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麻宮騎亜 日記

漫画家 麻宮騎亜の日記。仕事の連続の日々ですが、できるだけ更新したい。という希望。

最新のコンピューターも最良なのか?

2006年11月15日 18時22分22秒 | 日常あるいは平穏な日々
ポルシェを形容する言葉で、「最新のポルシェこそ、最良のポルシェである」というのがある。これは、ポルシェがイヤーモデルごとに改変、更新を繰り返し、常に新しいモデルこそがベストであるということの表れだ。 確かにポルシェは発表こそしない部分、発表した部分合わせての回収と更新を毎年のモデルごとに繰り返す。購入者はその買う時期のタイミングの見極めがいつも頭を悩ませることになる。

コレはコンピューターにも当てはまるのか。ただ、コンピューターの場合はハード環境は後から増設したり、ソフトに関してはバージョンアップを繰り返したりといろいろな方法が残っている。車に言い換えれば、アフターパーツでいろいろな部分を変えて行くやり方に似ている。でもコンピューターも結局は大きなモデルチェンジの時に、さて次に出るものは・・・と考えてしまう。

やっぱり同じなのかな。いや、コンピューターの方は新しいものに分があるような気がする。一番のコンピューターのパフォーマンスは処理速度の速さに尽きる。なので、昔の方が味わいがある、なんてことは思わないかもしれないし、僕も思ったことはない。最近MAC-PROに変えた話は前にしたけど、前に使っていたG4は、外付けハードディスクとして、第2の人生を歩むことになった。 実はi-bookがある。第2世代のグラファイト。でも今思うと結構重いし、処理速度は遅いし、使うこともほとんどない。会社の倉庫にはG3やその前のクアドラなんてものもある。考えるとMACユーザーは、MACコレクターにもなりがちなのかな?僕の場合、FXⅡから全てのモデルを買っているような気がする(G5は買わなかった。その頃にはカラーをコンピューターでやらなくなりつつあったので、スペック的には買い換える必要もなかったのだ)。僕の回りに聞いてみても、みな同じような答え。MACはそのデザインにおいても、秀逸でこの点だけは過去を振り返っても味がある。コンピューターで速度のパフォーマンス以外に、好きな点の一つだ。 やっぱりコンピューターは最新のものが良いらしい。早いもの。

そう考えると車はちょっと違うかな?早いだけが車のパフォーマンスではないからだ。ポルシェを例にとるなら、「最新のポルシェは最良のポルシェかもしれない。でも、決して最高のポルシェではない」のだから。 *誤解されないように言うと、最新が最高ではないといっているわけではない。なぜなら最高の車は、そのオーナーが決めることで、定義ではないからだ。





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