(上の写真=東京都大田区のワタミグループ本社)
~ワタミ経営者による過労自殺遺族への「回答」~
ワタミ経営者は遺族の申し入れに何も答えていません!
たった1回の「面談」で何をしようと言うのでしょうか?
居酒屋チェーン「和民」で正社員として働いていた森美菜さん(当時26歳)が入社2カ月後に過労自殺した問題で、遺族の両親である森豪さんと森祐子さんが11月1日にワタミ株式会社の渡辺美樹会長ら経営陣に対し、直接交渉を再度申し入れたことに対し、ワタミ側からは11月7日付で「回答」の書面が会社の代理人弁護士から遺族に届きました。ところが、森さんたちの申し入れに正面から回答するものにはなっていません。森さんたちは質問の書面をワタミ側に送る考えです。
ワタミ側の代理人弁護士からの書面は、以下のとおりです。
(引用ココカラ)
前略
貴殿らからの平成24年11月1日付申し入れ書につき、次のとおり回答いたします。
1 まず、当方といたしましては、これまでもお伝えしておりますとおり、損害賠償等につきましては、当職ら代理人を通じたお話し合いをさせていただきたいと考えておりますことを改めてお伝えさせていただきます。
2 ただ、上記代理人を通じた損害賠償等のお話し合いとは別に、依頼会社社長等が出席して貴殿らと直接の面談を行うというご要望には、一回限りで応じさせていただきます。
具体的には、渡邉美樹(ワタミ株式会社会長)、桑原豊(ワタミ株式会社社長兼ワタミフードサービス株式会社社長)、塚田武(ワタミ株式会社リスク管理グループ長)の3名が出席をして貴殿らとの面談をさせていただきたいと考えております。
なお、代理人を通さない当事者間での直接の面談ですので、労働組合関係者等貴殿ら以外の方々の出席は一切お断りさせていただきます。もちろん、当職らも立ち会いません。また、面談の性質上、双方、録音はしないことも前提とさせていただきます。
もし、このような前提で面談に応じていただけるようでしたら、日時・場所を調整させていただきますので、当職らまでご連絡いただきますようお願いいたします。
以上、用件のみにて失礼いたします。
草々
(引用ココマデ)
ワタミの経営者らは何か勘違いをしているのではないでしょうか。遺族が求めているのは、森美菜さんがなぜ死に追いやられたのか、その原因を解明するための協議と、その場で説明・交渉できる経営責任者および業務責任者の出席です。いったい「一回限り」で応じるという役員らとの「面談」は何を意味しているのでしょうか。録音をしないという「条件」は、どういうことなのでしょうか。
今回の書面に対し、不明な点があまりにも多いため、遺族側は今後、ワタミ側に説明を求める書面を送る考えです。
http://www.nikkei.com/article/DGXNASDD080EU_Y2A101C1TJ2000/
そして桑原社長。もちろん、回答してくれますよね。
自分は、藍屋の時の部下でしたから。
10月30日にワタミ社の広報にメールをいたしましたが、いまだにご回答が
いただけません。
メールの内容は以下の通りです、もしブラック企業でないというのなら、抗弁して
ください、メールがいただけない場合は完全なブラック企業だと考えます。
ワタミはブラック企業ですか? ユニオンや報道などを見ていると
かなりのブラック企業ですが、事実なのでしょうか?
また長時間労働をして過労死した女性の葬儀も渡辺会長は行かなかったのですか?
労働時間だけ見ると、労務管理が全くできていませんが、ワタミ側の主張としてはやはり報道の通り
労務管理は完璧だったのですか?
以前にも大阪で労基署に申告した社員を解雇にして労基署に行く社員は脅威といったのは事実でしょうか?
また、ある時は会社説明会にて、労働組合は不要だとの意見をワタミが主張したのも事実ですか?
ユニオンや報道・ネットなどを読んでいますと、渡辺会長を教祖とする、カルト宗教にも思えますが、
事実はどうなんでしょう?
いろいろ質問が多くて失礼しました、私もワタミで食事をするこもありますし、また、そんな労務管理が最悪で
社員を奴隷の如く扱う企業で食事をするのは控えたいと思いメールをいたしました。
またワタミ社の株を購入することも上記が真実であれば迷います、もし事実と違うのであれば、ご回答をいた
だければありがたいです。
以下のメールを送りましたが無視です、偽善者渡辺美樹には厳しく責任追及するべし。
風俗営業法では、午前0時を越えて飲食店が営業する場合、公安委員会の許可が必要です。
但し、酒類を出さない場合、規制がかかりません。
「いかにして事件から逃げるか」という意図のみであることなど、中学生や高校生でも充分理解できるではありませんか!
一部上場かつ全国展開しているワタミの企業体質、さらに
幹部の人間性とは、一体何なのか疑問と不信は募るばかりです。
まだ26歳、将来への夢やお客さんに喜んでもらいたいとの想いを手に入社した美菜さんを、無念の自死に
追いやったワタミの幹部は何者、あるいは何様のつもりなのか。
連中の身体に、体温のある赤い血が流れているとは思えず情けない限りです。
した
あの頃、嫌と言うほど読まされた理念集の中の一節にこんな言葉がありました。
「休むな。逃げるな。勝つまで戦え。」…
今、ワタミがやっていることはまさにそれを否定するものです。
私がワタミを辞めてからもうすぐ10年。正直、森さんの話は最近になって知りました。
ここで、当時のことについて触れるのは適切ではないし、書いたら書ききれぬほどのエピソードが有りますが、この問題の解決のきっかけになる一助になるのであれば何でも協力させて頂きたく思います。