ザ・ファンクス。
プロレスのファンク兄弟。
兄はドリー・ファンクJr.、弟はテリー・ファンク。
父はドリー・ファンクSr.。
一般的にはジェームス・ブラウンが創始者とされる、16ビートを基本とする黒人音楽。
ドラムはもちろん、ギターからホーンまで全ての楽器をリズム楽器として使用し、執拗にフレーズを反復させることで、肉体的なグルーヴを生み出した。60年代末〜70年代にかけてフォロアーが続出。完全に一つのジャンルとして確立する。
また、言うまでもなくヒップホップ、ハウス、ディスコ、テクノの源流でもある。
一説にはニューオリンズのセカンド・ライン・ビートで用いられる「フォンク」という言葉から派生したとも言われる。
代表的なアーティストとして、JBのほか、Sly & The Family Stone, Graham Central Station, P-FUNK(Funkadelic / Parliament), The Isley Brothers, Cool & The Gang, Tower of Power, Stevie Wonder, Ohio Players, Prince, Jamiroquai, などなど。ただし、実際にはファンク以外の複数ジャンルにまたがっているミュージシャンも多い。
日本国内では山下達郎、米米CLUB、クレイジーケンバンド、岡村靖幸、FLYING KIDS(浜崎貴司)、ICE、及川光博、スガシカオ(Shikao & The Family Sugar)、SUPER BUTTER DOGなどがファンク音楽の影響を受けているが、その受容のありかたも音楽的な要素(ダウンビート,ワウギター,ヴィンテージエレクトリックピアノ,スラップベース,ホーンセクションなど)であったり、パフォーマンス的な要素(過剰装飾,バカっぽさ,エロティシズム,脱社会的表現)であったりとさまざまである。