南京で開催された国際新エネルギー自動車展示会で、電気自動車(EV)が突然発進し、多数の人を跳ねて負傷させる事故が発生し、安全管理に対する懸念が高まっています。
米国議会の出資によって設立された短波ラジオ放送局の自由亜州電台の記事より。
中国のポータルサイト『網易』や『新黄河』などのネットメディアに掲載されたニュースによると、吉利汽車の電気自動車『Zeekr』の展示車両が突然発進し、多数の人を跳ね、現場は大混乱に陥りました。
3月24日、南京で開催された自動車ショーで、Zeekr Xの展示車両がユーザー体験中に誤って発進し、5人の来場者を跳ねて怪我を負わせ、隣接するブースの車両に衝突して損傷させました。
自己点検の結果、展示車には電源が入っておらず、駐車モードにあり、車のキーが有効使用範囲にあったことがわかっています。
現在、Zeekrは同様のリスクを回避するため、緊急に全国で展示車両の自主検査を開始しました。
また声明によると、5人の負傷者の命に別状はないことが確認され、うち3人は検査の結果すでに退院し、残り2人の負傷者は現在も病院で精密検査中だとのことです。
吉利汽車はまた、社内の運営管理とスタッフの安全意識教育をさらに強化し、教訓を学び、注意を喚起するとしています。
++++++++++++++++++++++++++++++++
EV車は『走るスマホ』と言われ、新規参入を企てるメーカーもありますが、誤作動やハッキング対策はしっかりしてほしいですね。
<ソニーEV参入、「走るスマホ」実現へ トヨタやホンダ社長「歓迎」>
参考記事
<自由亜州電台>南京車展電動車突然啟動撞傷多人 極氪汽車回應
https://x.gd/xVxT0