Camel が1975年にリリースしたポール・ギャリコの小説からインスピレーションを得たコンセプトアルバム The Snow Goose は、全曲インストルメンタルという構成にもかかわらずイギリスでヒットとなり、バンドを一躍有名にした作品として知られています。 全16トラックからなるこのアルバムは、リーダーでギター奏者の Andrew Latimer とキーボード奏者 Peter Bardensの二人によって作曲されました。多くの部分で主旋律を奏でるLatimerのメロディアスなギターソロと、それに寄り添うようなBardensのハモンドオルガンをメインとしたキーボード群によるサウンドは、正に「…