPUも食われシステムが重くなるので作業効率もガタ落ち。 う~む、どうしてくれよう。。

どうやら原因は最近の Firefox が 「ウリ」 としているメモリ節約機能。アクティブじゃないタブに使われているメモリをほぼ即座に解放(開放)して全体の消費メモリを抑える、という仕様に変わってしまったため。いや~困りますよ。ありがた迷惑です。もちろんそれで一般的には 「軽く」 なるんでしょうけど・・・。

とりあえず、「about:config」 でメモリキャッシュを増やすも、効果なし。ググっても、いかにメモリを節約するかという記事ばかりでまるで参考にならず。仕方がないので config の各項目をしらみ潰しに調べること数時間(微妙な長さ)・・・ ありました。

20120507 201859-002.jpg

「image.mem.discardable」 こいつを既定の true から false に変更することで、非アクティブタブのメモリが解放されなくなりました。 discard は 「捨てる」 の意。
「image.mem.min_discard_timeout_ms」 は 10000ms。 10秒 で消えちゃうってこと?
あと、メモリキャッシュの量(browser.cache.memory.~)も適当に増量しました。

ちなみに、以前のバージョン・・・手持ちの Firefox 5 では 「image.mem.discardable」 は同じく true だったものの、「image.mem.min_discard_timeout_ms」 の規定値が 120000(120秒)と長かったため、メモリ解放はされるものの即座ではなかった、ということのようです。

それにしてもこのご時世(64bitなら)メモリなんて余裕あるのだから、 OS が 32bit か 64bit かに応じてインストール時に true と false に分けてくれればいいのに、と思ってみたり。


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