1658〜1714 (万治元年〜正徳4年)
五代将軍徳川綱吉の側近。綱吉の寵愛を受け、老中首座まで出世し元禄時代の最も江戸幕府が経済的に栄えた頃の政治を担った。
忠臣蔵や水戸黄門では幕府にあって暗躍する悪役として描かれることが多いが、若き日の大岡忠相と接触し、その後の活動に影響を与えるなども行っている。
昨年大河ドラマ『鎌倉殿の13人』の北条義時は後半、どんどんダークサイトに落ちた主人公になりました。 友人は「今までの大河ドラマの主人公で悪人っていなかったよね。」と言っていましたが、私の記憶の中で、『元禄太平記』の柳沢吉保(石坂浩二氏演)と『草燃える』の前半主人公源頼朝(これまた石坂浩二氏演)はかなり憎まれ役ではなかったかと思い起こされます。 『花の生涯』の井伊直弼はどうだったのかな。私は観ていないからわかりません。2月4日㈯に放送されたNHK「大河ドラマが生まれた日」で井伊直弼を主人公にした『花の生涯』の制作秘話が描かれていました。3月12日㈰NHKBSプレミアムで89分特別版が放送されまし…
<無銘:郷義弘(名物:村雲江)> ・室町時代 ・郷義弘 作 ・重美認定日 1934.12.20 ・重文指定日 1952.03.29 ・現在 個人蔵(大阪) 越中の郷義弘作と極めの刀で、 本阿弥光徳にが江州から取り出し太閤であった豊臣秀吉の目に入れたところ 波紋の沸が「村雲のようだ」と言ったことからこの名がついた。 「享保名物帳」の原本には載っておらず、 後世に追加の部として記載されたものとみられている。 豊臣秀吉の所有からいつの頃からか、加賀前田家に伝来しており 1702.04.02に加賀前田4代目・綱紀が会津新藤五と長光の太刀とともに 5代目将軍・綱吉に献上された。(江戸幕府の公式史書「徳川…
秋の日は釣瓶落とし、気忙しさと共に深まりゆく秋を実感する今日この頃です。乾いた空気、ビルの谷間を吹き抜ける北風、見上げる空は青く高い、そんな東都の秋もいよいよ本格的な紅葉シーズンを迎えました。今回から東京都内の名庭園を歩く撮る、写真散歩シリーズをお届けします。 六義園(東京都文京区本駒込) その第一回は国指定特別名勝、六義園。 ここは東京23区のなかで随一といってもいいほどの紅葉の名所です。 国指定特別名勝、六義園の歴史 歴史を遡ると江戸幕府五代将軍徳川綱吉の側用人・柳沢吉保が駒込の地にあった加賀藩の旧下屋敷跡地を徳川綱吉から与えられます。 柳沢吉保による作庭 その土地に和歌に造詣が深く、日本…
まさか、市川崑監督が「忠臣蔵」を撮るとは! しかも、テレビでそれまで放送されてきたような「忠臣蔵」とは異なった視点から描いたもんだから吃驚! ほぼ「忠義」の要素を排した「赤穂浪士と吉良・上杉両家との知略・謀略戦」なもんだから、映画公開当時、まだ若かった私には全く"ノレない"ものだった。( ̄∇ ̄;) でも、今見たら凄く面白くて、其処彼処に「市川崑監督の映画」だと思わせるカットと色使いが鏤められているもんだから、特に今の時期は無性に観たくなる!
脚本家として『十三人の刺客』や『大殺陣』などを執筆した池宮彰一郎(当時は池上金男名義)が、1992年に執筆した同名小説を原作とした作品。 赤穂浪士47人による吉良邸討ち入りを描いた『忠臣蔵』ベースとなっていますが、そこに新たな解釈などが付け加えられているのが、この作品のオリジナリティとなっています。 単純な討ち入りではなく、情報や心理を突いた頭脳戦が主として展開。高倉健演じる大石内蔵助と、それに対する中井貴一演じる色部又四郎の演技に注目です。放送情報四十七人の刺客 BS141 BS日テレ 2024/12/15(日) 18:24-20:54<過去の放送> 2021/4/1(木) 18:30-21…
最近の若い方なら、忠臣蔵もご存じないかもです。私たちの世代では、12月のどこかで、映画やドラマで、赤穂浪士の忠臣蔵がありましたからね。一番最近の記憶ならと思い返しても、キムタクが堀部安兵衛をやった位の古いドラマしか思い浮かばなかったです。 最近アニメでも、幕末の新選組は、何度も取り上げられるのに、赤穂浪士のアニメはないですね。少し前なら、AKB48風に言うなら、AKO47と言う事になります。もちろん、こちらのアイドルグループも、48や46はあっても、47はないんですよね。あえて、あの方は、47は使わなかったんですよね。 温故知新とは、よく言ったものです。歴史は繰り返します。それでも、幕末の新選…
先週〜今週にかけて紅葉が見頃でしたね 今回は駒込にある六義園で 紅葉を撮りました 紅葉だけでなく、 庭園としても素敵な場所でした 日本史の教科書に出てくる 柳沢吉保が造った庭園らしいです また散歩に行きたいな〜 ランキング参加中写真・カメラ ランキング参加中【公式】2024年開設ブログ
令和4年12月26日(月) 快晴 2日目。今日は、甲州街道を10㎞ほど稼いでから、甲府市内の名所を巡るという計画です。今日も快晴で風もなく、宿舎のホテルから自転車も借りられます。充実した1日になりそうです。 7時にホテルを出て、舞鶴城跡に行き、山を眺めてから相生交差点へ。ここから塩崎駅まで甲州街道を歩きます。 目次 1 舞鶴城跡 2 県立文学館・美術館 3 竜王町・慈照寺 4 信玄堤 5 赤坂台〜今井地区 6 中央本線で甲府駅へ 7 太宰治が暮らしていた町 8 躑躅ヶ崎館跡 9 甲斐善光寺 10 東光寺 11 甲府市繁華街 12 再び県立美術館へ
2024年11月24日、秋晴れの散歩日和。秋を感じに出かけました。 まず最初に訪れてたのは東洋文庫ミュージアム。創立100周年記念「知の大冒険」が開催されていました。 開館しているのか?少し不安になるようなひっそりとした入口。 エントラスにはツリーがあり、飾りには本の表紙が… 東洋文庫と言えばモリソン書庫。オーストラリア人のモリソン博士が収集した東アジアに関する欧文の書籍・絵画・冊子等約2万4千点が展示されています。本の息遣いが感じられる場所です。先に進むと展示スペースがあります。絵画のような見て楽しめる書物が数多く展示されていました。名前は聞いた事があるけど…という「東方見聞録」や「解体新書…
今年の大河ドラマは紫式部が主人公で、吉高由里子の紫式部と柄本佑の藤原道長の恋物語という驚くべき展開を見せている。今年の音楽担当は冬野ユミだが、ここしばらく、大河の音楽は昔のように、富田勲とか池辺晋一郎とかおなじみの作曲家が何度も担当するということがなくなり、作曲家の起用は一度きりという風になってきた。(来年はジョン・グラムが「麒麟が来る」以来二度目の起用になる) 平安時代を扱うのは、源平合戦の時代を別にすれば「風と雲と虹と」(1976)に次いで二度目だが、平将門を主役にしたこれは東国での合戦が中心で、音楽は山本直純だった。その前年、南條範夫原作の「元禄太平記」が大河ドラマになった。五代将軍綱吉…
南田洋子、滝田裕介、山田吾一がゲスト回の『鬼平犯科帳』「おかね新五郎」(1995)を見直した。おかね(南田洋子)*1が心を寄せる原口新五郎(滝田裕介)との間にできた娘を弥助(山田吾一)に殺され、その仇討ちをするのを長谷川平蔵(中村吉右衛門)と(平三と高杉道場の同門であった)原口新五郎が手を貸す話なのだが、いつも悪役の滝田裕介(1930-2015)が善人の役をやっている。*2 第6シリーズ 第10話|過去の作品|鬼平犯科帳 - フジテレビ 時代劇は悪役がいて成り立つ訳だが、悪役俳優も初めから悪役をやりたかった訳ではないだろう、善人役をやる時はうれしい気持ちがあったのではないだろうか。長く続いた『…
第5代将軍・綱吉から第6代将軍・家宣への代替わりに関わる闇を知る雨宮蔵人と、養女香也の婚約者となった冬木清四郎は、両方の勢力から付け狙われます。旧勢力の柳沢吉保に仕える裏柳生の内蔵助、元武田の女人忍び集団であったののう。勘定奉行・荻原康秀が用いる根来集。新勢力の間部詮房が操る伊賀忍軍や剣豪たち。中でも出色なのは家宣の実弟である松平清武の存在です。新将軍となった兄が掲げる「正徳の治」を実現させるため、政治の闇の部分を一身に担う決意をした剣豪の生きる道は、あまりにも文学的と言えるでしょう。 その清武の前に立ち塞がるのが、「義に生きる」ことを誓って何の迷いもない雨宮蔵人なのです。武士道の「光と影」と…
2017年12月に亡くなった著者の最後の長編小説は、「雨宮蔵人3部作」の最終巻でした。天下泰平の中で元禄文化が花開いた時代には、平和と引き換えに「武士道」の意味が見失われ始めていたとのこと。そんな時代に武士道の本質を問題提起したものは、肥前鍋島藩で書かれた『葉隠れ』と「赤穂浪士討ち入り」だったそうです。価値観が激動する時代に「義」を体現した雨宮蔵人の生きざまを、著者が10年の歳月をかけて完結させました。 第1部にあたる『いのちなりけり』は、鍋島藩支藩の小城藩の武士である雨宮蔵人が、妻の咲弥と真の夫婦となる物語。鍋島氏の旧主であった竜造寺家の末裔の家に蔵人は、妻となった咲弥から「自身の心を表す唯…
式正織部流への質問(1) 式正織部流を習い始めてからたかだか20年しかない婆。若い頃からン十年も習っていらっしゃる先輩の諸先生方に比べれば、全くの初心者です。烏滸(おこ)がましいにも程がありますが、恥ずかしながら今迄訊かれても答えられなかった事どもを、あ、そういう事だったのかと今になって分かった事も有りますので、分かっている範囲と、それから類推した婆の想像を交(まじ)えて、纏(まと)めてみようと思います。 一問一答形式です。 Q 1. 式正織部流は聞き慣れない流派の名前ですが、それは何の流派ですか? A . 茶の湯の流派です。千家三流をはじめとする多くの茶道の流派がありますが、式正織部流はその…
以上、『法廷遊戯』(2023:深川栄洋)より 以上、『身代わり忠臣蔵』(2024:河合勇人)より 以上、『鬼平犯科帳 血闘』(2024:山下智彦)より 以上、『まる』(2024:荻上直子)より きょう11月3日は、柄本明さんの誕生日です。1948年生まれの76歳になりました。おめでとうございます。東京都中央区出身。東京都立王子工業高等学校機械科卒業。1974年に自由劇場へ参加、1976年に退団して、ベンガル・綾田俊樹らと共に劇団東京乾電池を結成、現在に至る。妻は故・角替和枝、息子は柄本佑、柄本時生。ノックアウト所属。 柄本明さんの映画最近作は、 2022.01.28『ノイズ』(2022:廣木隆…
★★☆☆☆ あらすじ 刃傷沙汰で受けた傷の悪化により死んでしまった吉良上野介の替え玉となった弟は、ひょんなことから仲良くなった大石内蔵助が仇討を計画していることを知る。 www.youtube.com 忠臣蔵を題材にした物語。119分。 感想 忠臣蔵で仇討される吉良上野介がすでに死んでいたという設定の物語だ。死んだ上野介の替え玉となった弟が、討ち入りの日を迎えるまでが描かれる。嫌な奴だった上野介とは違い、主人公である弟は駄目なところはあるがいい奴だ。 中盤は、思わぬ事態から替え玉となった主人公が戸惑い、はしゃいだり困ったりする様子がコミカルに描かれていく。ただし基本的には演じるムロツヨシの力に…
北海道では、一部を除いて紅葉が終わりかけ、冬のシーズンを迎えつつあります。 しかし、本州の方は高地や山地などでは紅葉が終わった場所もありますが、現在紅葉の見どころである場所や、これから紅葉を迎える観光地が目白押しです。 特に関東周辺での紅葉スポットは賑わいを見せています。 今回は、今からでも間に合う東京から日帰りできる、関東周辺にある紅葉スポットを中心にご紹介します。 東京都内の紅葉スポットと見頃の時期は? (六義園:りくぎえん) (国営昭和記念公園) (奥多摩(奥多摩湖畔)) (高尾山) (代々木公園) (新宿御苑) (明治神宮外苑) (靖国神社) まとめ 東京都内の紅葉スポットと見頃の時期…
{大和郡山市と言えば郡山城跡と金魚と言う事で行ってみよう!} {⇩春は桜がたくさん咲くみたいやね。。} {⇩石垣が見える外堀} {⇩鳥居から入っちゃったけど一般的には反対側の追手門からはいるのかな?} {⇩竹林橋} {⇩竹林橋から見て左の堀} {⇩右の外堀} {⇩竹林門跡} {⇩入って右側を曲がると・・} {柳沢文庫へ向かう道} {⇩内堀と極楽橋が見えてきた。。} {⇩本丸と毘沙門曲輪を繋ぐ橋} {⇩渡って本丸から見た極楽橋。。} {⇩柳澤神社明治時代に創建した柳沢吉保を祀る神社。。} {⇩せっかくだから、お参りするか。。} {⇩金魚の絵馬郡山高校の美術部が描いたらしい。。かっこいいいねぇ。。…