「日系とニャンドゥティの物語 threads of hybridity」 インスティトゥト・セルバンテス東京 2024年 パラグアイの伝統工芸刺繍、ニャンドゥティ・レース。蜘蛛の巣の意味の通り、放射状に丸く針を刺していくのが基本のようだ。糸を刺すだけでなく、かがったりして複雑なパターンに展開していく。パターンには全て意味があるという。 今では担い手が減りつつあり、伝統工芸が失われてしまうかもしれない。パラグアイで生まれ、日本にルーツを持つ日系人作家の岩谷エレナと福岡絵美を中心としたニャンドゥティの展示を見た。 南米らしいカラフルな糸の組み合わせ。テーブルセンターだろうか。様々なパターンが組み合…