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リテラシー

経済協力開発機構(OECD)、第2回国際成人力調査(PIAAC)の結果を公表

2024年12月10日、経済協力開発機構(OECD)が第2回国際成人力調査(PIAAC)の結果を公表しました。 PIAACは、16歳から65歳までの成人を対象として、「読解力」「数的思考力」「状況の変化に応じた問題解決能力」といった成人の社会生活で求められるスキル(成人力)を測定するとともに、スキルと社会経済的背景との関連や影響を分析する国際比較調査です。2013年に第1回調査が実施され、今回が第2回目となります。第2回調査では、31か国・地域から約16万人が参加しま...

ユネスコ、ソーシャルメディア上で活動するデジタルコンテンツクリエーターに対する調査結果を公開

2024年11月26日、ユネスコがデジタルコンテンツクリエーターに対する調査結果をまとめたレポート“Behind the screens: insights from digital content creators; understanding their intentions, practices and challenges”を公開したと発表しました。 調査は、YouTube、TikTok、Instagram等のソーシャルメディア上で活動するデジタルコンテンツク...

【イベント】日欧DHクロストーク#2―オープンサイエンスを支えるデジタルアーカイブと司書のスキル―(11/26・オンライン)

2024年11月26日、デジタルアーカイブ学会第9回研究大会サテライト企画「日欧DHクロストーク#2―オープンサイエンスを支えるデジタルアーカイブと司書のスキル―」がオンラインで開催されます。 日本と欧州のライブラリアンが集う場をオンライン上に設け、大学図書館がオープンサイエンスを支援するに当たり必要とされるスキルや、シティズンサイエンス、データ・AIリテラシー、デジタルヒューマニティーズ等の分野に対し、デジタルアーカイブの機能や司書のスキルはどのように貢献できるか等...

News Literacy Project、米国の10代の情報意識・習慣・スキルに関する調査報告書を公開

2024年10月21日、K-12(幼稚園から高校まで)のニュースリテラシー教育に取り組む米国の非営利組織News Literacy Projectが、米国の10代の情報意識・習慣・スキルに関する調査報告書“News Literacy in America: A survey of teen information attitudes, habits and skills (2024)”を公開しました。 ニュースリテラシーとは、ニュースやその他の情報の信頼性を判断する力...

CA2067 – デジタル・シティズンシップを担う公共図書館 / 豊福晋平

PDFファイル カレントアウェアネス No.361 2024年9月20日 CA2067 デジタル・シティズンシップを担う公共図書館 国際大学GLOCOM主幹研究員/准教授:豊福晋平(とよふくしんぺい) 1. はじめに  2022年11月、筆者は図書館総合展2022にて「デジタル時代のシティズンシップを支えるのは誰か?」(1)というタイトルで講演を行ったところ、図書館関係者から思いのほか大きな反響をいただくこととなった。本稿ではその講演内容...

米国議会図書館(LC)、2024年の“Library of Congress Literacy Awards”受賞団体を発表

2024年9月9日、米国議会図書館(LC)が、2024年の“Library of Congress Literacy Awards”の各賞の受賞団体を発表しました。 “Library of Congress Literacy Awards”は、米国内外におけるリテラシーや読書の振興・促進に関する模範的・革新的・再現可能な取組を表彰するもので、2013年に開始されました。 今回は、コインランドリーなど日常的によく利用されるスペースを学習に適した快適な環境に変えるこ...

エストニア国立図書館の“Digilab”、エストニア統計局によるコンペティション“Data Pearl 2024”を受賞

2024年8月28日、エストニア国立図書館が、同館の研究ポータルサイト“Digilab”がエストニア統計局によるコンペティション“Data Pearl 2024”を受賞したと発表しました。 “Data Pearl”は、社会におけるデータの利活用を促進し、データリテラシーを向上させることを目的として、エストニア統計局が2021年に開始したコンペティションです。2024年のコンペティションでは、Digilab上のブログとして公表された、「エストニア語で出版された本の数は?...

英・National Literacy Trust、子ども及び教師によるリテラシー支援としての生成AIの利用に関する報告書を公開

2024年6月25日、英国においてリテラシーの改善運動を実施している団体National Literacy Trust(NLT)が、リテラシー支援としての生成AIの利用に関する報告書を公開しました。 報告書は、NLTの2023年及び2024年のリテラシー年次調査のうち、生成AIに関連する質問から得られた結果がまとめられたもので、13歳から18歳までの子ども編と教師編から成ります。リテラシーや学びの支援としての生成AIの使用に対する13歳から18歳までの子ども及び教師の...

【イベント】JDiCE、リアルゼミ金沢「未来を造る・知を創る学びへの招待状」(8/10・金沢)

2024年8月10日、日本デジタル・シティズンシップ教育研究会(JDiCE)が、リアルゼミ金沢「未来を造る・知を創る学びへの招待状」を石川県立図書館(金沢市)で開催します。 参加費は無料で、事前の申込みが必要です。 主なプログラムは以下のとおりです。 ●基調講演「セカンドGIGAスクールを迎える前に」東原義訓氏(信州大学名誉教授・一般社団法人教育情報化推進機構理事長) ●対談「学校図書館の情報センター機能が支えるデジタル・シティズンシップ教育」宮澤優...

米国の学術図書館員のAIリテラシーの評価(文献紹介)

米国の大学・研究図書館協会(ACRL)刊行のオープンアクセス誌“College & Research Libraries”(C&RL)の85巻5号に、米国の学術図書館員の人工知能(AI)リテラシーの評価に関する記事“Evaluating AI Literacy in Academic Libraries: A Survey Study with a Focus on U.S. Employees”が掲載されています。 進化を続けるAIを学術図書館におい...