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E2756 – 地元の文化財や歴史に親しみを:「下松市お宝ガチャ」

カレントアウェアネス-E No.493 2024.12.19 E2756 地元の文化財や歴史に親しみを:「下松市お宝ガチャ」 下松市立図書館・塩月真彦(しおつきまさひこ) 2024年8月23日から下松市立図書館(山口県)においてカプセルトイ「下松市お宝ガチャ」の販売を開始した。下松市にゆかりのある文化財を、職員手作りのマグネット等のグッズにして販売するものだが、なぜ図書館でカプセルトイを販売するようになったのか。その経緯と狙い、販売後の効果について紹介したい...

E2757 – 「とちぎデジタルミュージアム“SHUGYOKU”(珠玉)」の役割

カレントアウェアネス-E No.493 2024.12.19 E2757 「とちぎデジタルミュージアム“SHUGYOKU”(珠玉)」の役割 栃木県生活文化スポーツ部文化振興課・和久征夫(わくゆきお) 「とちぎデジタルミュージアム“SHUGYOKU”(珠玉)」(以下“SHUGYOKU”)は、県立博物館・美術館、日光二社一寺(二荒山神社・東照宮・輪王寺)をはじめ、市町村・民間所有問わず県内一円の代表的な文化資源の情報・画像を一元的に管理・発信するウェブサイトである。...

【イベント】東京大学大学院情報学環等、「災害デジタルアーカイブの最前線~能登半島地震から1年・石川県デジタルアーカイブキックオフイベント~」(1/15・石川県)

2025年1月15日、石川県立図書館(金沢市)において、「災害デジタルアーカイブの最前線~能登半島地震から1年・石川県デジタルアーカイブキックオフイベント~」が開催されます。東京大学・NHKの包括連携協定(東京大学創立150周年記念事業)の一環であり、東京大学大学院情報学環及び株式会社QUICKが主催します。 石川県が構築を進める「能登半島地震アーカイブ(仮称)」が2025年1月に公開される予定であり、その公開を記念し、今後の能登半島地震アーカイブの発展・活用の出発点...

人間文化研究機構、「人文学・社会科学のDX化に向けた研究開発推進事業(データ基盤の開発に向けたデジタル・ヒューマニティーズ・コンソーシアムの運営)」の連携機関を発表

2024年12月10日、大学共同利用機関法人人間文化研究機構が、「人文学・社会科学のDX化に向けた研究開発推進事業(データ基盤の開発に向けたデジタル・ヒューマニティーズ・コンソーシアムの運営)」の連携機関を発表しました。 同事業は、日本における人文学諸分野の研究DXを推進する基盤となるデータ基盤の開発に向け、国内機関の協働体制を構築するとともに、データ規格のモデルガイドライン策定や人材育成等を推進することを目的としています。 外部有識者を含む委員会による審査を踏...

米国議会図書館、AIDSメモリアルキルトに関する記録のデジタルコレクション“AIDS Memorial Quilt Records”を公開

2024年12月2日、米国議会図書館(LC)が、AIDSメモリアルキルトに関する記録のデジタルコレクション“AIDS Memorial Quilt Records”を公開したと発表しました。 AIDSメモリアルキルトは、AIDS(後天性免疫不全症候群)が初めて確認された1981年以降にAIDSで亡くなった人を追悼するもので、家族や友人等により制作された約90cm×180cmの布(panel)が縫い合わされて約360cm四方のキルト(quilt)となり、National...

慶應義塾大学三田メディアセンター、井筒俊彦文庫パノラマ画像を公開

2024年12月5日、慶應義塾大学三田メディアセンターが井筒俊彦文庫パノラマ画像を公開したと発表しました。 井筒俊彦文庫は、同大学の名誉教授である井筒俊彦氏(1914-1993)の旧蔵書コレクションです。パノラマ画像は氏が生前自宅に所蔵していた時の状況を再現したものとあります。 お知らせ・イベント(慶應義塾大学メディアセンター)※2024年12月5日付けで「井筒俊彦文庫パノラマ画像の公開について」とあります。 井筒俊彦文庫パノラマ画像の公開について(慶應義...

E2755 – 市町村による地域資料のデジタルアーカイブ構築<報告>

カレントアウェアネス-E No.492 2024.12.05 E2755 市町村による地域資料のデジタルアーカイブ構築<報告> 関西館電子図書館課・松田恵里(まつだえり) 2024年10月18日、国立国会図書館(NDL)は、フォーラム「市町村における地域資料のデジタル化及びデジタルアーカイブ構築」をオンラインで開催した。公共図書館においては、47都道府県立図書館すべてが何らかの形でデジタルアーカイブを構築している一方、市町村立を含む公共図書館全体では約...

国立国会図書館デジタルコレクションに図書、雑誌、新聞及び日本占領関係資料約4万3,700点を追加

2024年11月、国立国会図書館(NDL)は、国立国会図書館デジタルコレクションに、図書、雑誌、新聞及び日本占領関係資料約4万3,700点を追加しました。 日本占領関係資料のうち著作権の問題がない資料などは、インターネット公開で提供しています。 今回追加した資料については、現時点では全文検索の対象にはなっていません。 図書、雑誌、新聞及び日本占領関係資料約43,700点を「国立国会図書館デジタルコレクション」に追加しました(NDL, 2024/11/29)...

【イベント】東京大学附属図書館アジア研究図書館上廣倫理財団寄付研究部門、U-PARLシンポジウム:むすび、ひらくアジア6「ボトルネックを乗り越える新時代のアーカイブ」(1/26・東京都)

2025年1月26日、東京大学附属図書館アジア研究図書館上廣倫理財団寄付研究部門(U-PARL)が、U-PARLシンポジウム:むすび、ひらくアジア6「ボトルネックを乗り越える新時代のアーカイブ」を東京大学本郷キャンパス(東京都文京区)において開催します。 U-PARLは、デジタル化とAI技術の進展が社会に大きな変革をもたらすなか、従来の「提供者」と「利用者」という枠を越えて「みんなで育てる」協働型のアーカイブ作りを目指しており、同シンポジウムでは、Society5.0...

生物多様性遺産図書館(BHL)、データセットをAmazon Web Servicesで公開

2024年11月24日、生物多様性に関する文献をデジタル化して提供する「生物多様性遺産図書館」(Biodiversity Heritage Library:BHL)が、データセットをAmazon Web Services(AWS)で公開したと発表しました。 16世紀から21世紀にかけての生物多様性に関するテキスト、画像、メタデータが、AWSが提供する“Registry of Open Data”を通じてアクセス可能とあります。 Biodiversity Heri...