12月25日(木)、早朝から辺野古へ。今日は、「平和丸」と「不屈」が海上案内、私は「勝丸」でカヌー隊のサポートにあたった。冬型の気圧配置が緩み、暖かい。太陽が出て、海は群青色に澄み切っている。シュワブ沖を走っていると、小さなミジュンの群れを追って、大きなガーラが水面に跳ね上がった。まさに豊穣の海だ。
今日は10隻のカヌーが練習に出た。航路をまっすぐに外洋へ。今日は12月には珍しい凪ぎで、イノーの中はほとんど波がないのだが、さすがに外洋ではうねりが押し寄せ、リーフには大きな白波が立っていた。そんな海をカヌーは難無く漕ぎきっていく。
23日の琉球新報は、防衛局が1月5日に大浦湾の浮き桟橋を設置すると報じた。海上保安庁のゴムボートが係留され、いよいよ「仮設護岸」(「仮設桟橋」)の工事が始まる。大浦湾に大量の石材が投入される実質的な埋立工事の着工だ。カヌー隊と船団は、全力をあげて阻止行動に入る。もう力をつけたカヌー隊は、大浦湾の強風と高浪の中でも自由にカヌーを扱えるようになっている。
外洋の大きなうねりの中を進むカヌー隊。時々、カヌーがうねりの谷に入り、姿を消した。
今日も旧米軍兵舎の解体工事が進められていた。
海上行動が早く終わったので、久しぶりにシュワブ基地ゲート前の抗議行動に参加した。