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図書館建築

台湾・台中市、「こども本の森 台中」が2026年に竣工予定と発表

2024年11月22日、台湾の台中市が、建築家の安藤忠雄氏と「こども本の森 台中」(童書之森・台中)の建設に向けた協力覚書を交わしたと発表しました。 「こども本の森 台中」は安藤氏が設計する子どものための図書館で、2026年内に竣工する予定としています。 普立茲克獎大師作品在台中!安藤忠雄與中市府合作 打造世界級文化地標「童書之森・台中」(台中市政府, 2024/11/22) 参考:香川県、ウェブサイト「こども図書館船 ほんのもり号」を開設 「こど...

E2742 – オランダ国立図書館が建設する新書庫について

カレントアウェアネス-E No.489 2024.10.17 E2742 オランダ国立図書館が建設する新書庫について 収集書誌部資料保存課・廣川明日菜(ひろかわあすな) オランダ国立図書館(Koninklijke Bibliotheek:KB)は、現在新たな書庫の建設を進めている。2028年に稼働予定であるこの書庫には、従来とは異なる構造とシステムが導入される。本稿ではその特徴を紹介したい。 ●新書庫建設の経緯と概要 KBは1798年に設立され、数回の移設を経...

伊東市、伊東市新図書館(再設計)の基本設計の概要を公表

2024年9月10日、伊東市(静岡県)が、伊東市新図書館(再設計)の基本設計の概要を発表しました。 同市では、現伊東図書館と生涯学習センター中央会館の機能移転に向け、2022(令和4)年度に設計業務を完了し、2023(令和5)年度からの工事執行に向け事業が進められてきましたが、物価高騰の影響を受けて従来計画での工事着手を断念し、2024(令和6)年度以降、事業規模の縮小に向けた再設計が進められています。 再設計に当たっては、従来計画のコンセプト・概念を変更するこ...

京都橘大学図書館がリニューアルオープン

2024年9月21日、京都橘大学図書館(京都市)がリニューアルオープンしました。 同大学の発表では、新図書館の特徴として、フロア別に「アクティブゾーン」「リラックスゾーン」「クワイエットゾーン」を設け、多様な学修スタイルに応える空間設計にしたこと等が述べられています。 たちばなのいま(京都橘大学)※2024年9月24日付けで「開学以来初の大規模リニューアル!本と対話し、思考の根を養う 知的好奇心をかきたてる図書館へ」と掲載されています。二つ目のURLはプレスリリ...

文部科学省、「ウェルビーイング向上のための学校施設づくりのアイディア集」を公表:学校図書館の事例を含む

2024年9月17日、文部科学省が「ウェルビーイング向上のための学校施設づくりのアイディア集」をウェブサイト上で公表しました。 これは、学校施設の在り方に関する調査研究協力者会議の下に設置されている学校施設の質的改善・向上に関するワーキンググループにおいて、新しい時代の学びを実現する学校施設のアイディアとその実現プロセスについて事例を収集し、取りまとめたものです。 事例は「共創」「生活」「学び」「環境」「安全」の五項目に分けて整理されており、学校図書館に関しても...

国際図書館連盟(IFLA)、“IFLA/Baker & Taylor Public Library of the Year Award 2024”の最終候補4館を発表

2024年9月10日、国際図書館連盟(IFLA)が、“IFLA/Baker & Taylor Public Library of the Year Award 2024”の最終候補4館を発表しました。 同賞は、2023年中に新築又は大規模の増築がされた公共図書館、既存の建物が改築されて新たに図書館となった公共図書館を対象としています。 授賞式は2024年10月にスペイン・バルセロナで開催される図書館に関する国際会議International Librar...

横手市生涯学習施設「Ao-na(あおーな)」(秋田県)が開館:横手市立横手図書館を含む複合施設

2024年9月14日、横手市生涯学習施設「Ao-na(あおーな)」(秋田県)が開館しました。 横手市立横手図書館を含む複合施設です。「~人と人とが『つどい、つながる』交流拠点~」をコンセプトとしており、図書館の空間に加え、市民交流スペース、軽運動のできるアクティブエリア、研修会や講演会に利用できるスタジオなどがあります。 生涯学習館Ao-naオープニング記念イベントを実施します(横手市, 2024/9/13) Ao-na(あおーな) 参考:横手市(秋...

American Libraries誌が選ぶ革新的な図書館建築2024年版(記事紹介)

米国図書館協会(ALA)が刊行するAmerican Libraries誌の2024年9月/10月号において、利用者のニーズに効果的に対応した革新的で興味深い図書館建築を表彰する“2024 Library Design Showcase”の受賞館が発表されました。 今年で36回目の表彰で、2023年5月1日から2024年4月30日の間に新築・改修・拡張された北米の図書館が対象です。 記事には選出された12館の写真が掲載されており、各館の簡単な説明と、建築家、面積、...

日本CLT協会、「CLT DESIGN AWARD 2024―設計コンテスト―」を開催:テーマは「地域の交流場となる図書館」

2024年8月1日、一般社団法人日本CLT協会が、「地域の交流場となる図書館」をテーマとして「CLT DESIGN AWARD 2024―設計コンテスト―」を開催すると発表しました。 CLT(クロス・ラミネイティッド・ティンバー)とは、木質系材料の一種です。厚みのある大きな板であり、建築の構造材のほか、土木用材、家具などにも使用されます。 本コンテストは、「地域の交流場となる図書館」をテーマに、CLTを活用した建築物の設計提案を募集するものです。募集期間は、20...

横浜市、(仮称)豊岡町複合施設再編整備事業の事業計画(素案)に対する市民意見を募集中

2024年7月31日、横浜市が、「(仮称)豊岡町複合施設再編整備事業 事業計画(素案)」をまとめ、横浜市民からの意見を募集すると発表しました。 同計画(素案)は、2024年3月に公表された基本構想を基に作成されました。老朽化が進む豊岡小学校を建て替え、これを機に、鶴見図書館、鶴見保育園、つるみ区民活動センター等と複合化し、地域の活性化や魅力向上を目指すとあります。 意見の募集期間は8月1日から8月30日までで、意見を踏まえて10月下旬頃を目途に事業計画を策定・公...