ホンダは、新型の原付スクーター「Dunk(ダンク)」を、2014年2月20日に発売する。3日に発表した。50ccスクーターの新型モデルは2002年以来12年ぶり。新たに開発したエンジンは、排気量50ccのサイズで初めてアイドリングストップシステムを標準装備。力強さと、優れた環境性能をアピールしていく。 ターゲットは男子高校生など若者層で、低迷する原付1種市場の活性化を狙う。テーマは「若者の通学や通勤、さらには普段の生活の楽しみを広げるスクーター」。市街地を想定した燃費性能は1リットルあたり56.6キロと、従来の原付スクーターと比べて10%向上した。 原付1種の国内新車出荷台数は、メインユーザーである若者のバイク離れで2013年には約23万9000台と10年前と比べて5割以上落ち込んでいる。