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チュートリアル 福田さんととろサーモン 村田さんが編集部に来訪! 10月19日開幕のMotoGP日本グランプリをボケを交えつつPR
ロッシと居酒屋に行きたい? マルケスとダーツバーに? 前夜祭のトークショーのテーマは「食とバイクと“キャンプ”」!?
2018年9月21日 19:14
- 2018年10月19日~21日 開催
10月19日~21日、「2018 FIM MotoGP 世界選手権シリーズ 第16戦 MOTUL 日本グランプリ」がツインリンクもてぎ(栃木県芳賀郡茂木町)で開催される。バイクレースの最高峰であるMotoGP。チャンピオンシップの行方を決める後半戦の大事な1戦ということで、そのレース内容にも注目が集まるが、2018年の日本グランプリはそれ以外のイベントも目白押しだ。
2017年も大盛況だった「MotoGP前夜祭」では、2018年の今年は19日と20日の16時から、ヤマハのバレンティーノ・ロッシ選手、ホンダのマルク・マルケス選手、ダニ・ペドロサ選手らが参加するトークショーが行なわれる。
また、キャンプと車中泊ができるエリアとして夜間開放されるN5駐車場の「OVER NIGHT SQUARE」では充実の飲食メニューが提供され、ステージではバイク芸人などで構成される「RGツーリングクラブ」のメンバーが「食とバイク」というテーマでトークを繰り広げる。20日の夕方には、ツインリンクもてぎまでの公道とサーキット内を自分のバイクで走る毎年恒例のパレードラン「グランプリロードR123パレード」も実施される。
このMotoGPイベントのPRのため、バイク芸人として知られるRGツーリングクラブのチュートリアル 福田充徳さんと、とろサーモン 村田秀亮さんの2人がCar Watch編集部に来訪。レースの見どころや注目してほしいポイント、さらには個人的な願望まで、フリーダムに語っていただいた。
日本グランプリの見どころは、ペドロサ選手の最後の勇姿
――まずは今回のMotoGP日本グランプリの見どころ、観戦のポイントとなるところを教えてください。
福田充徳さん:去年は天候がよくないなか、(ドゥカティのアンドレア・)ドヴィツィオーゾと(ホンダのマルク・)マルケスの、最終ラップまでもつれる激しいバトルがあった。日本グランプリはそういったレース展開が見られるのがうれしいですよね。
もてぎではマルケスが(2014年に)年間チャンピオンを決めたとき、着物の女性と鎧武者が出てきて、刀をマルケスに授けるパフォーマンスがあったんですけど、今年もマルケスがもてぎでチャンピオンを決めてくれると、もしかするとそういうパフォーマンスの瞬間を見られるかもしれない。なかなかないことですし、楽しみにしたい。あと個人的には、(ホンダのダニ・)ペドロサの日本でのラストランなので、これもすごい楽しみですね。
――ペドロサ選手は今季限りでの現役引退を表明したわけですが、特に福田さんはペドロサ推しということで、ファンの1人として思うところもあるのではないかと。
福田さん:いやあ、できれば優勝してもらいたいですねえ。2015年にもてぎでペドロサが勝ちましたけど、もう1度……。MotoGPでは毎シーズン絶対に1回は勝っているのですが、今シーズンは引退を発表してからまだ1度も勝っていないので、できればその1勝はもてぎで挙げてもらいたいな、というのはありますね。
2015年にペドロサがもてぎで勝った時、僕ももてぎにいたんですけど、めっちゃいろんな人におめでとう、おめでとうと言われて……。最終的にホンダの人にまでおめでとうって言われて、なんかおかしな感じでしたけども。最後にそういうのをもう1度味わいたいですね。
――ペドロサ選手がいなくなってしまう2019年以降は“誰推し”になりそうですか?
福田さん:誰にしようかなあと思ってねえ。考えてるんですけどね、好きなライダーは実はけっこういっぱいいるんすよね。決めらんないっすねえ。
――来年はペドロサの代わりに、現ドゥカティのホルヘ・ロレンソがホンダに移籍しますね。
福田さん:メーカーが好きっていうことでもないんすよねえ……。でも、インタビューしてていい人やったな、っていうライダーはけっこういるので。ドヴィツィオーゾもよかったですし、もちろんマルク(・マルケス)もいいですし。(ヤマハのマーベリック・)ヴィニャーレスもすごい優しかったんですよ。
ヴィニャーレスがMoto2のころですけど、もてぎでMoto2のレースが始まる直前に、普通に肩を組んで写真を撮らせてくれたんですよ。めっちゃいいやつやん、こいつ、めっちゃ優しいやん、と思って。それで好きになった。他にも応援したいライダーはいっぱいいますね。
じゃあとりあえず、(KTMの)ミカ・カリオにしときます。テストライダーで頑張ってるなって。たまに、けっこう速いやん、ミカ・カリオ、っていう。
とろサーモン 村田さんのMotoGPの思い出
――過去の日本グランプリで印象に残っている出来事は何かありますか?
村田秀亮さん:2015年ですわ、最後に(MotoGPを)観戦したの。マルクが優勝したレース、その時初めて見に行ったんです僕。初めて生でエンジン音を聞いたり、近くでテスト走行見させてもらったり。いや生ってこんなええんやなって。生はいいですね、なんでもね。魚とかも生、ありますから。お刺身とか
福田さん:それは、けど、ちょっと1つ言わしてもらうと、オレ、焼き魚も好きやけどな。刺身だけじゃない、オレは焼き魚も好きです。これだけは言わしてもらいます。ごめんなさい。
村田さん:でも本来、職人が一番出したいのは、新鮮な生の状態ですから。結局生がいいんですよ。焼きもいいですよ。大根おろしつけて、醤油かけて。おいしいですけど。
福田さん:はい、はいはい。でもね、これを言ったらちょっと揉めるかもしれんけど。
村田さん:はい。
福田さん:煮魚も好き。
村田さん:いやだから、カテゴリー増やしていくんすか。でも結局、ツーリングで魚食いに行くのが一番うまいっすね。
福田さん:魚はうまいです。とにかく刺身が一番言うのはやめてください。それは。
ドゥカティ2シーターでツインリンクもてぎを走る前に、どつかれた
――村田さんは過去にドゥカティ デスモセディチ 2シーターに乗ってツインリンクもてぎを1周したことがあるんですよね。そのときの経験から、コースの見どころみたいなものがあれば教えていただきたいんですが。
村田さん:2015年、ランディ・マモラの後ろに乗ったやつですね。いや、コースの見どころなんか一切覚えていないです。ただ単にバイク倒されて、もう目の前に路面が来てたっていうイメージですね。あと、(タンクにあるグリップを)握ってるこの腕だけなんです、命綱が。力がなくなってこれを離したら、ああもう死ぬんやなっていう。
過去いろんなジェットコースターとか絶叫マシン乗りましたけど、あれほど怖い絶叫マシンはなかったですね。で、最後、バイクがスタート地点に戻ってきた時に、ジャックナイフ。あの時、ホンマ、マモラの頭叩きそうになりました。ええかげんにせえ。……というくらい興奮した体験でしたねえ。
福田さん:余談なんですけど、その当時、マモラは村田ちゃんのことを誰か分かっていなかったのね。でも、日本一のお笑い芸人だとマモラに伝えたら、ああそうかそうか、と言っていた。で、その後に村田ちゃんが(2017年の)M-1を獲ったんです。日本一のお笑い芸人になった。その瞬間、僕は「ああ、マモラにウソ言ったことにならなくてよかったな」って思って。だからマモラありがとう、よかったねっていう。
村田さん:いやよかったな、実現しましたからね、マモラに言ったこと。
福田さん:いや「マモラがよかった」っていう気持ちです。
村田さん:もしかしたらですよ、パワースポットっていっぱいありますけど、(ドゥカティの2シーターは)パワースポットマシンじゃないですか、あれ。マモラの後ろが。あそこに乗ったら仕事成就したりするかも分からないですよね。
福田さん:でもそれちょっと、1つ言わしてもらいたいんだけど。
福田さん:あの2シーター、マモラ以外にもう1人いるからね。
村田さん:そっちの人からもパワーもらえる可能性ある?
福田さん:そう、そっちの人。
村田さん:そっちの人……。誰ですか?
福田さん:ちょっ、名前出てこない。そっちの人。
村田さん:珍しいですね、いつもはあんなにポロポロレーサーの名前出てくるのに。
福田さん:マモラ以外の、そっちの人。なんたらっていう人。
村田さん:とにかくぜひ乗ってほしいですわ。
福田さん:んー、グーテンベルクやったかな……。まあ、普通乗れないですからね、応募して抽選で当たらないと。
村田さん:今年もあるんですか、あのイベントは? ある? うわあ、乗ろうかな。
福田さん:いや、お前嫌がってたやんけ、めっちゃ。
村田さん:もっと自分の仕事の運気が上がるように。マモラで。
福田さん:マモラで上がってるわけじゃないからね。マモラで上がってるんだったらその年のうちに獲れや、M-1。
村田さん:けっこう時間かかるんですよ。
福田さん:(ドゥカティ 2シーターのプログラムは)去年は雨で中止になりましたけど、乗る時は事前にちゃんとドクターチェック受けたり、説明受けたり、めっちゃ大変なんすよ。それ見て茶化してたら、めっちゃ怒られるんですよ。真剣にやらんと。
村田さん:(福田さんたちが)茶化してましたよ、オレが乗る時。すぐ近くのところで、RGツーリングクラブのメンバーが「行けー!ヘーイ!」とかやってたら、女性の責任者みたいなイタリア人がおって、何言ってるか分からないですけど、「あれ、あんたの友達なの? いい加減黙らせなさいよ」とか言ってオレの胸ドーンって(突き飛ばした)。
ペドロサ選手はバイトで仲よくなれそう?
――お2人も参加される「グランプリロードR123パレード」でも、もてぎのコースを走ったりしますよね。
村田さん:はい、走ります。ガッツリと1周。
――何のバイクに乗る予定ですか?
福田さん:村田ちゃんが……カブやったっけ?
村田さん:いや、勘弁。いいですよ、いいですけど、俯瞰で見たらですよ、ドローンであのパレードを映したらですよ、「(1000台の)一番先頭……カブやん」ってなりますよ。
――パレード、実際に体験してみるといかがですか?
村田さん:めちゃくちゃ気持ちいいですよ。
福田さん:夕暮れ時に、茂木町のおじいちゃん、おばあちゃんとかが沿道で小っちゃい椅子に座って手をわーっと振ってくれる。
村田さん:日本の国旗を振ってくれる人とかもいて、なんかねえ、国の代表になったような……。
福田さん:いやいや、そんな大層なもんやない。で、何回か僕たち参加させてもらってるんですけど、僕はジェットヘルで走ってて、レイザーラモンRGがフルフェイスで走ってて、終わってから「全然オレ気付いてもらえへんかった」って。そりゃそうやろと。参加するならジェットヘルの方がいいですね。
――RGツーリングクラブのみなさんは先頭の方にいらっしゃるんですね。
福田さん:一番先頭が白バイと「NSX」のパトカーがいて、その後ろにレジェンドライダーがいて。で、村田ちゃんで、僕らです。
村田さん:いやいやいや、オレだいぶ前の方でカブで走ってるやん。
福田さん:だいたいレジェンドライダーの後ろくらいが僕たちRGツーリングクラブのメンバーですね。先頭の方を見てくれていれば、なんとなく(気付ける)。
――村田さんは「SR400」に乗られているそうですね。ということは、やはりヤマハのライダーを応援している?
村田さん:そうですね、(バレンティーノ・)ロッシ。
福田さん:シャーリンやろ?(※ヤマハサテライトチームのハフィス・シャーリンのこと)
村田さん:シャーリン? シャーマンカーンではない?
福田さん:スーパーゼウスを育てたとかじゃないです。違います。
――ヤマハのライダーはロッシ、ヴィニャーレス、シャーリン、ヨハン・ザルコと4人いますが、その中でもロッシなわけですね。
村田さん:僕はMotoGP、そんなに詳しくないので……。単純に一番カッコいいですよね。みんな最初にファンになっていくんやないですか、ロッシのこと。カリスマ性ありますよね。
福田さん:やっぱロッシよ。なんつってもロッシよ。
村田さん:あんな背、小っちゃくて……。あんな愛嬌ある……。
福田さん:ロッシ、まあまあデカいで? ペドロサやろ。
村田さん:ああ、ペドロサ! ペドロサが小っちゃい。なんかすごい親しみやすい顔してますよね。
福田さん:ああ、そうそう、そうやね。
村田さん:バイトで一緒におったら仲よくなれそう。
福田さん:そうやね、分かる分かる。ずっとバイトしとるやつな。
村田さん:ずっと一生懸命働いて、ホットドッグずっと焼いとる。
福田さん:それは分かるけど、結局どっち応援してるのか分からへんって、ペドロサなのか、ロッシなのか。まあ、ロッシはカッコええ。華がある。
村田さん:華がありますねえ~。スーパースターです。
2人がMotoGPライダーと行きたいところ、話したいこと
――福田さんの方はペドロサが好きということですけども、もしMotoGPライダーの誰か1人と一緒にツーリングに行けるとしたら、誰と、どこに行きたいですか?
福田さん:考えたこともなかったなあ……。(しばらく考えて)ロッシ! ロッシと……。ツーリングは行きたくないっすね。居酒屋で話を聞きたい。誰が一番腹立った?っていう。めっちゃ聞きたいよ。ビアッジなんかなあ、セテなんかなあとか、ケーシーも揉めたしなあ、マルクともやり合ったしなあ、みたいな。
村田さん:まあまあ深い時間まで飲まないかんですね。
福田さん:せやなあ。だいぶ酔わして……。
村田さん:「絶対、言うなよ!」(と、ロッシが言いながら教えてくれる)
福田さん:「あとちょっと、あとごめんなさい、1レースのギャラとか聞いていいっすか」
村田さん:「番組のギャラ、1本なんぼですか? それ言うてくれたら」(ロッシ)
福田さん:「うーん……。分かりました。1本……。20くらい……」
村田さん:「なめんなよお前」(ロッシ)
福田さん:あるわ。ある、そのノリあるけど。
村田さん:というようなことをロッシとやりたいわけですね。
福田さん:やりたいなあ。まあ、どのライダーが今まで速かったかとか、聞きたいですね。印象に残っているレースとか。
――村田さんはいかがですか? この際もうツーリングじゃなくてもいいですけど……。
村田さん:あ、呑みでもいいですか。じゃあ、マルケスと。男前じゃないですか。彼と一緒に、ダーツバーに行って。
福田さん:マルケスと一緒にナンパしようとしてる?
村田さん:あんなにカッコええやつ一緒にいたら、絶対イケるやん。
福田さん:イケる、イケるけども。なんでマルケスにダーツさせたいの。ダーツ好きなんて言うてないでしょ。ダーツうまいかどうかも分からへんもん。
村田さん:イケますよ絶対。あんなに運動神経ええやつ、なんでもできます。
村田さんが勝ってもらいたいスズキのライダーとは
――そのマルケス選手は2018年も強く、今のところ(9月現在)ポイントリーダーですが、みなさん個人的には今シーズン誰にチャンピオンになってほしいですか。
福田さん:ヤマハが今シーズン1勝もしていないのが嫌で。勝ってないんですよね、ロッシもヴィニャーレスも。ヤマハが強くないと面白くないので、ロッシが勝ってくれる(ことに期待したい)。ロッシファンが世界で一番多いんでね、ロッシが勝つ姿を見たいんじゃないですか、ヤマハファン、ロッシファン、MotoGPファンは。(今シーズンは)マルケスとドゥカティの戦いみたいになっちゃってる。日本のメーカーのヤマハとスズキにも頑張ってもらいたいな、っていう。
村田さん:そうですね、僕も同じような意見ですね。
福田さん:楽をすな、お前。
村田さん:ちゃんと理由がありますから。バイクはヤマハのSR400でしょ。最近、スズキの「ジムニー」も買ったんですよ。
福田さん:じゃあスズキの誰に勝ってもらいたいねん。スズキの2人のライダーどっちに勝ってもらいたいねん。
村田さん:スズキですか……。いや~、ちょっとこれ、選べないっすね……。
福田さん:いやいや、知らないだけちゃうの。
村田さん:いや……。選べないっす、そんなもう「この人」ってやっぱ言いにくいですわ……。
福田さん:いや、気わるくすることないから。
村田さん:え? じゃあどう思います、福田さんは?
福田さん:うーん、まあでも、29番の方かなあ。
村田さん:あーなるほどね……。いや、僕もそうですね。
福田さん:オレが名前言うと思うなよ。いやでも、オレは(ゼッケンナンバー42のアレックス・)リンスに勝ってもらいたいですね。来年もスズキ継続ですし、ヴィニャーレス以来、スズキは勝ってないですから。新しい世代でかき回してもらいたいというか。ロッシを筆頭にベテランの層が厚すぎるんで、新しい世代がパフォーマンスを見せてくれたら、もっと盛り上がるんじゃないかなって思いますね。
トークショーでは2人のキャンプの話が聞ける!?
――では最後に、読者に向けてメッセージをいただけますか。
村田さん:はい。もう、同じことばっか言いますけどね……。
福田さん:大丈夫やで。勝手にエゴサーチとかすんな、ってことやろ?
村田さん:いやいやいや、言ってないです。
福田さん:エゴサーチして、「“恵比寿で女と歩いてた”とか調べて言ってくんなよ」って。何回言わすねんそれ、っていう。
村田さん:言ってくんなよ、とかいうやつじゃない。福田さん、それ(移動の)クルマの中で言ってたやつ。取材で言うかそんなもん。
福田さん:何回も同じこと言うけど、って言うから……。
村田さん:そういう話じゃないんですよ。おかしい。ごちゃごちゃになってるから。
福田さん:ごめんごめん。
村田さん:とにかくMotoGPはお祭りみたいなもので、楽しい催し物もいっぱいある。キャンプもできますから。キャンプのテントの前からレースを見るのが、今一番やりたいんですよ。チャンスあれば、オレ、マジで持って行こうかな、キャンプグッズ。
福田さん:僕も知らなかったんですけど、ホンマに村田ちゃん、キャンプとかむっちゃ好きなんですって。
村田さん:むちゃくちゃ好きなんですよ。それでジムニー買ったんです。ジムニーで行こうかな、もてぎ。
福田さん:いや、ええけど、べつに。(前夜祭の)トークショー、僕らは基本的にバイクの話をしますけど、たぶんトークショー見に来てくれている方の中には、バイク好き、レース好き、MotoGP好き以外にも、キャンプ好きもいるかもしれない。
村田さん:いるいる、絶対います。
福田さん:(トークショーが)キャンプ好きのハートをつかむ話になるかもしれない。
村田さん:そうですね。そこの部分のトークをオレはしますので。キャンプ好きの方も、こぞってトークショーを聞きに来てください。けっこう深いところまでしゃべるんで。初心者の方、こういうキャンプギアを使ってくださいとか、このテントを使ってくださいっていうのも詳しく話せますんで。……キャンプ好き、集まれ!
福田さん:いや、違う違う。違います違います。キャンプのイベントじゃない、違うんですよ。ええけど、キャンプの話をするのは。
村田さん:違いますか? キャンプ場ありますよね、もてぎ。
福田さん:あるけど。まあまあ、僕らのトークショーとか、パレードにも参加してもらえたら、もっと思い出として残ってくれるかな、というのもあるんですけど。ホントに、毎年もてぎのレースって、まったく同じレース展開は当然ないですし、毎年誰が勝つか分からない展開なので、今年しかない今年のツインリンクもてぎのレースをぜひ見ていただきたい。あと今年フードがすごい充実してまして。
――トークショーのテーマが「食とバイク」なんですね。
福田さん:そうなんですよ。「食とバイクと“キャンプ”」です。
村田さん:「食」の中には「キャンプ」も入ってますからね。玉ねぎ煎って、カレーを……。
福田さん:ともかく、去年もお客さんがたくさん集まったらしいんですけど、「OVER NIGHT SQUARE」では今年はロッシもトークショーに参加するので、さらにお客さんが増えると思います。それ目当てで来て、そこでMotoGPの話をしたい人もいっぱいいると思うんで。
僕も、ペドロサ好きって言ってても普段は同じ好みの人がそんなに周りにいないんですけど、もてぎに行ったらけっこう多いですよ。ペドロサいいよね、みたいな話をみんなでできる場ってあまりない。そういう話で盛り上がってもらって、決勝レースを楽しむ、というのもいいと思いますね。楽しみ方、どんどん増えてますんで、とりあえず参加してもらえればと思います!