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ウクライナ

Society for Scholarly Publishing、ウクライナの出版界の復興を支援するイニシアチブ“Supporting Ukrainian Publishing Resilience and Recovery”(SUPRR)への参加を表明

2024年9月12日、学術情報流通に関連した多様な話題を提供する学術出版協会(Society for Scholarly Publishing:SSP)が、“Supporting Ukrainian Publishing Resilience and Recovery”(SUPRR)への参加を表明しました。 SUPRRは、ウクライナの出版界の復興を支援するイニシアチブです。De Gruyter eBound Foundationの資金援助を受けており、Associat...

ウクライナ難民支援における公共図書館の役割:ハンガリーとポーランドを中心に(文献紹介)

2024年8月7日付けでJournal of Librarianship and Information Science誌に、ウクライナ難民支援における公共図書館の役割についての研究論文“Public libraries’ role in supporting Ukrainian refugees: A focus on Hungary and Poland”が掲載されています。 この研究は、ハンガリーとポーランドの公共図書館が、方針やガイドラインがない中で、ウクライ...

国際公文書館会議(ICA)、緊急時における紙の記録遺産のデジタル化に関する手引書を公開:ウクライナのアーカイブズ支援プロジェクトの一環として

2024年7月5日、国際公文書館会議(ICA)が、緊急時における紙の記録遺産のデジタル化に関する手引書“Practical Guide to Emergency Digitization of Paper-Based Archival Heritage”をウェブサイト上で公開しました。 発表によると、この手引書は、ICAが紛争地域における遺産保護のための国際連合である“International Alliance for the Protection of Herit...

E2688 – 第48回ISSNセンター長会議<報告>

カレントアウェアネス-E No.477 2024.04.11 E2688 第48回ISSNセンター長会議<報告> 収集書誌部逐次刊行物・特別資料課・水戸部由美(みとべゆみ)、柳澤健太郎(やなぎさわけんたろう) 2023年10月23日から26日まで、第48回国際標準逐次刊行物番号(ISSN)センター長会議(以下「センター長会議」;E2587参照)が、ベルギー・ブリュッセル及びオンラインのハイブリッド形式で開催された。会議会場では、ベケ(Gaëlle Béque...

ユネスコ、ウクライナで343の文化財が損壊と発表:14の図書館、31の博物館を含む

2024年2月23日、ユネスコが、ウクライナで343の文化財が損壊していることを発表しました。 2022年2月24日に始まったロシアによるウクライナ侵攻以降の文化財の被害状況に関する、2月21日現在の調査結果です。内訳は、宗教施設127か所、歴史的・芸術的価値のある建物151か所、博物館31館、モニュメント19か所、図書館14館、公文書館1館です。 ウェブサイトでは、損壊した文化財が地域別に報告されています。 Damaged cultural sites ...

米・デューク大学図書館におけるウクライナ語資料コレクションを分析する(記事紹介)

2023年12月14日付けで、米・ノースカロライナ州のデューク大学図書館(DUL)が、同館のウクライナ語資料コレクションの分析に関する記事“Analyzing Duke’s Ukrainian-Language Collection”を掲載しました。 米国南東部で最大のウクライナ語資料コレクションを所蔵していると言われる同館では、ウクライナが1991年にソビエト社会主義共和国連邦から正式に独立を宣言する前からウクライナ語の出版物を収集してきたとあります。しかし、現在に...

ユネスコ、ウクライナで331の文化財が損壊と発表:13の図書館を含む

2023年11月30日、ユネスコが、ウクライナで331の文化財が損壊していることを発表しました。 2022年2月24日に始まったロシアによるウクライナ侵攻以降の文化財の被害状況に関する、11月29日現在の調査結果です。宗教施設125か所、歴史的・芸術的価値のある建物144か所、博物館29館、モニュメント19か所、図書館13館、公文書館1館が含まれています。 ウェブサイトでは、損壊した文化財が地域別に報告されています。 Damaged cultural si...

E2648 – 第19回電子情報保存に関する国際会議(iPRES 2023)<報告>

カレントアウェアネス-E No.468 2023.11.16 E2648 第19回電子情報保存に関する国際会議(iPRES 2023)<報告> 電子情報部電子情報企画課・大沼太兵衛(おおぬまたへえ)、 関西館電子図書館課・依田紀久(よだのりひさ) 第19回電子情報保存に関する国際会議(iPRES 2023;E2557ほか参照)が、2023年9月19日から22日の4日間にわたり、米国イリノイ大学アーバナ・シャンペーン校のカンファレンスセンターで開催された。前回...

Book Aid International、ウクライナの図書館に2万5,000冊の英語書籍を寄贈:PEN Ukraineのプロジェクト“Unbreakable Libraries”を支援

2023年8月8日、英国の慈善団体Book Aid Internationalが、ウクライナの図書館に2万5,000冊の英語書籍を寄贈することを発表しました。 2022年2月のロシアによるウクライナ侵攻開始以降、ウクライナ国内の570以上の図書館が被害を受けるなどしたことを受け、非営利団体PEN Ukraineは同年6月にウクライナの図書館を支援するプロジェクト“Unbreakable Libraries”を立ち上げ、ウクライナ語や英語の書籍を収集し、各地の図書館に寄...

ユニセフ、ウクライナのキーウ中央駅に “Spilno Spot”を開設:戦禍の子どもに図書スペースを含む安全で楽しい場所を提供

2023年6月2日、ユニセフが、ウクライナのキーウ中央駅に“Spilno Spot”を開設したことを発表しました。 ユニセフは、戦禍のウクライナにおいて、子どもを持つ家族のための総合的な人道支援プログラム“Spilno Program”を展開しています。“Spilno”とはウクライナ語で「一緒に」を意味し、同プログラムの一環として、子どもが安全で楽しめる場所“Spilno Spot”の創設にも取り組んでいます。今回ウクライナ鉄道(Ukrainian Railways)...