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電子情報資源

E2770 – フォーラム「オープンサイエンスを社会につなぐために」報告

カレントアウェアネス-ENo.496 2025.02.13 E2770 フォーラム「オープンサイエンスを社会につなぐために」報告 関西館図書館協力課・山口琴衣(やまぐちことえ)2024年11月6日、国立国会図書館(NDL)は、第26回図書館総合展において、フォーラム「オープンサイエンスを社会につなぐために―国立国会図書館の取組を踏まえて」を開催した。本稿ではその概要を紹介する。●基調講演「オープンサイエンス その新規性の持つ意味」/倉田敬子(NDL館長)ユネスコのオープンサイ...

E2752 – 第20回電子情報保存に関する国際会議(iPRES 2024)<報告>

カレントアウェアネス-ENo.491 2024.11.21 E2752 第20回電子情報保存に関する国際会議(iPRES 2024)<報告> 電子情報部電子情報企画課・木下貴文(きのしたたかふみ)、関西館電子図書館課・松田恵里(まつだえり)第20回電子情報保存に関する国際会議(iPRES 2024;E2648ほか参照)が、2024年9月16日から20日の5日間にわたり、ベルギーのゲントで開催された。前回に引き続きオンサイト及びオンラインのハイブリッド形式で開催され、国立国会図...

【イベント】三田図書館・情報学会第193回月例会「情報資源組織化と計算可能性:デジタルアーカイブの将来に向けて」(8/3・東京、オンライン)

2024年8月3日、三田図書館・情報学会第193回月例会「情報資源組織化と計算可能性:デジタルアーカイブの将来に向けて」が、慶應義塾大学三田キャンパス(東京都港区)とオンラインで開催されます。発表者は永崎研宣氏(慶應義塾大学文学部)です。発表では、2024年7月末に刊行予定の『IIIFで拓くデジタルアーカイブ』と『人文学のためのテキストデータ構築入門』を手掛かりに、インターネット上の情報資源組織化の方向性について検討するとあります。参加費は、同学会員は無料、非会員は1,000...

これからの学術情報システム構築検討委員会、電子リソースデータ共有サービス「タイトルリスト(JUSTICE)」を正式公開

2024年5月24日、これからの学術情報システム構築検討委員会が、電子リソースデータ共有サービス「タイトルリスト(JUSTICE)」を正式公開しました。出版社・学会等が大学図書館コンソーシアム連合(JUSTICE)に提供する電子リソース製品のパッケージのタイトルリストを共有するサービスです。2023年12月26日に国立情報学研究所(NII)によってテスト公開されたもので、今回正式公開されました。電子リソースデータ共有サービス「タイトルリスト(JUSTICE)」の正式公開につい...

これからの学術情報システム構築検討委員会、電子リソースデータ共有サービス「ライセンス(JUSTICE)」のテスト用ダウンロードサイトを公開

2024年2月22日、これからの学術情報システム構築検討委員会が、電子リソースデータ共有サービス「ライセンス(JUSTICE)」のテスト用ダウンロードサイトを公開しました。「ライセンス(JUSTICE)」は、出版社・学会等が大学図書館コンソーシアム連合(JUSTICE)に提出した提案書のうち、電子リソースの利用条件などのライセンスに関する公開可能なデータを共有するJUSTICE会員館限定サービスです。会員館以外の人でも仕様を確認できるように、ライセンスのダミーデータを登録した...

英国司法省、2021年以前の遺言書のデジタル化に関する提案を公表:意見募集を実施中

2023年12月15日、英国司法省が、歴史的な遺言書のデジタル化に関する政府案を公表しました。2024年2月まで意見募集を実施しています。政府のウェブサイトによると、遺言書の電子複製が開始された2021年以前に提出された遺言書についてデジタル化を行うこと、紙の原本の保存期間を25年に短縮すること、著名人や歴史的に重要な人物の遺言書は例外的に原本を永久的に保存すること等が提案されています。同提案が実現すれば、膨大な遺言書の保管にかかるコストが削減でき、かつ過去の遺言書に研究者ら...

E2648 – 第19回電子情報保存に関する国際会議(iPRES 2023)<報告>

カレントアウェアネス-ENo.468 2023.11.16 E2648 第19回電子情報保存に関する国際会議(iPRES 2023)<報告> 電子情報部電子情報企画課・大沼太兵衛(おおぬまたへえ)、 関西館電子図書館課・依田紀久(よだのりひさ)第19回電子情報保存に関する国際会議(iPRES 2023;E2557ほか参照)が、2023年9月19日から22日の4日間にわたり、米国イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校のカンファレンスセンターで開催された。前回に引き続きオンサイトお...

国立情報学研究所(NII)、電子リソースデータ共有サービス「電子ブックメタデータ(国内)」のプロトタイプを公開

2023年10月30日、国立情報学研究所(NII)が、電子リソースデータ共有サービス「電子ブックメタデータ(国内)」のプロトタイプを公開したと発表しました。「電子ブックメタデータ(国内)」は、KinoDen(紀伊國屋書店)、ジャパンナレッジ(ネットアドバンス)、Maruzen eBook Library(丸善雄松堂)、メディカルオンライン(メテオ)、openBD等から収集・統合した国内電子ブックメタデータを共有するサービスです。電子リソースデータ共有サービス「電子ブックメタデ...

米・ワシントン大学図書館(セントルイス)、ボーンデジタルの詩の保存等のためメロン財団から助成金を獲得

2023年8月21日、米・ミズーリ州セントルイスのワシントン大学図書館が、ボーンデジタルの詩の入手、発見、保存、使用といった課題の調査等のため、アンドリュー・W・メロン財団から助成金250万ドルを獲得したと発表しました。発表によると、新世代のデジタルネイティブの詩人のコレクションを整理・保存・管理するためのオンラインリソースやシステムを開発していくとされています。助成プロジェクトは“Born-Digital Poetry: Planning for the Future of...

E2628 – 米国の州立公文書館が電子メール保存に向けて「準備」中

カレントアウェアネス-ENo.464 2023.09.21 E2628 米国の州立公文書館が電子メール保存に向けて「準備」中 聖学院大学基礎総合教育部・塩崎亮(しおざきりょう)米国のステートアーキビスト評議会(CoSA)は2023年3月に電子メール保存に関する2か年プロジェクト“PREPARE”(Preparing Archives for Records in Email)の最終報告書“Be Prepared”を公開した。CoSAは米国50州、コロンビア特別区、準州(北マリ...