小中高生の読書実態を定点的に調査している全国学校図書館協議会「学校読書調査」2024年版が発表された。小学生の書籍の月間平均読書冊数は13.8冊と史上最高を更新した。私が『「若者の読書離れ」というウソ』という本を出版して以降は多少、誤解がとけてきたが「子ども・若者の本離れ」という半世紀以上くりかえされている言説は、この四半世紀に関して言えば間違っている。学校読書調査の詳細を掲載した「学校図書館」2024年11月号を元に、子ども・若者の読書の現在について見ていこう。 雑誌は過去最低を更新、書籍は小学生が過去最高を更新 まずは月の平均読書冊数と不読率(月に1冊も読まないと答えた0冊回答者の割合)からだ。 不読率は小学生62.4%、中学生65.3%、高校生76.7%。 小中高いずれでも不読率が過去最高を更新した。筆者が学校図書館の司書から中高生の雑誌読書について聞いたり、大学生から直接聞いたりし
貧困と脳 2024.11.27 公開 ポスト なぜだらしないのか? 約束を破るのか? 僕が貧困当事者に感じたいくつもの「なぜ?」鈴木大介(文筆家) 約束を破る、遅刻する、だらしない――鈴木大介さんが長年取材してきた貧困の当事者には共通する特徴がありました。ですが、鈴木さんは、2014年に刊行され10万部のベストセラーとなった『最貧困女子』で、そのことをあえて書きませんでした。それはなぜなのか? 鈴木さんの最新刊『貧困と脳「働かない」のではなく「働けない」』から「はじめに」(前半)をお届けします。 * * * 日本には貧困がある。かつてはそのことに疑問の声を投げかける論者もいた。日本に飢えるようなことはない、すべての子どもが学校に通えるような日本に子どもの貧困など存在しないと吐き捨てる為政者もいた。だが、2024年。もはやこの国が格差社会であることも、事実貧困者が存在する
「年金貰えるの70歳からになったらどうする?」anond:20240124142918への回答です 3行まとめ日本人の平均寿命が延びて、年金も変化してるので現状を正しく把握しよう 年金は老後の生活費の半分以上を支える重要な制度 でも、年金だけでは全てをまかなえないのでそれ以外の準備も大切だよ 簡単な年金制度紹介自営業者の制度:国民年金支払い: 20歳から60歳まで、約2万円/月 支給: 65歳から約6.5万円/月 ※夫婦だと13万円/月の支給 サラリーマンの制度:厚生年金支払い: 65歳まで3.1万円/月(年収400万円の場合) 支給: 約14万円/月(国民年金6.5万円+厚生年金7.3万円) ※一般的な夫婦だと21~25万円/月程度の支給 繰り上げ受給すると減額され、繰り下げ受給すると増額されます。 一生涯受け取れるため、長生きに対する保険としては非常に優れた制度です。 自分の場合どれく
Jaures Yip [原文] (翻訳:大場真由子、編集:井上俊彦) Nov. 27, 2024, 09:00 AM テックニュース 15,765 OpenAIの製品責任者であるニック・ターリーは、ChatGPTユーザーに5つのヒントを教えてくれた。 Matteo Della Torre/NurPhoto via Getty Images OpenAIの製品責任者であるニック・ターリーは、ChatGPTのユーザーは音声モードを試すべきだと話している。 ターリーはChatGPTのユーザーに文書のアップロードや独自のGPTの作り方のヒントを教えてくれた。 OpenAIは2024年初めに最新モデルGPT-4oを発表している。 多くの人々がChatGPTを使ってドキュメントなどを作成したり、仕事のメールを書いたりしているだろう。だがOpenAIの製品責任者であるニック・ターリー(Nick Turl
はじめに最近、LLMへのRAGを用いた文書データの連携等を目的に海外を中心にOCRや文書画像解析技術に関連する新しいサービスが活発にリリースされています。 しかし、その多くは日本語をメインターゲットに開発されているわけではありません。日本語文書は、英数字に加えて、ひらがな、漢字、記号など数千種類の文字を識別する必要があったり、縦書きなど日本語ドキュメント特有のレイアウトに対処する必要があったりと日本語特有の難しさがあります。 ですが、今後、海外の開発者がこれらの課題に対処するため、日本のドキュメント画像解析に特化したものをリリースする可能性は低く、やはり自国の言語向けのサービスは自国のエンジニアが開発すべきだと筆者は考えています。 もちろん、Azure Document Intelligenceをはじめとした、クラウドサービスのドキュメント解析サービスはありますが、クラウドを利用できないユ
出勤日は仕事ばかりで1日が終わり、せっかくの休みも疲れでぐったり……。忙しく働く中で、そんなふうに過ごしている人は少なくないでしょう。 スタートアップ企業で働く会社員でブロガーの円錐さんも、かつてはそんな余裕のない日々を送っていました。しかし大好きな趣味ができたことから、「平日も休日も自分の時間を楽しめる、効率のいい働き方」を実践するようになったそうです。 *** 仕事とプライベートのどちらにも全力投球しているような、パワフルな人に憧れる。でも自分は、そんなパワフルな人間にはなれないな、とも思う。 私は3年ほど前に、今も働いているスタートアップに入社した。新しい価値を提供できるものを作っているという達成感や楽しさはあったものの、スタートアップならではのスピーディーな意思決定に急かされ、終電ギリギリに会社を飛び出すような日々は、だんだんと私を疲弊させた。 そんな折に「観劇」という趣味ができた
日々仕事のタスクをこなす中で、プライベートの「自分や家族のためにやりたいこと・やらなくてはいけないこと」を後回しにしていませんか。 2021年に独自のタスク管理術を紹介した『あなたの24時間はどこへ消えるのか』を出版し、現在1歳の子どもを育てながら働くスワンさんに「仕事もプライベートも大切にするためのタスク管理術」について伺いました。 「休む」ことをタスク化したら罪悪感が減った ついつい「プライベート」よりも「仕事」を優先してしまうという方は多いと思います。スワンさんも著書で、「無意識に仕事中毒になっていた時期があった」と語っていました。 仕事「以外」も大切にするための「タスク管理術」をまとめた一冊 ▶︎『あなたの24時間はどこへ消えるのか』(SBクリエイティブ) スワンさん(以下、スワン):会社員だったときは、毎日深夜に仕事を終えタクシーで家に帰り、翌朝は定時に出社するような生活でした。
大阪キリスト教短大客員教授 元岐阜女子大学副学長、元週刊文春・月刊文芸春秋編集長。1955年京都市生まれ。78年早稲田大学政治経済学部政治学科卒、同年文芸春秋入社。『週刊文春』『文芸春秋』の編集長を経て、2015年常務取締役、18年退社。現在、大阪キリスト教短大客員教授を勤める。関わった主な記事は、江川紹子との坂本弁護士失踪事件追及、野坂参三密告の手紙、少年Aこの子を生んで、ジャニーズ追及キャンペーン、田中真紀子秘書給与疑惑、村木厚子独占手記、田中角栄の恋文、尾崎豊の遺書など多数。著書に『文春の流儀』。 元文春編集長が「今」語りたいこと 元週刊文春、月刊文芸春秋編集長が、豊富な取材経験を基に、注目の事件・事象を独自の目線で解説。読者に世の中を読み解く上での「気づき」「教訓」を与える。 バックナンバー一覧 SNSに負けたのではない メディアは自主規制に負けた 斎藤元彦氏が再選を果たした兵庫県
孤独な人は世界の感じ方が他の人とは異なることや、孤独の感じ方には遺伝子が関与していることなどが、これまでの研究でわかってきています。脳スキャンとアンケートを組み合わせた新しい研究により、孤独を感じている人は考え方やその表現方法が普通とは異なる可能性が突き止められました。 Loneliness corresponds with neural representations and language use that deviate from shared cultural perceptions | Communications Psychology https://www.nature.com/articles/s44271-024-00088-3 Lonely individuals tend to think and talk in an unusual way, study find
インターネットで世界は良くなる──誰もがそう考えていた時代が少し前にありました。2024年現在、この記事を読んでくださっているあなたはどう感じていますか。 JADEのミッションは「インターネットを良くする会社」。 「インターネットで良くなる」と「インターネットを良くする」。 ひらがな2文字の違いですが、ひと昔前と今とではインターネットに対する捉え方が変化していることを感じさせられます。 この記事では、日本ファクトチェックセンター(JFC)編集長の古田大輔氏をお招きして、JADEファウンダーの長山一石との対談形式でお届けします。インターネットと共に育った世代として、各メディアで編集長を務められた立場と、各プラットフォーム企業で働いた立場から語っていただきます。対談の司会はJADE代表の伊東周晃です。 偽情報、誤情報。スパム、アビューズ、ミスインフォメーション……メディアやプラットフォームは今
概要 ここ1週間で下記の3つを個人開発してみたのでその時の気づきをまとめました。 とにかくMVPリリースを心がける 個人開発においては 「早くリリースする」 ことが何よりも大事だと再認識しました。 作り込みすぎるとモチベーションが続かなくなるため、最小限の機能で公開し、改善を繰り返す方が効率的です。 同じ技術だと楽だけど飽きる 慣れている技術を使うと開発スピードは上がりますが、新しいことを学ぶ機会が減るため、モチベーション維持が難しくなることもあります。 「興味を引く新しい技術やアプローチを少し取り入れる」 のが個人開発を続けるコツだと感じました。 維持費を安くするのが大事 開発後に必要となるランニングコストが意外と大きな負担になります。 今回は 無料枠の多いサービスや低コストのインフラ を選ぶようにして、無理なく運用できる設計を心がけました。 作った後の宣伝が大変 サービスを作るのは楽し
ワタミは10月25日、日本サブウェイを完全子会社化した。グローバル本部であるオランダのSubway International B.V.と、日本におけるサブウェイのマスターフランチャイズ契約を締結し、今後ワタミが国内のサブウェイ事業を展開する。 本件の記者会見に登壇したワタミの渡邉美樹会長兼社長は「カーネル・サンダース氏は65歳で起業して、ケンタッキーフライドチキンを世界ブランドに育て上げた。私も今年65歳になった。今日を第2の創業として彼にならい、これから『サブウェイのワタミ』をつくりたい」と宣言。今後、ワタミの事業は、サブウェイがメインとなっていく見通しだ。 渡邉会長によれば「ワタミには国内外からハンバーガーのチェーンをやらないかと、話を持ち込まれたが、マクドナルドには勝てないと思った」とのこと。マクドナルドに勝てる強い商材、ブランドを探していたところ、サブウェイにたどり着いた。 「居
スピン経済の歩き方: 日本ではあまり馴染みがないが、海外では政治家や企業が自分に有利な情報操作を行うことを「スピンコントロール」と呼ぶ。企業戦略には実はこの「スピン」という視点が欠かすことができない。 本連載では、私たちが普段何気なく接している経済情報、企業のプロモーション、PRにいったいどのような狙いがあり、緻密な戦略があるのかという「スピン」をひも解いていきたい。 「酔わないと本音でしゃべれないとか、距離が縮まらないとか、そもそもそんなヤツは社会人失格だろ。酒を飲まなきゃ仕事できねえのかよ」 「バカだねえ、そういう場でしかできない情報交換もあるし、人脈も広がるんだよ。実際、世の中で出世したり成功したりしている人間のほとんどはみんな酒好きだろ」 ネット上でそんなアツい議論が今年も盛り上がっている。毎年この時期になると、何かと話題に挙がりやすい「飲みニケーション」の是非についてだ。
香港(CNN) 超党派の米議員が香港についてマネーロンダリング(資金洗浄)と制裁回避の中心地となっていると警告していることが分かった。議員は香港と米国の緊密なビジネス関係の再評価を求めている。香港では中国政府による締め付けが強まっている。 下院の中国特別委員会の超党派指導者は25日、イエレン財務長官に宛てた書簡で、米政府による香港の金融分野への監視強化を要求した。米大手銀行の多くが拠点を置く香港にとって金融分野は国内総生産(GDP)の5分の1を稼ぐ、経済の柱だ。 書簡は、香港が違法慣な慣行の「世界的リーダー」になっていると指摘。これには輸出規制の対象となっている西側技術のロシアへの輸出、イラン原油購入のためのフロント企業の設立、北朝鮮との違法貿易に従事する「幽霊船」の管理などが含まれるという。 議員は、2020年に中国政府が国家安全維持法(国安法)を制定して以来、「香港は信頼される世界の金
建物のがれきを点検するパレスチナ人=21日、パレスチナ自治区ガザ地区北部ベイトラヒア/AFP/Getty Images (CNN) イスラエル政府は24日、有力紙ハアレツに制裁を科すことを全会一致で閣議決定した。イスラム組織ハマスによる昨年10月7日の攻撃で始まった戦争をめぐり、同紙の批判的な報道や、イスラエル政府高官に対する制裁を呼びかけた発行人の発言を理由としている。 ハアレツはイスラエルで最も古い歴史をもち、世界的にも評判の高い有力紙。パレスチナ自治区ガザ全域や隣国レバノンに作戦が拡大する中で、イスラエル軍が行ったとされる虐待に関する調査報道など、批判的な報道を行っていた。 ハアレツに対する制裁はカルヒ通信相が提案した。政府は同紙への広告出稿を停止し、国家公務員や国有企業従業員の購読は全て中止する。 これに対してハアレツは「批判的で中立的な新聞を黙らせる試み」と批判している。 カルヒ
インタビューに応じるウォーレン・バフェット氏=2023年4月11日/The Asahi Shimbun/Getty Images ワシントン(CNN) 著名投資家のウォーレン・バフェット氏(94)は25日、死後の財産について、これまでで最も詳細な計画を明らかにした。 バフェット氏は投資会社バークシャー・ハサウェイの最高経営責任者(CEO)。株主に宛てた書簡のなかで、死の本質について振り返り、亡くなった最初の妻が自分よりも長生きして財産をどのように分配するのかを決めてくれることを願っていたと言及した。 「時の翁(おきな)は常に勝利する。しかし、彼は気まぐれで、実に不公平であり、残酷でさえある。生まれたとき、あるいは、そのすぐ後に人生を終わらせることもあれば、1世紀ほど待ってから訪れることもある。今日まで、私は非常に幸運だったが、やがて彼は私のもとを訪れるだろう」 バフェット氏は、3人の子ども
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