【2025年】労務管理システム厳選10サービス比較!独自調査に基づく選び方ガイド

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目次を閉じる
- 労務管理システムとは?
- 労務管理システムのメリット
- 労務管理システムのシェアNo.1はマネーフォワード クラウド人事管理
- 労務管理システムの従業員数別シェア比較
- 労務管理システムの重視ポイント別シェア比較
- 労務管理システムの選び方【厳選10サービス比較表つき】
- 【機能比較表】勤怠・給与計算までカバーしたいならfreee人事労務かシリーズ導入がおすすめ
- 【料金比較表】料金を抑えたいなら「ジョブカン労務HR」、30人以下なら「SmartHR労務管理」がおすすめ
- 【帳票比較表】社会保険・労働保険以外の対応帳票やフォーマットに差がある
- 健康保険組合へ電子申請したいなら「マイナポータル連携」が必須
- 既存の給与計算ソフトを使用し続けたいなら「API連携・シリーズ連携」が重要
- おすすめ労務管理システム19選【口コミつき】
- マネーフォワード クラウド人事管理
- ジョブカン労務HR
- freee人事労務
- SmartHR労務管理
- Workcloud
- クラウドハウス労務
- 奉行Edge 労務管理電子化クラウド
- オフィスステーション 労務
- 人事労務コボット
- ジンジャー人事労務
- HRBrain
- ロウムメイト
- マネーフォワード クラウド社会保険
- マネーフォワード クラウド年末調整
- PCA Hub 労務管理
- KING OF TIME 人事労務
- かんたん雇用契約 for クラウド
- 社労夢Company Edition
- eNEN
- BOXIL SaaS AWARD
- 「BOXIL SaaS AWARD 2025」の受賞サービス
- 「BOXIL SaaS AWARD Spring 2025」の受賞サービス
- 導入経験者に聞いた!労務管理システム選びの注意点
- 操作性やカスタマイズ性はデモ・トライアルで確認する
- サービスの開発スピードを確認する
- 労務管理システムの比較ならBOXIL
- 1.マイページから各社の資料をまとめてチェック
- 2.比較表で機能や料金からサービスを絞り込み
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・タレントマネジメントシステム8年連続シェアNo.1※1 ・利用企業数3,300社超※2の豊富な利用実績 ・入社手続きや電子申請、年末調整、給与明細などの労務業務のDXを実現 |
※1 出典:カオナビ「ITR「ITR Market View:人材管理市場2023」人材管理市場:ベンダー別売上金額シェア(2015~2022年度予測)、SaaS型人材管理市場:ベンダー別売上金額推移およびシェア(2015~2022年度予測)」(2024年3月7日閲覧)
※2 出典:カオナビ 2023年9月末時点の数値(2024年3月7日閲覧)
労務管理システムとは?
労務管理システムとは紙やExcelで行っていた入退社手続きや電子申請、年末調整などの労務管理業務を効率化できるクラウドソフトです。
Excelや紙の申請書を使った労務管理には、「書類の配布や回収に手間や時間がかかる」「内容の訂正や漏れの修正依頼や回収に時間がかかってしまう」など、担当者の負担が大きく、手作業によるミスも発生しやすいなどの問題がありました。
労務管理システムを導入すれば、従業員がパソコンやスマートフォンでフォームに入力することで情報を収集でき、帳票作成も自動で行えます。
労務管理システムのメリット
労務管理システムを導入して得られる主なメリットは次のとおりです。
- 従業員が入力した情報から必要書類を自動生成できるため、転記ミスや書類の抜けを防げる
- 従業員情報を一元管理でき、検索機能で必要な情報に素早くアクセス・抽出可能になる
- 書類の保存期間を定められるため、書類・データのライフサイクル管理が容易になる
- 電子申請機能により役所やハローワークへの郵送手配や直接出向く手間を省ける
- 法令を遵守したシステム設計により、知らずに法令違反をしてしまう懸念がなくなる
- システム導入によって業務を標準化できるようになり、担当者への依存を回避し、引き継ぎも容易になる
また、従業員にとっても入退社時の書類や年末調整書類の提出、身上変更の申請が容易になるといったメリットがあります。
労務管理システムの主な機能(クリックで開く)
サービスによって搭載されている機能は異なりますが、労務管理システムでは次のような機能を利用できます。マストで利用したい機能や興味のあるチェックしておきましょう。搭載機能ごとにサービスを比較している記事もあるので、ぜひ参考にしてください。
【基本機能】
機能 | 詳細 | 関連記事リンク |
---|---|---|
入退社の手続き | 入社時における各種保険の資格取得届や申請書、退社時の資格喪失届や離職証明書などを自動作成する | >入社手続き機能を搭載するおすすめ労務管理システム |
雇用契約管理 | 従業員の雇用契約書の作成や締結(電子署名)、管理をオンライン上で行える | >雇用契約機能を搭載するおすすめ労務管理システム |
身上変更手続き | 住所や氏名の変更、結婚・離婚、子どもの誕生など、身の上に変化が生じた際にシステム上で変更申請を行える | >身上変更手続き機能を搭載するおすすめ労務管理システム |
電子申請 | 労務に関する各種申請をe-Govと連携して電子申請できる。行政手続きの申請や届出が多い場合におすすめ | >e-Gov電子申請対応のおすすめ労務管理システム |
帳票の自動作成 | 必要な帳票を従業員情報から自動作成できる。帳票作成でのミスが多い場合におすすめ | - |
マイナンバー管理機能 | 労務担当者によるマイナンバー提供依頼や従業員自身によるマイナンバー入力、本人確認書類のアップロードができる。従業員マイナンバーの管理も行っている場合におすすめ | - |
年末調整機能 | 従業員へ一括メールを送信し年末調整に関わるタスクを通知し、申請書の記入・回収もオンラインで行える。年末調整でミスや手戻り、出し忘れが多発している場合におすすめ | - |
Web給与明細 | Web上で閲覧できる給与明細を発行できる | >Web給与明細機能を搭載するおすすめ労務管理システム |
【その他の機能】
機能 | 詳細 | 関連記事リンク |
---|---|---|
ToDo管理 | ToDoリストを作成し、各手続きの進捗状況を管理できる | >ToDo管理機能を搭載するおすすめ労務管理システム |
在留資格管理 | 外国人従業員の在留資格に関する情報管理できる | >在留資格管理機能を搭載するおすすめ労務管理システム |
契約更新日通知 | 雇用契約の満了日や在留期限の満了時期を事前に通知する | >契約更新日通知機能を搭載するおすすめ労務管理システム |
【労務関連機能】
勤怠管理や給与計算、経費計算などの機能は、汎用パッケージサービスに搭載されていることがあります。また、特化シリーズタイプの労務管理システムでも、別シリーズとして提供されていることが多いです。
機能 | 詳細 |
---|---|
出勤・シフト・労働時間の管理 | 出勤・シフト・労働時間など勤怠管理を行える |
有給管理・休暇管理 | 有給の申請や管理を行える |
給与計算 | 自動で給与計算や税計算ができる |
経費・交通費精算 | 経費精算をサービス単体、もしくはサービス連携で行える |
ワークフロー機能(承認・申請機能) | 各種申請や承認をシステムで行える |
労務管理システムのシェアNo.1はマネーフォワード クラウド人事管理
BOXILを運営するスマートキャンプ株式会社は、雇用契約や電子申請などに用いる労務管理システムの導入に携わった1,284人の方を対象にアンケート調査を行いました。
その結果、導入数が最も多かった労務管理システムは「マネーフォワード クラウド人事管理」で15.97%(205人)。次点に「ジョブカン労務HR」が15.65%(201人)、「freee人事労務」が14.33%(184人)、「SmartHR労務管理」が12.77%(164人)と続きます。
シェアの高いサービスは、カバー業務やサポートが充実しているケースが多いため、今後も継続して利用できる可能性が高いです。決裁者としては導入および運用に失敗しにくい点を評価できるため、稟議を通しやすいでしょう。
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※調査概要:インターネット調査にて雇用契約や電子申請などに用いる労務管理システムの導入に携わった全国20〜60代の1,284人へ実施。本調査の期間は2025年1月7日〜9日。本アンケート結果は小数点以下任意の桁を四捨五入しており、合計が100%にならない場合がある
労務管理システムの従業員数別シェア比較
従業員数別にみても「マネーフォワード クラウド人事管理」「ジョブカン労務HR」「freee人事労務」「SmartHR労務管理」が上位を占めています。しかし、シェア順は従業員数別に変化がみられました。各従業員規模別のシェア1~3位は次のとおりです。
従業員数 | 1位 | 2位 | 3位 |
---|---|---|---|
1~9人 | SmartHR労務管理(20.96%) | freee人事労務(16.77%) | ジョブカン労務HR(12.57%) |
10~49人 | freee人事労務(20.42%) | ジョブカン労務HR(18.32%) | マネーフォワード クラウド人事管理(17.80%) |
50~99人 | ジョブカン労務HR(21.89%) | マネーフォワード クラウド人事管理(20.40%) | freee人事労務(14.93%) |
100~299人 | ジョブカン労務HR(21.15%) | マネーフォワード クラウド人事管理(19.23%) | freee人事労務(10.90%) |
300~499人 | ジョブカン労務HR(22.09%) | マネーフォワード クラウド人事管理(17.44%) | freee人事労務(16.28%) |
500~999人 | ジョブカン労務HR(16.85%) マネーフォワード クラウド 人事管理(16.85%) |
- | freee人事労務(16.28%) SmartHR労務管理(16.28%) |
1,000~4,999人 | マネーフォワード クラウド人事管理(15.32%) ジョブカン労務HR(15.32%) SmartHR労務管理(15.32%) |
- | - |
5,000~9,999人 | SmartHR労務管理(18.97%) | マネーフォワード クラウド人事管理(17.24%) | freee人事労務(13.79%) |
10,000人以上 | SmartHR労務管理(21.74%) | freee人事労務(11.30%) | マネーフォワード クラウド人事管理(10.43%) |
小規模事業者(1~9人)の傾向
1~9人の企業では、初期コストを抑えられるサービスが人気です。1~3位のサービスはいずれも初期費用が無料。さらに、1位のSmartHR労務管理は従業員30人まで、3位のジョブカン労務HRは従業員5人までであれば、月額料金が無料のプランがあります。
中小~中堅企業(10~999人)の傾向
10~999人の企業では、広範囲の業務をカバーできるサービスが人気です。freee人事労務は、勤怠・休暇管理や給与計算を含めてワンパッケージで利用できるため連携の手間がありません。ジョブカン労務HRやマネーフォワード クラウド人事管理も、各社のシリーズを連携することで勤怠・休暇管理や給与計算までカバーできます。
大手企業(1,000人以上)の傾向
1,000人以上の企業では、豊富な導入実績や高い知名度のあるサービスが人気です。SmartHR労務管理は累計登録者6万社を超え、三菱重工業やライオンなど大企業での導入実績が多くあります。
freee人事労務はシリーズの会計ソフトが有料課金ユーザー企業54万人を誇る高い知名度があり、グロース市場にも上場しています。マネーフォワード クラウド人事管理は、課金顧客数シリーズ累計30万以上であり、プライム市場にも上場しているといった社会的信用の高さが特徴です。
労務管理システムの重視ポイント別シェア比較
アンケートではさらに、導入者の「労務管理システムの比較や検討時に重視していたポイント(複数回答可)」を調査。多かった回答は順に「料金」「導入実績・業界シェア」「口コミ・評判」「カバーできる業務・帳票」「操作性」でした。
それぞれの項目で人気があった1~3位のサービスをまとめました。ランキング形式にする際、次の点を基準としています。
料金重視の1位は「ジンジャー人事労務」(TOP3をクリックで開く)
順位 | サービス名 | 割合(回答数/導入者数) |
---|---|---|
1位 | ジンジャー人事労務 | 54.55%(18/33人) |
2位 | ジョブカン労務HR | 46.77%(94/201人) |
3位 | freee人事労務 | 45.65%(84/184人) |
導入実績・業界シェア重視の1位は「freee人事労務」(TOP3をクリックで開く)
順位 | サービス名 | 割合(回答数/導入者数) |
---|---|---|
1位 | freee人事労務 | 46%(85/184人) |
2位 | 奉行Edge 労務管理電子化クラウド | 39.22%(20/51人) |
3位 | SmartHR労務管理 | 31.71%(52/164人) |
口コミ・評判重視の1位は「SmartHR労務管理」(TOP3をクリックで開く)
順位 | サービス名 | 割合(回答数/導入者数) |
---|---|---|
1位 | SmartHR労務管理 | 64.63%(106/164人) |
2位 | freee人事労務 | 22.28% (41/184人) |
3位 | ジンジャー人事労務 | 21.21%(7/33人) |
カバーできる業務・帳票重視の1位は「オフィスステーション 労務」(TOP3をクリックで開く)
順位 | サービス名 | 割合(回答数/導入者数) |
---|---|---|
1位 | オフィスステーション 労務 | 32.65%(16/49人) |
2位 | マネーフォワード クラウド人事管理 | 29.76%(61/205人) |
3位 | 奉行Edge 労務管理電子化クラウド | 29.41%(15/51人) |
操作性重視の1位は「奉行Edge 労務管理電子化クラウド」(TOP3をクリックで開く)
順位 | サービス名 | 割合(回答数/導入者数) |
---|---|---|
1位 | 奉行Edge 労務管理電子化クラウド | 37.25%(19/51人) |
2位 | オフィスステーション 労務 | 18.37%(9/49人) |
3位 | ジンジャー人事労務 | 18.18%(6/33人) |
労務管理システムの選び方【厳選10サービス比較表つき】
労務管理システムを選ぶ際には、課題と考えるポイントをチェックして、その点がクリアしたサービスを比較するのがおすすめです。チェックすべき比較ポイントは次のとおりです。
上記を踏まえて、次に紹介する比較表やポイントを参考にして選定することをおすすめします。
【機能比較表】勤怠・給与計算までカバーしたいならfreee人事労務かシリーズ導入がおすすめ
労務管理システムはカバーできる業務がサービスによって異なります。とくに、電子申請や勤怠・休暇管理、給与計算を含めて単体で提供しているサービスはほとんどなく、シェアTOP10では「freee人事労務」のみです。
ただし、電子申請や勤怠・休暇管理、給与計算に対応していないサービスも、同社のシリーズ併用でカバーできる場合があります。シェアTOP10では「マネーフォワード クラウド人事管理」「ジョブカン労務HR」「奉行Edge労務管理電子化クラウド」「ジンジャー人事労務」がシリーズ併用でフルカバー可能です。
まずは、どのサービスがシステム化したい業務をカバーしているかチェックしましょう。シェアTOP10の主な機能を比較表にまとめました。
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サービス名 | 入社手続き | 電子申請 | マイナンバー管理 | 年末調整 | 勤怠・休暇管理 | Web給与明細 | 給与計算 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
マネーフォワード クラウド人事管理 | 〇 | 社会保険※1 | マイナンバー※1 | 年末調整※1 | 勤怠※1 | 給与※1 | 給与※1 |
ジョブカン労務HR | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 勤怠管理※1 | 給与計算※1 | 給与計算※1 |
freee人事労務 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
SmartHR労務管理 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | × | 〇 | × |
Workcloud | 〇 | × | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |
クラウドハウス労務 | 〇 | × | 〇 | 〇 | × | 〇 | × |
奉行Edge労務管理電子化クラウド | 〇 | 〇 | マイナンバークラウド※1 | 年末調整電子化クラウド※1 | 勤怠管理クラウド※1 | 給与明細電子化クラウド※1 | 給与奉行クラウド※1 |
オフィスステーション労務 | 〇 | 〇 | マイナンバー※1 | 年末調整※1 | 勤怠※1・有休管理※1 | 給与明細※1 | × |
人事労務コボット | 〇 | × | 〇 | × | × | × | × |
ジンジャー人事労務 | 〇 | 〇※2 | 〇 | 〇※2 | 勤怠※1 | 給与※1 | 給与※1 |
※1 同社提供の別シリーズのシステム
※2 別途オプション追加が必要
【料金比較表】料金を抑えたいなら「ジョブカン労務HR」、30人以下なら「SmartHR労務管理」がおすすめ
労務管理システムの多くは、従業員1名につき課金が発生する仕組みを採用しており、1ユーザーあたり月400円~月1,100円程度が相場です。初期費用無料で提供しているサービスもあります。
労務管理システムでは、料金表を公開しておらず見積もりが必要なサービスも少なくありません。そのため正確な料金比較はできないものの、公式サイトに料金が明示されているシェアTOP10のうち、一定条件において最も月額料金が安いサービスは「ジョブカン労務HR」でした。
【条件:従業員100人。「入社手続き」「電子申請」「年末調整」の機能を利用する場合】
順位 | サービス名 | 月額料金(税抜) |
---|---|---|
1位 | ジョブカン労務HR | 40,000円 |
2位 | オフィスステーション 労務(+年末調整) | 44,166円 |
3位 | freee人事労務 | 60,000円 ※スタータープラン |
ジョブカン労務HRは、月400円/人で入社手続き・電子申請・マイナンバー管理・年末調整機能を利用できます(電子契約機能は200円/1送信のオプション)。さらにジョブカン勤怠は月200〜500円/人、ジョブカン給与計算は月400円/人であるため、まとめて導入しても月1,000円~1,300円/人で導入可能です。
各公式サイトをもとにまとめた次の料金比較表もぜひご覧ください。初期費用や月額料金に加えて、サービスの最低利用料金や従業員100人の場合の利用料目安も記載しています。
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サービス名 | 初期費用 | 月額利用料 | 最低利用料金 | 月額利用料目安(従業員100人) | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
マネーフォワード クラウド人事管理 | 要見積もり | 要見積もり | 不明 | 要見積もり | 入社手続きに対応。他業務は同社シリーズ製品でカバー可能 |
ジョブカン労務HR | 0円 | 400円/人~ | 月2,000円 | 月40,000円~ | 勤怠管理・給与計算以外は左記料金で利用可能 |
freee人事労務 | 0円 | 400円・600円・800円・1,100円/人※1 | 2,000円・3,000円・4,000円・5,500円/月※1 | 月60,000円~※2 | 月600円以上で給与計算・年末調整機能、月800円以上で勤怠管理機能が利用可能 |
SmartHR労務管理 | 0円 | 要見積もり | 不明 | 要見積もり | 3つのプランあり。勤怠・休暇管理、給与計算を除く幅広い業務をカバー |
Workcloud | 要見積もり | 要見積もり | 不明 | 要見積もり | 電子申請を除き、勤怠管理・給与計算など幅広い業務を一つのシステムでカバー |
クラウドハウス労務 | 要見積もり | 要見積もり | 不明 | 要見積もり | 入社手続き、マイナンバー管理、年末調整、Web給与明細に対応 |
奉行Edge 労務管理電子化クラウド | 0円 | 15,000円~ | 不明 | 年708,000円※3 | 入社手続き、電子申請に対応。他業務は同社シリーズ製品でカバー可能 |
オフィスステーション 労務 | 100,000円 | 400円/人 | 月4,000円 | 月40,000円~ | 入社手続き、電子申請に対応。他業務は同社シリーズ製品でカバー可能 |
人事労務コボット | 要見積もり | 要見積もり | 不明 | 要見積もり | 入社手続きと電子契約に特化したシステム |
ジンジャー人事労務 | 要見積もり | 300円/人~ | 不明 | 月30,000円~ | 入社手続き、マイナンバー管理に対応。電子申請、年末調整、電子雇用契約は有料オプション |
※ すべて税抜価格
※1 順に「ミニマムプラン」「スタータープラン」「スタンダードプラン」「アドバンスプラン」
※2 入退社手続き機能が利用できる「スタータープラン(月600円/人)」で試算
※3 公式サイトの料金シミュレーションで試算
小規模企業向けの無料プランがある「SmartHR労務管理」「ジョブカン労務HR」
SmartHR労務管理は、従業員数30名以下の企業向けに入社手続き・雇用契約機能、給与明細機能、年末調整機能を無料で利用できる¥0プランがあります。ただし、チャットサポートや有料オプションなどを利用できないため、利用の際には注意が必要です。
ジョブカン労務HRは、従業員数5名までであれば一部機能に制限があるものの無料で利用できます。制限されるのはデータ保持期間(30日まで)や電子申請機能、年末調整機能、ストレスチェック機能、電子契約機能、チャットサポートなどです。
【帳票比較表】社会保険・労働保険以外の対応帳票やフォーマットに差がある
労務管理システムでは、帳票作成機能が搭載されており、さまざまな帳票をシステム上で作成できます。サービスによっては、登録されている従業員情報や社会保険情報などをもとに自動作成が可能です。
帳票作成機能がある場合、社会保険帳票や労働保険帳票はほとんどのサービスが対応しています。しかし、労災保険や労働基準関連などの帳票に対応しているかはサービスによって異なります。たとえば、「時間外労働/休日労働に関する協定届」といった労働基準関連の帳票作成が必要な場合は「オフィスステーション 労務」がおすすめです。
健康保険組合に加入している場合は、組合対応のフォーマットが用意されているサービスを選ぶことで帳票作成業務をより効率化できます。関東ITS健保に加入している企業であれば「ジョブカン労務HR」「freee人事労務」「SmartHR労務管理」がおすすめです。
シェアTOP10の対応帳票数や特徴、対応フォーマットを表にまとめたので、こちらも参考にしてください。
サービス名 | 対応帳票数 | 対応フォーマット | 対応帳票の特徴 |
---|---|---|---|
マネーフォワード クラウド人事管理※1 | 26 公式HP |
協会けんぽ | 定時決定・随時改定の帳票に対応 |
ジョブカン労務HR | 40 公式HP |
協会けんぽ・関東ITS健保 | 外国人雇用状況届出書の作成が可能 |
freee人事労務 | 33※2 公式HP |
協会けんぽ・関東ITS健保 | 法定三帳簿や所得税徴収高計算書を作成可能 |
SmartHR労務管理 | 41 公式P |
協会けんぽ・関東ITS健保・TJK | 労働安全衛生関係の帳票にも対応 |
Workcloud | - | - | - |
クラウドハウス労務 | - | - | - |
奉行Edge 労務管理電子化クラウド | 22 公式HP |
協会けんぽ | 高年齢雇用や定年後再雇用関連の帳票にも対応 |
オフィスステーション 労務 | 118 公式HP |
協会けんぽ | 労働保険や労災保険、労働基準関連含めて数多くの帳票に対応 |
人事労務コボット | - | - | - |
ジンジャー人事労務※3 | 20 公式HP |
協会けんぽ | 高年齢雇用の帳票にも対応 |
※対応帳票数は各公式HPに記載されている帳票名称の種類をカウント(重複はカウントしない)
※1 各項目は同社シリーズの「マネーフォワード クラウド社会保険」の内容を記載
※2 スタンダードプラン以上の対応帳票数
※3 各項目は社保手続きオプションの内容を記載
健康保険組合へ電子申請したいなら「マイナポータル連携」が必須
電子申請機能を搭載するサービスでは、e-Gov連携が可能です。ただし、健康保険組合に加入している企業は、マイナポータル連携に対応しているかもチェックしましょう。報酬月額算定基礎届や報酬月額変更届などの帳票を労務管理システム上で作成できても、健康保険組合への電子申請には対応していない場合があります。
電子申請機能があるシェアTOP10サービスのなかではジョブカン労務HRを除き、マイナポータル連携に対応しています。
サービス名 | e-Gov連携 | マイナポータル連携 |
---|---|---|
マネーフォワード クラウド人事管理 | 〇(クラウド社会保険) | 〇(クラウド社会保険) |
ジョブカン労務HR | 〇 | × |
freee人事労務 | 〇 | 〇 |
SmartHR労務管理 | 〇 | 〇 |
Workcloud | × | × |
クラウドハウス労務 | × | × |
奉行Edge 労務管理電子化クラウド | 〇 | 〇 |
オフィスステーション 労務 | 〇 | 〇 |
人事労務コボット | × | × |
ジンジャー人事労務 | 〇 | 〇 |
既存の給与計算ソフトを使用し続けたいなら「API連携・シリーズ連携」が重要
ほとんどの労務管理システムで従業員データのCSV出力ができるため、他社製品にデータを取り込めるものの、データ整形・加工の手間が発生します。そのため、よりシームレスにデータ連携できるAPI連携やシリーズ連携がおすすめです。
とくに給与計算ソフトとAPI・シリーズ連携すると、給与情報の取り込みや、年末調整後に過不足額の給与反映がスムーズになります。そのため、使用している給与計算ソフトがどの労務管理システムとAPI連携できるかを確認しましょう。
主要な給与計算ソフトごとに、連携できる労務管理システムを表にまとめました。なお、連携してできることはサービスによって異なり、連携には別途費用が発生する場合もあります。
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給与計算ソフト | API・シリーズ連携できる労務管理システム |
---|---|
給与奉行 i10/i11 給与奉行V ERP10/11 |
オフィスステーション 労務 オフィスステーション 給与明細 |
給与奉行クラウド | 奉行Edge 労務管理電子化クラウド HRBrain e-AMANO人事届出サービス |
PCAクラウド 給与 | PCA Hub 労務管理 オフィスステーション 労務 オフィスステーション 年末調整 オフィスステーション 給与明細 HRBrain タレントパレット |
マネーフォワード クラウド給与 | マネーフォワード クラウド人事管理 SmartHR労務管理 オフィスステーション 労務 オフィスステーション 給与明細 Esia-Zero KING OF TIME |
ジームクラウド HR | SmartHR労務管理 タレントパレット |
SMILE V Air 人事給与 | SmartHR労務管理 オフィスステーション労務 |
Galileopt DX給与大将・人事大将 MJSLINK DX給与大将・人事大将 |
SmartHR労務管理 |
同社シリーズ製品と連携 | API連携 | CSV連携 | |
---|---|---|---|
概要 | 同社提供のソフトとシームレスに連携可能 (例:ジョブカン労務HR⇔ジョブカン給与計算) |
APIにて連携 | CSVファイルのインポートにてデータ反映 |
工数の削減度合い | ◯ | ◯ | △ |
メリット | 複雑な設定なしにすぐに連携 | 他社製品であってもシームレスに連携可能 | データ加工ができ、柔軟性が高い |
注意点 | 他社製品を使用している場合は給与計算ソフトもリプレイスが必要 | API設定の担当はサービス提供企業か自社かを要確認 | CSVファイルのダウンロード・アップロード、データ整形・加工の手間が発生 |
おすすめ労務管理システム19選【口コミつき】
シェアTOP10のサービスをはじめとしたおすすめの労務管理システムを口コミとともに紹介します。
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※ダウンロード可能な資料数は、BOXILでの掲載状況によって増減する場合があります。
マネーフォワード クラウド人事管理 - 株式会社マネーフォワード
- 人事データベース、入社手続きに特化
- 別シリーズ併用でほとんどの労務をカバー
- 未来の従業員情報も変更日を待たずに事前登録可
- 単体の導入ではカバーできる業務が限られる
- 無料トライアル不可
- 扱うデータが増えると動作が重くなる(口コミ)
初期費用(税抜) | 要見積もり | カバー業務 | 入社手続き |
---|---|---|---|
月額プラン・料金(税抜) | 要見積もり | API・シリーズ連携可能な給与計算ソフト | マネーフォワード クラウド給与 |
無料トライアル | なし | 導入実績 | 課金顧客数300,000以上(法人向け各サービスの利用事業者総数) |
マネーフォワード クラウド人事管理は、個人向けの家計簿アプリ「マネーフォワード ME」をはじめ、フィンテック領域を中心に事業を展開している株式会社マネーフォワードの労務管理システムです。同社は東証マザーズ市場、第一部市場を経た後、2022年4月4日にプライム市場へ移行しています。
マネーフォワード クラウド人事管理は入社手続きに利用する書類作成機能や電子締結機能、従業員情報の収集に使用する情報収集用フォーム作成機能やワークフロー機能、従業員情報の管理に使用するカスタム項目機能や履歴管理機能などを搭載しています。
単体ではカバーできる業務が限られているものの、同社では他にも「クラウド勤怠」「クラウド給与」「クラウド年末調整」「クラウド経費」などさまざまなソリューションがあり、組み合わせて使用できます。同社のパッケージ間の連携がしやすい点も特徴で、ボタン1つで簡単に情報を連携できます。
たとえば、クラウド年末調整で回収した従業員の「翌年分の扶養控除等申告書」の情報をクラウド人事管理に簡単に取り込めます。
従業員50名以下の中小企業向けのプランでは、月額2,980円から11サービス(会計・請求書・経費・債務支払・勤怠・給与・社会保険・年末調整・マイナンバー・BOX・契約)を使用できます。
ただし、このプランではクラウド人事管理が含まれていません。クラウド人事管理やその他のパッケージを併用したい場合は、見積もりを依頼するようにしましょう。
- 低コストで広い業務をカバー
- 5名まで利用できる無料プラン(機能制限あり)
- ストレスチェック機能を搭載
- 電子契約機能は1送信あたり200円の従量課金
- マイナポータル電子申請に対応していない
- カスタマイズ性がもう少しほしい(口コミ)
初期費用(税抜) | 0円 | カバー業務 | 入社手続き・電子申請・マイナンバー管理・年末調整 |
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月額プラン・料金(税抜) | 400円/人 最低利用料金:月2,000円 | API・シリーズ連携可能な給与計算ソフト | ジョブカン給与計算 |
無料トライアル | 30日間あり | 導入実績 | 250,000社以上(シリーズ累計) |
ジョブカン労務HRは、株式会社DONUTSが提供するクラウド型労務管理システムです。シリーズ累計の導入実績は25万社以上、有料利用ユーザー数は300万人を突破しており、多くの企業から支持を得ています。
ジョブカン労務HRは表で記した業務をカバーできる他に、労働者名簿作成機能やストレスチェック機能(調査フォームの配布、実施状況の管理、集団分析など)、スキルや資格で従業員を探せる人材管理機能、電子契約機能などが搭載されています。
また、帳票は協会けんぽ・ITS健保に加えて、協会けんぽの様式に則った汎用的フォーマットを標準装備。
カバーできる業務の広さに対して低コストである点が特徴で、従業員5名までであれば無料プランも用意されています。ただし、無料プランは次のことが制限されます。
ジョブカンは労務HRの他にも、「勤怠管理」「経費精算」「ワークフロー」「採用管理」「給与計算」「会計」「見積/請求書」といったシリーズを提供しており、APIで組み合わせることでよりシームレスな労務管理が可能になります。
- 勤怠、給与計算を含めて労務をワンパッケージで管理できる
- さまざまな他社の勤怠管理システムと連携可能
- システム上で法定三帳簿の作成ができる
- シフトパターンへの対応が限定的(口コミ)
- 特定のカスタマイズや拡張が難しい(口コミ)
- 初期設定が少しわかりづらい(口コミ)
初期費用(税抜) | 0円 |
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月額プラン・料金(税抜) | ミニマム 400円/月(月2,000円) スターター 600円/月(月3,000円) スタンダード 800円/月(4,000円) アドバンス 1,100円/月(5,500円) ※()内は最低利用料金 |
無料トライアル | 1か月間あり |
カバー業務 | ・入社手続き(ST,SD,A) ・電子申請(ST,SD,A) ・マイナンバー管理(M,ST,SD,A) ・年末調整(M,ST,SD,A) ・勤怠休暇管理(SD,A) ・Web給与明細(M,ST,SD,A) ・給与計算(M,ST,SD,A) ※M=ミニマム、ST=スターター、SD=スタンダード、A=アドバンス |
API・シリーズ連携可能な給与計算ソフト | - |
導入実績 | 有料課金企業数540,000以上(freee会計) |
freee人事労務は「スモールビジネスを、世界の主役に。」をミッションに掲げ、中小企業や個人事業主の会計を中心にバックオフィス向けのSaaSを開発・販売しているフリー株式会社の労務管理システムです。同社は東証グロース市場に上場しています。
4つのプランから選べて、スタンダードプラン以上を選ぶと、勤怠・休暇管理を含めて包括的な労務管理が可能です。なお、各プラン最低料金が設定されており、年払いにすることで月払いに比べて安価に導入できます。
社会保険や労働保険関連の帳票に加えて、法定三帳簿(賃金台帳、出勤簿、労働者名簿)の作成も可能。随時改定、所得税徴収高計算書の作成にも対応しています。
Webマニュアルや習熟用の解説セミナーといったコンテンツをいつでも閲覧可能。サポートデスクに電話・メール・チャットで相談ができます(サポート内容はプランによって異なる)。また、既存業務の見直しや要件定義のアドバイス、操作方法のレクチャーをしてくれる有料サポートも選べます。
SmartHR労務管理 - 株式会社SmartHR
- 30人まで利用できる無料プラン(機能制限あり)
- 連携できる給与計算ソフト・勤怠管理システムが多い
- 人事労務の情報交換ができるユーザー限定コミュニティ運営
- 給与明細が少しわかりづらい(口コミ)
- 年末調整のときに途中保存機能があるとよい(口コミ)
- 画面遷移の動線がわかりづらい箇所あり(口コミ)
初期費用(税抜) | 0円 | カバー業務 | ・入社手続き・電子申請・マイナンバー管理・年末調整・Web給与明細 |
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月額プラン・料金(税抜) | 要見積もり | API・シリーズ連携可能な給与計算ソフト | マネーフォワード クラウド給与、freee人事労務、SMILE V/ V2/ V Air人事給与、ジームクラウド、ZeeM人事給与 |
無料トライアル | 15日間あり | 導入実績 | 登録社数60,000以上 |
SmartHR労務管理は、株式会社SmartHRが提供するクラウド人事労務ソフトで、導入企業は累計6万社を超えます。2013年に創業された同社は、「日本スタートアップ大賞2024」にも輝き、時価総額1,700億円のユニコーン企業となりました※。
労務管理に加えて、採用管理、人事評価、スキル管理、従業員サーベイ、配置シミュレーションなど多様なタレントマネジメント機能も搭載し、労務業務を効率化しながらデータの蓄積と可視化をし、人事施策の立案・実行・検証のサイクルを効率的に行えます。
勤怠管理システムや給与計算ソフト、給与前払いサービスなど連携できるツールが豊富な点も特徴で、API連携や外部アダプタ・バッチ連携などにより一連の業務を効率化できます。
ヘルプセンターや機能・使い方動画などサポートコンテンツも豊富で、SmartHRユーザー限定の「PARK」ではSmartHRの活用術や人事労務業務に関する意見交換が活発に行われています。
料金は問い合わせが必要ですが、従業員が30人までであれば労務管理機能を無料で利用できます。ただし無料プランでは次のことが制限されます。
※出典:経済産業省「日本スタートアップ大賞に輝いたSmart HRとは? 注目のスタートアップ企業をご紹介! | 経済産業省 METI Journal ONLINE」(2025年2月25日閲覧)
Workcloud - Dayforce Japan株式会社
- 世界160か国で展開されているグローバル製品
- 電子申請を除く幅広い業務をカバー
- フレックスタイム制の残業計算にも対応
- 雇用契約の電子締結は非対応
- 契約後から導入までは目安として5か月程かかる
初期費用(税抜) | 要見積もり | カバー業務 | ・入社手続き・マイナンバー管理・年末調整・勤怠休暇管理・Web給与明細・給与計算 |
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月額プラン・料金(税抜) | 要見積もり | API・シリーズ連携可能な給与計算ソフト | - |
無料トライアル | なし | 導入実績 | 100社以上 |
Workcloudは、世界160か国で人事給与BPOサービスを展開するDayforce社が提供するクラウド型オールインワン人事システムです。同社は、1994年より日本国内およびグローバル企業に給与計算アウトソーシングを提供しています。
Workcloudは、幅広い業務を単一のシステムで行える点が特徴です。給与計算や勤怠、年末調整、各種承認フローをワンクリックで簡単に行えます。
顧客のデータを安全に取り扱うことを最優先課題と位置付け、AES-256アルゴリズムによるデータ暗号化、AZ間のトラフィック暗号化、SAML-2に対応したシングルサインオンなど徹底したセキュリティ対策を講じています。
導入まで平均5か月かかるものの、要件定義からカスタム仕様の調整、データの収集・移植、各種テストまで丁寧にステップを踏んで導入まで至れます。
WorkcloudはINDEED JAPANやアフラック・アセット・マネジメントなど100社以上の国内導入実績があります。
クラウドハウス労務 - 株式会社Techouse
- 業務フローに合わせてカスタマイズしてもらえるセミオーダー
- 1,000名以上の大企業での導入実績多数
- 労務手続き管理の細かい設定が可能(口コミ)
- 検索スピードの向上(口コミ)
- UIがちょっと古い印象(口コミ)
- より高度なセキュリティシステムへの対応が欲しい(口コミ)
初期費用(税抜) | 要見積もり | カバー業務 | ・入社手続き・マイナンバー管理・年末調整・Web給与明細 |
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月額プラン・料金(税抜) | 要見積もり | API・シリーズ連携可能な給与計算ソフト | - |
無料トライアル | なし | 導入実績 | KDDI Sonic-Falcon、NTTデータマネジメントサービス、日本ハウズイング、JTBグローバルアシスタンス、クロス・マーケティンググループなど |
クラウドハウス労務は、株式会社Techouseが提供する労務管理システムです。同社は国際規格ISO27001(ISMS)を認証取得しており、通信の暗号化、保存データの暗号化、細かなバックアップなどセキュリティ対策も万全です。
電子雇用契約を含む入社手続きやマイナンバー管理、年末調整、Web給与明細が可能。身上変更ワークフローも搭載し、従業員はPCやスマートフォンから簡単に申請できます。
業務設計支援やシステムカスタマイズに対応するセミオーダー型のシステムで、百名~数万人規模の企業での導入実績があります。料金は企業の課題に合わせて見積もりを行うため公式サイト上で明示されていませんが、月数万円から利用できるケースもあるようです。
導入にあたっては、専任担当者による導入支援や、電話・メールでのサポートも提供されています。従業員は個人のアドレスやスマートフォンからもシステムを利用でき、全従業員にPCを付与していない場合でも問題ありません。
奉行Edge 労務管理電子化クラウド
- 人事データベース、入社手続き、電子申請に特化
- 同社別シリーズ併用で幅広い労務をカバーできる
- 社員情報は1,000以上の管理項目を利用可能
- 法人単位で年間契約が必要
- 単体の導入ではカバーできる業務が限られる
初期費用(税抜) | 0円 | カバー業務 | ・入社手続き・電子申請 |
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月額プラン・料金(税抜) | 15,000円~ 従業員20名で労務担当者1名の場合 |
API・シリーズ連携可能な給与計算ソフト | 給与奉行クラウド |
無料トライアル | 30日間あり | 導入実績 | 奉行シリーズ登録ユーザー数累計800,000以上 |
奉行Edge 労務管理電子化クラウドは、奉行シリーズを展開する株式会社オービックビジネスコンサルタント(OBC)が提供するクラウド労務管理システムです。同社は1981年から事業を開始し、OBC上でユーザー登録を完了した数は80万にものぼっています。プライム市場に上場しています。
奉行Edge 労務管理電子化クラウドは、入社時を含む従業員の情報収集機能、社員情報の一元管理機能、電子申請機能、オンライン雇用契約機能を搭載しています。入社手続きはもちろん、退職・産休・育休・転勤・高年齢雇用継続給付・定年後再雇用・正社員登用などさまざまな手続きを効率化できます。
同社シリーズの「給与奉行クラウド」と「総務人事奉行クラウド」とは自動連携が可能。同社の奉行Edgeには他にも「勤怠管理クラウド」「給与明細電子化クラウド」「年末調整申告書クラウド」「マイナンバークラウド」などのパッケージがあり、組み合わせることでより包括的な労務管理ができます。
導入サポートは有料となり、導入指導(6時間)150,000円、環境構築支援は10,000円~です。なお、導入支援は全国約3,000事業所の認定パートナーへの依頼も可能で、環境構築やデータ移行をはじめ、システム連携・開発、業務コンサルティングなどを受けられます。
オフィスステーション 労務 - 株式会社エフアンドエム
- 労働基準法関連含めて118種の帳票に対応
- 給与計算ソフト含めて連携できるシステムが多い
- 交通費申請や出張費申請にも活用できるワークフロー機能搭載
- 初期費用がかかる
- 単体の導入ではカバーできる業務が限られる(同社別シリーズあり)
- カスタマイズ性に欠ける(口コミ)
初期費用(税抜) | 100,000円(登録料) | カバー業務 | ・入社手続き・電子申請 |
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月額プラン・料金(税抜) | 400円/人 | API・シリーズ連携可能な給与計算ソフト | マネーフォワード クラウド給与、給与奉行 i10/i11、給与奉行V ERP10/11、SMILE V2 人事給与、PCA 給与 dx/hyper、PCAクラウド 給与 dx/hyper、給与・法定調書顧問 R4、給与応援 R4 Premium、Weplat 給与応援 R4 Premium、GrowOne 給与SX |
無料トライアル | 30日間あり | 導入実績 | シリーズ累計45,000社以上 |
オフィスステーション 労務は、株式会社エフアンドエムによるクラウド型労務管理システムです。同社は中小企業向けにバックオフィスコンサルティングや士業向けの支援サービスなどを展開し、スタンダード市場に上場しています。
オフィスステーションはアラカルト方式をとっており、労務の他に勤怠・給与・年末調整・給与明細・有休管理・ウェルビーイングのパッケージから好きな機能を選んで導入できます。
豊富な対応帳票が特徴で、社会保険45種・雇用保険24種・労働保険14種・労災保険24種・労働基準関連6種・入社手続き関連5種の計118種に対応しています。
社会保険月額変更対象者検索や到達年齢対象者検索などの検索機能も搭載し、複数事業所管理機能では従業員ごとに所属事業所を登録できます。データ分析機能では、オフィスステーション内の情報を集計して、女性管理職比率や育児休業取得率などをグラフや表で表示可能です。
API連携できる給与計算ソフト・勤怠管理システムも多く、既存システムとの併用も容易です。給与計算ソフトは上記表のとおり、勤怠管理システムは「KING OF TIME」「Touch On Time」「スマートろうむ」「ジョブカン勤怠管理」「クロノスPerformance」と連携できます。
人事労務コボット
- 入社手続きに特化
- 入職者だけでなく、保証人との電子サインにも対応
- 求人サイト「バイトル」のdip社が運営
- 単体の導入ではカバーできる業務が限られる
初期費用(税抜) | 要見積もり | カバー業務 | ・入社手続き・マイナンバー管理 |
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月額プラン・料金(税抜) | 要見積もり | API・シリーズ連携可能な給与計算ソフト | - |
無料トライアル | 導入実績 | 要問い合わせ |
人事労務コボットは、ディップ株式会社が提供する入社手続き・雇用契約に特化した労務管理システムです。同社は「バイトル」といった求人情報サイトやHRソリューションのコボットシリーズを運営しており、プライム市場に上場しています。
人事労務コボットは、情報収集フォーム・変更管理、電子サイン、ビザ・運転免許証・雇用契約期限アラート、本部・拠点間での情報共有、マイナンバー管理、社労士との共同管理などの機能を搭載しています。
電子サインでは労働条件通知書・雇用契約書をはじめ、誓約書・身元保証書・ 内定通知書・内定承諾書にも対応可能。さらに、入社時に保証人の承認が必要な際に保証人にも契約書を送信し電子サインができます。
従業員はスマートフォンで完結できるため、パートやアルバイトの雇用が頻繁に発生する飲食店や小売店などの企業にも適しているでしょう。コボットには「人事労務」の他に「面接」「採用ページ」「集客コボット for LINE」などのシリーズがあります。
- 人事データベース、入社手続き、マイナンバー管理に特化
- 同社別シリーズ併用でほとんどの労務をカバー
- どの操作をすればいいかわかりやすい(口コミ)
- 電子申請や年末調整、電子雇用契約はオプション
- 外部システムとの連携やワークフローなどの柔軟性が△(口コミ)
- マスタ設定をもっと細かくしたい(口コミ)
初期費用(税抜) | 要見積もり | カバー業務 | ・入社手続き・電子申請※・マイナンバー管理・年末調整※ ※オプション |
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月額プラン・料金(税抜) | 300円/人~ ※利用サービスごとに金額が異なる | API・シリーズ連携可能な給与計算ソフト | ジンジャー給与 |
無料トライアル | 1か月間あり | 導入実績 | 18,000社以上(トライアル含む登録者数合計) |
ジンジャー人事労務は、人事労務領域のSaaSを多数展開しているjinjer株式会社の労務管理システムです。勤怠や給与計算、ワークフロー、経費などの労務シリーズを展開しており、複数導入すれば従業員マスタを共通化できます。ほかにも、人事評価・eラーニングなど人材管理サービスも提供しています。
ジンジャー人事労務でできることは主に、人事データーベースの構築と、入社手続き・マイナンバー管理の効率化です。電子雇用契約をするには「書類配布オプション」を、電子申請を含む社会保険手続きに対応するには「社保手続きオプション」を、年末調整に対応するには「年調収集オプション」をそれぞれ追加する必要があります。
カスタマイズしやすいデータベースが特徴で、健康診断結果や面談記録、貸与品管理など多様な項目を設定でき、項目の表示順も自由に編集可能です。顔写真付きの組織図を作成でき、ドラッグ&ドロップで異動のシミュレーションもできます。
利用者50人までの場合は月10,000円で初期設定サポートやメール・電話サポートを受けられるサポートプランがあり、人事労務を兼任していたり、システム導入に不安があったりする場合も安心できるでしょう。利用者51人以上の場合も、プロダクト料金合計額の30%/月で同様のサポートが受けられます。
- 給与明細項目のカスタマイズ性が高い
- シェアの高い給与計算ソフトと連携できる
- 人事評価やサーベイ、スキル管理など労務以外のシリーズが豊富
- マイナポータル電子申請は非対応
- 勤怠と給与以外の連携にも期待(口コミ)
- アップロードの速度が遅くなる(口コミ)
初期費用(税抜) | 要見積もり | カバー業務 | ・入社手続き・電子申請・マイナンバー管理・年末調整・Web給与明細 |
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月額プラン・料金(税抜) | 要見積もり | API・シリーズ連携可能な給与計算ソフト | 給与奉行クラウド、PCA クラウド給与 |
無料トライアル | 7日間あり | 導入実績 | シリーズ累計導入社数3,000社以上 |
HRBrain労務管理は、人事ソリューションを提供する株式会社HRBrainによる労務管理システムです。タレントマネジメントやスキル管理、組織診断、人事評価などのサービスを展開しています。企業ごとのニーズに合わせてこれらのサービスを組み合わせられます。
HRBrain労務管理の主な機能として、従業員情報を一元管理する社員名簿、入退社手続きの自動化、電子申請、電子署名、マイナンバー管理、Web給与明細、年末調整、源泉徴収票の作成があります。
Web給与明細では、給与明細のカスタマイズやCSV連携が可能です。なお、マイナポータル連携の電子申請には対応していません。
HRBrainでは顧客満足度の高いサポート体制を整えており、初期設定から運用まで手厚い支援を強みとしています。シリーズ3,000社以上の導入実績があり、さまざまな業界の企業で活用されています。
また、HRBrainシリーズはさまざまなサービスとの連携が可能です。AKASHI・KING OF TIME・Chronowisといった勤怠管理システムや、Slack・Microsoft Teamsなどのコミュニケーションツールと連携できます。
ロウムメイト - 株式会社カオナビ
- カオナビ社が提供する労務管理システム
- 必要な機能だけを選べる料金プラン
- 導入後最短2週間で運用開始できる
- 電子申請機能は開発中
- 無料トライアルはないが、デモ画面を確認できる
初期費用(税抜) | 0円 | カバー業務 | ・入社手続き・電子申請・年末調整・Web給与明細 |
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月額プラン・料金(税抜) | 要見積もり | API・シリーズ連携可能な給与計算ソフト | |
無料トライアル | なし | 導入実績 | 「カオナビ」が提供する全サービスの導入社数3,600社以上 |
ロウムメイトは、タレントマネジメントシステムで高いシェアを誇る株式会社カオナビ(グロース市場)が提供する労務管理システムです。ロウムメイトからカオナビにデータ連携できるため、カオナビと併用することで人事と労務を包括的に管理できます。
従業員管理(雇用契約・入社手続き)、年末調整、Web給与明細の機能に特化しており、電子申請機能も実装予定です。
従業員管理機能では、雇用契約書・秘密保持誓約書・個人情報提供の同意書などの書面を電子締結可能。書面はセルの追加・結合や幅を伸ばす操作など、Excel感覚で作成できます。ドラッグ&ドロップで自由に従業員データ項目を作成できる柔軟性も魅力のひとつです。
ロウムメイトは、初めてシステムを使う担当者や従業員でも迷うことなく操作できる直感的な操作画面を強みとしています。また、導入時の専任サポートやセキュリティ対策も充実しています。
月額料金は未公開であるものの、「従業員管理機能のみ」「年末調整機能のみ」といったように欲しい機能だけを選べるため、相場よりも低価格で運用できる可能性があります。
マネーフォワード クラウド社会保険 - 株式会社マネーフォワード
- 帳票作成や電子申請に特化
- 同社別シリーズ併用でほとんどの労務をカバー
- 勤怠や給与を含む11シリーズをまとめて2,980円/月~利用できる
- 操作が直感的でない(口コミ)
- スマホアプリで一部の機能が使えない(口コミ)
初期費用(税抜) | 要見積もり | カバー業務 | ・電子申請 |
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月額プラン・料金(税抜) | 個人事業主向け 900円~2,980円/月 50名以下の法人向け 2,980円~5,980/月 51名以上の法人向け 要見積もり | API・シリーズ連携可能な給与計算ソフト | マネーフォワード クラウド給与 |
無料トライアル | なし | 導入実績 | 課金顧客数300,000以上(法人向け各サービスの利用事業者総数) |
マネーフォワード クラウド社会保険は、フィンテック領域を中心に事業を展開している株式会社マネーフォワードの帳票作成・電子申請システムです。同社は2022年にプライム市場へ移行しています。
マネーフォワード クラウド社会保険は、社会保険の手続きに必要な帳票作成から電子申請、公文書の受領・確認までをクラウド上で行えます。従業員別の対応状況や書類ごとの申請状況を一覧画面で確認できます。電子申請ではe-Gov連携に加えて、マイナポータル連携にも対応しています。
単体ではカバーできる業務が限られているものの、同社では他にも「クラウド勤怠」「クラウド給与」「クラウド人事管理」「クラウド年末調整」などさまざまなソリューションがあり、ボタン1つで簡単に情報を連携できます。クラウド給与と連携すれば、従業員情報や給与情報を再度入力する手間が省けます。
スモールビジネスプランは月額2,980円から、ビジネスプランは月額4,980円から11サービス(会計・請求書・経費・債務支払・勤怠・給与・社会保険・年末調整・マイナンバー・BOX・契約)をまとめて利用可能です。51人以上の法人は、別途見積もりが必要になります。
マネーフォワード クラウド年末調整 - 株式会社マネーフォワード
- 年末調整に特化
- 同社別シリーズ併用でほとんどの労務をカバー
- 勤怠や給与を含む11シリーズをまとめて2,980円/月~利用できる
- 写真の添付を自分が必要かわからないときなど、もう少し制度に関する説明を記載してほしい(口コミ)
- マネーフォワードクラウド給与内で完結できると良い。連携作業に手間がかかる(口コミ)
初期費用(税抜) | 要見積もり | カバー業務 | ・年末調整 |
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月額プラン・料金(税抜) | 個人事業主向け 900円~2,980円/月 50名以下の法人向け 2,980円~5,980/月 51名以上の法人向け 要見積もり | API・シリーズ連携可能な給与計算ソフト | マネーフォワード クラウド給与 |
無料トライアル | なし | 導入実績 | 課金顧客数300,000以上(法人向け各サービスの利用事業者総数) |
マネーフォワード クラウド年末調整は、フィンテック領域を中心に事業を展開している株式会社マネーフォワードの年末調整ソフトです。同社は2022年にプライム市場へ移行しています。
マネーフォワード クラウド年末調整は、書類の配布・回収から年税額の計算、法定調書作成、行政機関への電子申告までの業務をクラウド上で完結できます。従業員はPCやスマートフォンから簡単に申告でき、担当者は進捗状況をリアルタイムで確認できます。
同社では他にも「クラウド勤怠」「クラウド給与」「クラウド人事管理」「クラウド経費」などさまざまなソリューションがあり、ボタン1つで簡単に情報を連携できます。
スモールビジネスプランは月額2,980円から、ビジネスプランは月額4,980円から11サービス(会計・請求書・経費・債務支払・勤怠・給与・社会保険・年末調整・マイナンバー・BOX・契約)をまとめて利用可能です。51人以上の法人は、別途見積もりが必要になります。
PCA Hub 労務管理 - ピー・シー・エー株式会社
- 身上変更ワークフローに特化
- 専用ヘルプデスクによるサポート
- 操作ログの記録や2段階認証などのセキュリティ体制
- PCA 給与シリーズとの連携が必要
- 単体の導入ではカバーできる業務が限られる
初期費用(税抜) | 0円 | カバー業務 | ・身上変更ワークフロー |
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月額プラン・料金(税抜) | 450円/人 最低利用料金:月4,500円 | API・シリーズ連携可能な給与計算ソフト | PCA 給与シリーズ |
無料トライアル | 2か月間 | 導入実績 | 要問い合わせ |
PCA Hub 労務管理は、基幹業務系ソフトウェアを企画・設計・開発するピー・シー・エー株式会社が提供する身上申請電子化サービスです。PCAでは給与・会計・人事管理・経費精算・給与明細・年末調整などの多様なソリューションが提供されています。
PCA Hub 労務管理は氏名変更、住所変更、本人連絡先・緊急連絡先変更、通勤経路・通勤費変更、扶養家族変更、口座情報変更の申請書類手続きに対応しています。従業員は上記の変更が生じた際に、オンラインで手軽に申請可能です。
初期費用は無料で月額450円/人、10名から契約できます。2か月間の無料体験も可能です。
複数の労務ソフトがパッケージ化された「PCA Hub HR Suite」では、労務管理・給与明細・年末調整の機能を使用でき、2026年3月20日申し込みまでの期間限定で100円/人(10人単位の契約)で提供されています。
PCA Hub 労務管理はPCA給与シリーズとの連携により利用できます。連携するPCA給与シリーズは、クラウド版・オンプレミス版どちらでも可能です。ただし、他社の給与計算ソフトとは連携できません。
KING OF TIME 人事労務 - 株式会社ヒューマンテクノロジーズ
- 追加費用なしに同社別シリーズの勤怠管理、給与などを利用できる
- API連携できる他社の給与計算ソフトが多い
- エクスポートのカスタマイズ性が高い(口コミ)
- シリーズの単体契約は不可
- マイナポータル電子申請に対応していない
- 多機能すぎるあまりに初期設定がわかりにくく、難しいと感じた(口コミ)
初期費用(税抜) | 0円 | カバー業務 | ・入社手続き・電子申請・マイナンバー管理・Web給与明細 |
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月額プラン・料金(税抜) | 300円/人 | API・シリーズ連携可能な給与計算ソフト | KING OF TIME 給与、マネーフォワード クラウド給与、freee人事労務、給与奉行クラウド、弥生給与 Next |
無料トライアル | 30日間あり | 導入実績 | 58,000社以上 |
KING OF TIME 人事労務は、グロース市場に上場する株式会社ヒューマンテクノロジーズが提供している労務管理システムです。勤怠管理システム「KING OF TIME」のオプションとして提供されており、KING OF TIMEのユーザーであれば追加料金なしで利用できます。
「入社手続き」「従業員項目のカスタマイズ」スターデータで適用日を用いて給与計算に適用する情報を管理できる「履歴管理(時点管理)」、ほかにもWEB給与明細やマイナンバー管理などの機能を搭載しています。
さらに、「勤怠管理」「給与」「データ分析」「システムログ」といったシリーズ製品をまとめて、初期費用0円・月額300円/人という低価格で利用できます。「電子契約」も月6,000円~追加可能です。
KING OF TIMEは他社システムとも連携でき、freee人事労務や給与奉行クラウド、弥生給与 Next、オフィスステーションといった各種労務管理システムとAPI連携できます。
かんたん雇用契約 for クラウド - セイコーソリューションズ株式会社
- 入退社手続きや契約更新、変更に特化
- 給与届出書、交通費申請書なども電子化できる
- 導入設定、ID設定はベンダーが対応
- 単体の導入ではカバーできる業務が限られる
- 文字をもう少し大きく表示するとさらに見やすくなる(口コミ)
初期費用(税抜) | 150,000円~ | カバー業務 | ・入社手続き |
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月額プラン・料金(税抜) | 20,000円~ | API・シリーズ連携可能な給与計算ソフト | 要問い合わせ |
無料トライアル | あり | 導入実績 | 要問い合わせ |
かんたん雇用契約forクラウドは、セイコーソリューションズ株式会社が提供する雇用契約手続きに特化したクラウドサービスです。セイコーソリューションズは、DXを通じて顧客のビジネスモデルの変革を推進することを目指し、さまざまなITソリューションを提供しています。
かんたん雇用契約forクラウドは入社、契約更新・変更、退職などの際の雇用契約手続きを電子化できます。雇用形態や契約区分ごとに収集する情報や承認フローの設定が可能で、さまざまな雇用形態に対応。
入力チェック機能(選択入力、ポップアップガイド)、画像添付機能、住所・銀行検索機能、電子署名・タイムスタンプ機能、アラート機能(契約更新、外国人従業員の在留期間など)を搭載しています。CSVインポート・エクスポートや駅すぱあと連携による通勤手当計算も可能です。
導入費は100,000円~、月額利用料金は管理する従業員数に応じて20,000円~です。導入時の設定(契約書・入力項目設定、組織情報登録、データ移行)はベンダー側が行ってくれます。
社労夢Company Edition - 株式会社エムケイシステム
- 帳票作成や電子申請、マイナンバー管理に特化
- 労災給付を含め94種の帳票に対応
- 特に便利だと感じたのは、電子申請がわかりやすい順序になっていること(口コミ)
- 単体の導入ではカバーできる業務が限られる
- データ保存、抽出がワンクリックでできると良い(口コミ)
- 区分の細かい設定がわかりにくい(口コミ)
初期費用(税抜) | 0円 | カバー業務 | ・電子申請・マイナンバー管理 |
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月額プラン・料金(税抜) | 45,000円~ | API・シリーズ連携可能な給与計算ソフト | - |
無料トライアル | 2か月間あり | 導入実績 | カゴメ株式会社、パーソルホールディングス株式会社、株式会社MCEAホールディングスなど |
社労夢Company Editionは、株式会社エムケイシステムが提供する電子申請クラウドシステムです。同社は社会保険労務士に支持されている「社労夢シリーズ」を展開。そのノウハウを活かし、一般企業向けに開発されたのが社労夢Company Editionです。
入社から退職までの従業員のライフイベントに関わるさまざまな申請手続きを一元管理し、進捗状況を可視化できます。現在利用中の人事・給与システムのデータを取り込むことで、二重入力の手間を省けます。
94種類の帳票に対応しており、社会保険・雇用保険・労働保険・労災給付など、各種申請に必要な帳票が用意されています。電子申請後の公文書は必要な情報が一覧化され、ステータスもすぐに把握できます。
複数事業所の従業員情報も一括管理できるため、複数拠点のある大手・中堅企業も利用しやすいでしょう。手続きの進捗状況は色分け表示やアラート機能で管理することで、申請の遅れや漏れを防ぎます。
- 年末調整に特化
- 一問一答方式と申告書方式を選べる
- マイナポータル連携により電子データで必要な情報を取得できる
- 単体の導入ではカバーできる業務が限られる
初期費用(税抜) | 300,000円 | カバー業務 | ・年末調整 |
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プラン・料金(税抜) | 年間400円/人 利用ユーザー100名単位の課金 | API・シリーズ連携可能な給与計算ソフト | Shalom |
無料トライアル | 要問い合わせ | 導入実績 | 約6,400事業所 |
eNENは、株式会社エムケイシステムが提供するWeb年末調整システムです。約6,400の事業所で利用されており、さまざまな規模の企業で導入されています。同社は電子申請システム「社労夢Company Edition」や「DirectHR」を提供しています。
eNENでは、 初心者向けの「ウィザード方式(一問一答)」と、入力が簡単な「プロセス方式(申告書イメージ)」の2つの申告方法があり、従業員は自身の特性や会社の状況に合わせて申告方式を選択できます。 証明書サンプルを見ながら入力できるためわかりやすく、控除額は自動計算されます。
また、管理者は全体の進捗状況をグラフで把握でき、支店や個人別の進捗状況も一目で確認できます。人事システムから基本情報を取り込み、収集した情報を給与計算へ連携可能。
初期設定費用は300,000円で、契約は100名単位での課金となります。従業員100名以上の企業の場合、利用料は従業員1名あたり年間400円です。1000名以上の場合は別途見積もりが必要です。導入から運用まで専門チームが、既存システムとの連携や運用時の設定をサポートします。
BOXIL SaaS AWARD
「BOXIL SaaS AWARD(ボクシル サース アワード)」は、SaaS比較サイト「BOXIL」が毎年3月4日を「SaaSの日(サースの日)」と定め、優れたSaaSを審査、選考、表彰するイベントです。
「BOXIL SaaS AWARD 2025」の受賞サービス
「BOXIL SaaS AWARD 2025」は、エントリー式で審査する「導入事例セクション」と、「BOXIL」上の口コミデータをもとに定量評価する「BOXILセクション」を設けています。部門1位は、各セクションの基準をもとに選考が行われ、部門ごとに最も評価の高いサービスに付与されるものです。なお、その中から選出された総合1位は「Best SaaS in Japan」として表彰されます。
受賞部門 | 受賞サービス |
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BOXILセクション労務管理システム部門1位 | SmartHR労務管理 |
>>BOXIL SaaS AWARD 2025の詳細はこちら
「BOXIL SaaS AWARD Spring 2025」の受賞サービス
「BOXIL SaaS AWARD Spring 2025」は、2024年中に「BOXIL」上へ新たに投稿された口コミをもとに選出しており、「BOXIL」のカテゴリに準じた部門ごとに計10の称号が付与されます。
SmartHR労務管理 | オフィスステーション 年末調整 |
freee人事労務 | ジョブカン労務HR |
【Good Service】:「BOXIL」上に投稿された口コミを対象に、各カテゴリで総得点の高いサービスに対してスマートキャンプから与えられる称号です。
料金の妥当性No.1 | SmartHR労務管理 |
サポートの品質No.1 | SmartHR労務管理 |
使いやすさNo.1 | freee人事労務 |
サービスの安定性No.1 | freee人事労務 |
初期設定の容易さNo.1 | SmartHR労務管理 |
カスタマイズ性No.1 | freee人事労務 |
営業担当の印象No.1 | SmartHR労務管理 |
お役立ち度No.1 | freee人事労務 |
機能満足度No.1 | オフィスステーション 年末調整 |
【口コミ項目別No.1】:「BOXIL」上に投稿された「口コミによるサービス評価」9項目を対象に、各カテゴリ、各項目において一定の基準を満たした上で、最も高い平均点を獲得したサービスに対して、スマートキャンプから与えられる称号です。
>>BOXIL SaaS AWARD Spring 2025の詳細はこちら
導入経験者に聞いた!労務管理システム選びの注意点
操作性やカスタマイズ性はデモ・トライアルで確認する
操作性やカスタマイズ性は問い合わせやデモ・トライアルで確認する必要があります。企業によって扱いやすいと感じる点や、カスタマイズしたい内容などが異なりやすいためです。
いくつかサービスを絞り込んだら、自社で行いたい運用を具体的に伝え、実際に操作してみることが重要です。
また、労務管理システムは人事・労務の担当者だけでなく、身上変更や年末調整、勤怠打刻など一般の従業員が操作することが多いため従業員目線の操作性も重要です。トライアルの際には、複数人の従業員に協力をしてもらいましょう。
サービスの開発スピードを確認する
導入経験者に行ったインタビューでは、システム開発のスピードについての声がありました。機能開発や改善はどのサービスでも行っていているものの、その対応スピードはベンダーによって差があるようです。
開発スピードが速いベンダーであれば、自社の要望やバグ修正などにすぐ対応してもらいやすいでしょう。問い合わせや商談の際、システムで実現したいことの対応可否や機能実装の予定を確認しておくとよいでしょう。
また、サポート体制が充実しているかは安定運用に至るまでに重要なポイントです。チャットや電話、Web会議などどの方法でどこまでサポートしてもらえるかを聞いてみましょう。
なお、導入時の設定や専任サポートは有料のケースがあります。導入に自社でどれだけリソースを割けるか、クラウドサービスの導入に知見のある従業員がいるかも確認しておきましょう。
労務管理システムの比較ならBOXIL
労務管理システムを選定する際には、次のポイントを比較するとよいでしょう。
- カバーしたい業務範囲
- 料金、無料プランの有無
- 作成が必要な帳票
- 健康保険組合への電子申請の要否
- 既存の給与計算ソフトとの連携可否
サービス比較を負担に感じているのであれば、BOXILでのサービス資料請求がおすすめです。BOXILならサービス提供会社が作成した紹介資料をまとめて入手できます。
1.マイページから各社の資料をまとめてチェック
BOXILであれば、マイページより請求した各社の資料を閲覧できます。請求した資料は会員登録済みの同僚や上長へURLにて共有可能です。
2.比較表で機能や料金からサービスを絞り込み
比較表にて、料金や機能軸にてサービスを見比べられます。サービスを追加・削除して選定に使ったり、共有して稟議に使ったりできます。
3.会員登録すれば無料選び方ガイドも閲覧可能
サービス提供企業が作成した資料のほかに、選び方ガイドやSaaS業界レポートも入手できるようになります。サービス資料とあわせて、ぜひ選定に役立ててください。
BOXILならサービス資料をまとめて請求できます。機能や料金の比較表とあわせて、システム選定を前に進めましょう。
監修

スマートキャンプ 取締執役行役員COO 兼 BALES CLOUDカンパニーCEO
阿部 慎平