気象庁

気象予報士の資格を持つ、北原四季さんから、「気象庁本庁の観測現業室の見学」の投稿が有りました。 （気象庁HPより） 気象庁本庁の観測現業室を訪ねてきました。当日は気象庁から委託を受けた担当者の案内により、現場見学と説明を頂きました。見学当日は夏休み期間中でしたので子供さんずれの親子と一緒に無邪気な質問を聞きながら楽しく過ごすことができました。観測現業室はモニターのパソコンがずらりと並び近代的な設備となっていました。と同時に緊張感が漂っていました。 以下に、観測現業室について紹介します。 観測現業室 気象庁本庁ビル内に、さまざまな気象観測システムの運用監視を行っている観測現業室があります。職員（…

気象庁から令和7年度のアメダス設備更新に伴う相対湿度の配信開始予定地点が発表されました。 これは、全国に張り巡らせている地域気象観測所（アメダス）の設備更新に伴い、新たに湿度計を設置し、今までは気象台や測候所（特別地域気象観測所も含む）などで設置されていた湿度計を全国にある無人の観測所（アメダス）にも設置することで、局地的な雷雨をもたらす積乱雲の観測などのを向上させるものです。 関東・甲信地方および福島県内の配信予定日は以下のとおり 地域 観測所名 配信開始予定日 長野 信濃町 2025年9月17日 長野 白馬 2025年9月18日 新潟 両津 2025年9月18日 新潟 守門 2025年9月…

最近、日本ばかりでなく海外でも大きな地震が以前より頻発しているそうです。なので、私のダッシュボードにUSGSの地震情報を気象庁の発表に加えて載せるようにしました。気象庁でも非常に大きな海外の地震は報告されるのですが、それは本当に大きな地震（マグニチュード7以上なのかな？）しか報告されないので、マグニチュード5以上の海外の地震の情報もマップに表示させています。 気象庁に併せUSGSの地震情報も表示してみました 先日、カムチャツカで大きな地震があって、気象庁のATOM feedからもUSGSからも情報が流れていました。この時、（多分）同じ地震の情報が気象庁のものとUSGSのものの両方がマップに表示…

「線状降水帯」は比較的新しい言葉——災害用語の誕生とその背景 ここ数年、日本のニュースや気象情報で頻繁に登場するようになった「線状降水帯」という言葉。実はこの言葉は昔から一般的に使われていたわけではなく、比較的最近になって広まった用語です。本記事では、線状降水帯の定義や発生メカニズム、歴史的背景、そして社会への影響について詳しく解説します。 🌧️ 線状降水帯とは？ 線状降水帯とは、積乱雲が帯状に次々と発生・連なることで、同じ場所に長時間にわたり強い雨を降らせる現象を指します。短時間に局地的な豪雨をもたらすため、土砂災害や河川の氾濫を引き起こす大きな要因となります。 気象庁の公式定義によれば、線…

黒，紫，赤，黃，白が混在した防災放送（2025/8/11) 気象庁が，災害レベルを「レベル」という基準で統一すると発表したのが2024年だった（災害，気象の規模を「レベル」で統一へ--それにしても施行予定が2年後とは遅くないか - jeyseni's diary 2024/8/20）。この中で，実施は2026年から運用を見直す，という内容に，「遅すぎないか」と筆者はコメントした。 それから1年後の2025年8月9日から九州を中心に続いている大雨の被害に対しても，「特別警報」「避難推奨」など，言葉が乱立している状況が続いている。 それにもまして，防災放送を繰り返しているNHKの画面の色使いが「無…

昨日からテレビはカムチャッカ津波の報道一色です。私の住んでいる地域は津波は関係ないので家でゴロゴロしてたのですが、ちょっと津波の報道で「一部に違和感」がありました。それは「予想される波の高さ」です。テレビでは最初１mと発表があってすぐ３mと訂正されました。これはカムチャッカの地震がM８.０からM８.７に修正されたことで、津波の大きさも修正されたらしいです。つまり「計算値」ですね。「何ぃ！、実測値じゃないんかいっ！」と突っ込みたくなるじゃないですか？ もちろん津波はまだ日本まで到達していないので「あくまで予想」に過ぎないわけですけど、それにしても実際に到達した第一波の波の高さは「３０cmから５０…

本日は、エンジン始動訓練の日。自主防災会で管理している消火用ポンプの起動訓練を行いました。なにしろ、結構古い機械なので、ちょっとヘソを曲げるとかからなかったりします。非常時に、そんなことをやっていたら、火が出た建物は焼け落ちてしまいますからね、そんなことにならないように定期的に起動して、その他の太陽光発電などの設備の動作試験なども併せて行うわけです。写真にもある通り、午前中の作業だったのですが、終了時には汗だくとなりました。 で、自宅での外気温ですが、こんな設備でモニターしています。上についているのは小型の太陽光パネル、これにより発生した電気を電気二重層コンデンサにチャージし、日没後を含めて丸…