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児童書

人と防災未来センター資料室、阪神・淡路大震災から30年を迎えるに当たり期間限定で児童書の貸出しを実施

2024年12月15日、阪神・淡路大震災記念・人と防災未来センター(兵庫県神戸市)が、同センターの資料室において期間限定で児童書の貸出しを行うと発表しました。 人と防災未来センター資料室では、阪神・淡路大震災や東日本大震災に関する物語や、災害・防災についての学習まんがなど、多くの児童書を所蔵していますが、通常、貸出しは行われていません。 2025年1月17日で阪神・淡路大震災から30年を迎えることから、2024年12月17日から2025年2月16日までの期間限定...

早稲田大学戸山図書館、展示「絵本の黄金時代~木口木版の時代~」を開催中

2024年11月26日から12月7日まで、早稲田大学戸山図書館(東京都新宿区)において、展示「絵本の黄金時代~木口木版の時代~」が開催されています。 18世紀の英国で行商人が売り歩いた安価なポケット本“Chap book”の時代を経て、1860年ごろに近代絵本の幕が開いたとされています。浮世絵の重ね刷りからヒントを得て、木を輪切りに切り出した木口板を版木として使用する木口木版による多色刷りの技術が開発され、繊細な色彩の絵本が世に送りだされたとあります。 展示では...

国立科学博物館附属自然教育園、企画展「フィールドとつながる×絵本原画展 草木の実」を開催中

2024年11月9日から12月27日まで、国立科学博物館附属自然教育園(東京都港区)において企画展「フィールドとつながる×絵本原画展 草木の実」が開催されています。 「草木の実」をテーマとした絵本の原画が展示されているほか、原画に描かれた植物を、自然教育園の森で実際に観察することができるとあります。また、「草木の実」の実物や、タネの3D模型も展示されています。 フィールドとつながる×絵本原画展 草木の実 【国立科学博物館 附属自然教育園】企画展「草木の実...

東京子ども図書館、開館50周年を機に大規模な施設改修を計画

2024年10月25日、公益財団法人東京子ども図書館(東京都中野区)が開館50周年を機に、大規模な施設改修を実施する計画を発表しました。 発表によると、同館では、気候変動等による資料室でのカビ発生や、エアコン、エレベーターという大きな設備の老朽化に直面しています。また、松岡享子名誉理事長の仕事と生涯をたどるコーナーの新設も計画しており、2024年1月の同館開館50周年を機に、大規模な施設改修を行うこととしたとあります。 施設改修の費用を集めるため、同館初となるク...

台湾・台中市、「こども本の森 台中」が2026年に竣工予定と発表

2024年11月22日、台湾の台中市が、建築家の安藤忠雄氏と「こども本の森 台中」(童書之森・台中)の建設に向けた協力覚書を交わしたと発表しました。 「こども本の森 台中」は安藤氏が設計する子どものための図書館で、2026年内に竣工する予定としています。 普立茲克獎大師作品在台中!安藤忠雄與中市府合作 打造世界級文化地標「童書之森・台中」(台中市政府, 2024/11/22) 参考:香川県、ウェブサイト「こども図書館船 ほんのもり号」を開設 「こど...

大阪市立図書館とセレッソ大阪、住吉大社の神館で読書イベントを開催

2024年11月23日、大阪市立図書館とプロサッカークラブのセレッソ大阪が、住吉大社(大阪市)の神館(しんかん)で読書イベントを開催します。 大阪市立図書館とセレッソ大阪が実施している「読書推進プロジェクト~本を読んで、人生を豊かに~」の一環で、住吉大社の協力の下、普段は立ち入ることのできない登録有形文化財・神館において、読書会や読み聞かせ会が行われます。大阪市立図書館が用意した400冊の絵本、神社やサッカーの本などを、神館の畳敷きの部屋や縁側、庭園などで読むことがで...

小田原市立中央図書館、「「AI司書」が選ぶ「あなたにおすすめの絵本」」を開催

2024年11月17日から24日まで、小田原市立中央図書館(神奈川県)が、「「AI司書」が選ぶ「あなたにおすすめの絵本」」を開催します。 図書館との共催事業を募集する「中央図書館 図書館でイベントやりませんか?」であった提案により開催される取組です。同館内に設置されたタブレット端末で複数の質問に答えると、AI司書が、図書館員が選んだ「大人も楽しめる絵本100冊」の中からお薦めの絵本を1冊選ぶとあります。 中央図書館 「AI司書」が選ぶ「あなたにおすすめの絵本」(...

国際子ども図書館、展示会セット「絵本で知る世界の国々―IFLAからのおくりもの」の令和7年度貸出分の申込みを受付中

2024年11月5日から12月10月まで、国立国会図書館(NDL)国際子ども図書館が、展示会セット「絵本で知る世界の国々―IFLAからのおくりもの」の2025(令和7)年度貸出分の申込みを受け付けています。 展示会セットは、国際図書館連盟(IFLA)の「絵本で世界を知ろうプログラム」により集められ、国際子ども図書館に寄贈された世界42の国と地域の絵本360冊から成ります。利用できる機関は、国若しくは地方公共団体の機関又は公共的性格を有する展示会を主催しようとする機関で...

石川県立図書館、ミニ展示「おかわりボローニャ~絵本とイラスト展~」を開催中:震災の影響により石川県七尾美術館での開催が中止になったことを受けて

2024年11月6日から11月17日まで、石川県立図書館(金沢市)においてミニ展示「おかわりボローニャ~絵本とイラスト展~」が開催されています。 児童書のイラストを対象とするコンクールであるボローニャ国際絵本原画展は、イタリア・ボローニャで毎年開催されています。受賞作品の展示は国内外で巡回され、石川県内では石川県七尾美術館(七尾市)で開催されてきましたが、2024年は令和6年能登半島地震による震災の影響で、同館での開催中止が決定していました。これを受け、過去の入選作家...

米・学校図書館におけるトランスジェンダー関係資料の蔵書構築(文献紹介)

米国学校図書館員協会(AASL)の学術誌“School Library Research”の27巻に、学校図書館におけるトランスジェンダー関係資料の蔵書構築に関する論文“Good Intentions and Poor Collections: The Attitudes of School Librarians in One Southeastern State on Trans Material and Library Holdings”が掲載されています。著者は、米・...