十勝岳連峰にある上ホロカメットク山に登っていた男女2名パーティのうち、男性が凍死するという遭難がありました。
富良野山岳遭難、66歳男性死亡・女子学生搬送
読売新聞 2012年3月28日12時17分
男性死亡、女性は救助 十勝岳遭難 「周囲全く見えず」
北海道新聞 03/28 09:51、03/28 15:43 更新
読売の記事では見出しに66歳と出ているので中高年パーティなのかな?と思ってしまいますが、実際には66歳の男性と20歳の女性という編成です。で、女性は両手足に軽い凍傷を負っているものの、命に別状はないとのこと。
※微妙にボケたことを書いていたので訂正
うむむ
北海道新聞の記事によるとテントの中にいたということなので、それなりにビバークの装備はあったのだろうと思います。が、男性は凍死して、女性は軽い凍傷なんですよね。
この記事を読んでいるときにふと思い出したのですが、東日本大震災の被災地にある避難所では、お年寄りの低体温症が問題になっていました。これは暖房などの設備が不足していたことによるものなのですが、それに加えてお年寄りは体温調節機能が弱いことも理由になるのです。
参考URL/高齢者の体温 - テルモ体温研究所
高齢者の方が暑さ寒さに弱くなるのは常識といえば常識なんですけど、では冬山をやるような中高年登山者で、そこまで考えて充分なビバーク装備を持っている人って、どれだけいるんでしょうか?
そういえば数年前にも八ヶ岳で3人ぐらいの中高年パーティが、テントあるのにあっさりとビバーク失敗して凍死していたケースがありました。
トシをとったら若者よりも充分なビバーク装備が無いと危険、という認識が必要なのだと思います。長年登り続けているような人でも着の身着のままのビバークなんてそうそう経験していないはずですから、充分な注意が必要でしょうね。
富良野山岳遭難、66歳男性死亡・女子学生搬送
読売新聞 2012年3月28日12時17分
男性死亡、女性は救助 十勝岳遭難 「周囲全く見えず」
北海道新聞 03/28 09:51、03/28 15:43 更新
※微妙にボケたことを書いていたので訂正
うむむ
北海道新聞の記事によるとテントの中にいたということなので、それなりにビバークの装備はあったのだろうと思います。が、男性は凍死して、女性は軽い凍傷なんですよね。
この記事を読んでいるときにふと思い出したのですが、東日本大震災の被災地にある避難所では、お年寄りの低体温症が問題になっていました。これは暖房などの設備が不足していたことによるものなのですが、それに加えてお年寄りは体温調節機能が弱いことも理由になるのです。
参考URL/高齢者の体温 - テルモ体温研究所
高齢者の方が暑さ寒さに弱くなるのは常識といえば常識なんですけど、では冬山をやるような中高年登山者で、そこまで考えて充分なビバーク装備を持っている人って、どれだけいるんでしょうか?
そういえば数年前にも八ヶ岳で3人ぐらいの中高年パーティが、テントあるのにあっさりとビバーク失敗して凍死していたケースがありました。
トシをとったら若者よりも充分なビバーク装備が無いと危険、という認識が必要なのだと思います。長年登り続けているような人でも着の身着のままのビバークなんてそうそう経験していないはずですから、充分な注意が必要でしょうね。